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「いずれは村をつくりたい」勝ちにこだわる男、ビジネスプロデューサー 大長敬典

ここで発信していくのは、GOメンバーのポートフォリオ。
コーポレートサイトだけでは伝えきれないメンバーたちの強みや私生活のあれこれについて、できるだけくわしくお伝えしてまいります。

The Breakthrough Stories第9回は、ビジネスプロデューサーの大長敬典(だいちょうたかのり)。

電通でテレビCMなどを担当したのち、スタートアップのクリエイティブサポートを行うGO のファンド、THE CREATIVE FUNDのビジネスプロデューサーとして2020年に入社しました。

「いずれは村をつくりたい」と話す大長のThe Breakthrough Storiesとは......?

大長敬典(だいちょうたかのり) 
2007年電通入社。テレビメディア のコンサルティング、番組制作、新規事業 開発を経験。その後、ビジネスプロデューサーとしてメーカーや大学、スタートアップのリブランディングやマーケティングを行い、コミュニティスペースの立ち上げや、スポーツ大会などのプロデュース事業など幅広い分野に携わる。主にTHE CREATIVE FUNDのプロデューサーとして出資先のクリエイティブサポートをメインに企業成長のサポートと、それによる社会・自然への貢献を一番重要視している。
見た目とは裏腹に植物を愛し、数多くの植物を所有している。好きな言葉は「#細胞をフルに動かす気持ちよさ」。(見出し画像は自分との戦いをトライアスロンで表現していた時代のもの)

電通から、スタートアップの伴走者へ

——GO入社前の経歴を教えてください。

2007年に株式会社電通に入社しました。そこから10年間、テレビ局との仕事(全国にあるテレビ局の枠の買い付け、番組制作、スポーツイベントなど)を担当してから営業へ異動に。京都支社では、主に京都のクライアントを中心に、CM制作、メディアプランニング、イベント実施など、広告営業全般を担当していました。

前職の電通時代、プロデューサーとしてイベント運営をしていたとき

——GOにはどういったきっかけで?

電通京都支社がシェアオフィスとコワーキングスペースを立ち上げたのですが、その運営に携わったことが最初のはじまりです。コワーキングスペースでは、ベンチャー企業を対象にアクセラレーションプログラムを実施していました。ちょうどその頃、電通の同期で今はGO FUND*の代表である福本(龍馬)から「GO FUNDを立ち上げるから、ビジネスプロデューサーになってほしい」と言われて。福本のことはGOの立ち上げ当時から応援していましたし、よく連絡を取り合っていた仲だったのでジョインを決めました。

*GO FUND……現 THE CREATIVE FUND、以下FUND。GOが出資しているスタートアップ企業に、クリエイティブ・PR・ブランディングなどのサポートを行う事業。

——今までのキャリアでターニングポイントとなった仕事はありますか?

GO入社当初に経験したFUNDの立ち上げだと思います。立ち上げがコロナ禍の最中だったこともあって、ファンドの設立イベントをオンラインで実施しました。自分にとってはかなり大きなチャレンジでしたが、当日のシミュレーションまで細部に行った結果、イベントは大成功。反響も大きく、良い経験になりました。

——代理店の営業からベンチャーキャピタルへ。ずいぶんと違う方向へ進みましたね。

もちろん、当時はファンドの知識なんて全く持ち合わせていませんでした。でも配属されるからには学ばないといけないこと、そして投資家やスタートアップ側から学ぶことも多くあって、今も学びの日々です。

——GOに入社してから、1番うまくいった! と思う仕事はありますか?

ペットウェルネスのサービスを展開している、PETOKOTOのリブランディングです。

PETOKOTOの伴走をしているなかで、リブランディングから現在に至るまでのブランドストーリーを代表の大久保さんが熱く語り、IVSという日本最大級のスタートアップカンファレンスで優勝したということがありました。この結果の一助になれたと思うと嬉しいです。

——GOでどんなプロジェクトに関わっていますか?

国/政党/スタートアップと幅広いプロジェクトを担当しています。FUNDのプロデューサーということもあって、やっぱりスタートアップの担当が多いですね。数多くの企業に携わってきたことで、フェーズによってどういった課題があるかが段々とわかってきました。「限りあるリソースでどこに注力をしていくべきか? 」といった注力するポイントを見極めることも得意です。
各フェーズで区切り、集中して取り組むことを明確にする。それがFUNDの役割だと今は考えています。2021年に経験したPETOKOTOのリブランディングから今に至るまで、経営層と様々な議論をしていくなかで見えてきたことですね。

キャンプ、好きです

——社内ではよく、どんな人って言われますか?

ポジティブで運動神経が良い人。日焼けして肌が黒い。

——社内で、「これは誰にも負けない」と思うスキルはありますか?

チーム一丸となってゴールに向かうとき、一体感を作ること。

——ここからは全員に聞いている質問を。“マイベスト”なコンテンツを3つあげるとしたら?

『遠い空の向こうへ』(映画)
諦めずにやり続ければ、成功は訪れるということを教えてくれる映画。
サポートしてくれる仲間が必ずいることが分かることも良いです。

『スラムダンク』(漫画)
スポーツ漫画の王道ではありますが、やっぱり良いです。チーム活動における大事なことは、この漫画から学びました。

『ダイヤモンド』/BUMP OF CHIKEN(音楽)
ポジティブにさせてくれる曲です。「何回転んで何回迷っても、大事なものが一つあれば良い」っていう歌です。

——今すぐ平日に3連休を取れるとしたら、何をしますか?

真っ先にキャンプへ行きます。

キャンプ中の様子。右が大長

「廃棄物ゼロの村」という桃源郷を目指して

——人生で1番負けられない勝負ってありましたか?

日常にある小さな勝負ごとから、全部負けられないです。電通に入社してから、「常に1位じゃないといけない」と教えられてきました。この環境がすごくよかったんだと思います。なんでも1番を目指すことは重要だと思います。

——GOのキーワードは「変化と挑戦」です。大長さんにとっての変化と挑戦は?

今日も明日もずっと「変化と挑戦」です。日々知らないことにチャレンジしている感じがあるので。

実は昔から、「廃棄物ゼロの村」をつくりたいと思っているんです。村の真ん中に川が流れていて、河岸にはこだわりの家を建てている人がいて......というのは見た目の話なんですが、日本全国、ひいては世界中にこの「村」のような場所があるといいなと思っています。シンプルに「自然に囲まれて生きていきたい」と思っているだけなんですけどね。
なので、自分にとっての挑戦は「村づくり」。いつか必ず実現させます。


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