2021年に2001年のVシネマを観た感想
皆さんこんにちは、ユウリです。
私はこの5月初頭にとある作品に惹かれ、ものの見事にその作品の虜になってしまいました。その作品は時間をテーマにしたヒーローモノです。
全51話が放送され、タイトルにもある通りVシネマが1本存在しているんですよね。
さて、そろそろ皆さんはそのタイトルが気になるところでしょう。
すでにお察しの方は居ると思いますが、さっさと紹介しましょうか。
2000年から2001年にかけて放送されたスーパー戦隊シリーズ第24作目
「未来戦隊タイムレンジャー」
私はこの作品に惹かれてしまい、GWから見始めていてつい先日、視聴を終える事ができました。以下は大まかな目次になります。(題名を記していますがスキップはできません)
目次
・[タイムレンジャーの説明]
・[タイムレンジャーに関して]
・[本題 タイムレンジャーVSゴーゴーファイブ]
・[この怪人、あまりにも弱い....]
・[Wレッドのシーン]
・[タイムファイヤーを忘れていたか?]
・[巨大戦]
・[おわりに]
[タイムレンジャーの説明]
タイムレンジャーってなんだよ!とおっしゃる方にざっくりと説明をします。
西暦3000年の未来の世界、タイムマシンなどの時間を渡るシステムが普通になっている社会。そんな便利なマシンがあるという事は、当然それを悪用する輩も存在している。タイムマシンを悪用されないよう、「時間保護局」という組織が設立されていた。
とある事をきっかけに時間保護局の訓練生4人は20世紀に辿り着く。そこで出会った現代人、浅見竜也と未来から来た ユウリ アヤセ ドモン シオンの4人。
新しい時を刻む為、5人の若者達の死闘がはじまる...!
というのが大まかなタイムレンジャーのお話。
というかいい加減タイムレンジャーって略してもいいですか?以降はTRと略します。この略称、見ていた方は少しニヤリとするんじゃないでしょうか。これの意味は本編2~3話でわかります。
TRは2000年に放送が始まった「ミレニアム戦隊」です。同時期の仮面の人はクウガさんですね。私は仮面の人の方は詳しくないので語るのは誰かにお任せします。
脚本の小林靖子氏が手掛けるストーリーは非常に良く仕上がっており、私は毎回楽しく見る事ができました。沢山語りたい部分はありますが、それに関しては後々...という事でご勘弁。小林氏は私の身の周りでは「電王」や「アマゾンズ」が有名ではないでしょうか。シリアス(というか重すぎる)なお話に定評のある偉大な脚本家さんですね。
いい加減にタイトルの話をしろってね。はい、タイトルの話をします。(この文章は最低限の解説と、私の感想で構成していきます)
[本題 タイムレンジャーVSゴーゴーファイブ]
今回私が語ろうと思った作品はVシネマ「未来戦隊タイムレンジャーVS救急戦隊ゴーゴーファイブ」(2001年3月9日発売)の事です。
またあらすじのようなものを語ると飽きられてしまうと思うので本当に簡潔にしますね。
TRの前作、救急戦隊ゴーゴーファイブ(以降GV)のクロスオーバー作品となっている。「オーレンジャーVSカクレンジャー」から始まるVSシリーズの6作目にあたります(ゴーゴーファイブの単独Vシネマを含めると7作目)
私はGVを見た事がないので、多くは語れませんがこの映画(Vシネマですが面倒なので映画と言わせてください。マジで。)はTRを主軸にGVのメンバーや敵が関わるという話なので、あまり知識を要求されなくて助かります。今回は直接的なワードはなるべく避けますが、一部ネタバレや固有名詞を含みます。ネタバレされても気になったら見るよ!という優しい方が見てください。
さて、物語は2000年の10月25日、火事によるレスキュー活動のシーンから始まります。今回の敵であるボリバルという怪人ですが...。
[この怪人、あまりにも弱い....]
後々出てくる敵の方が厄介なレベルで弱い。しかし40分弱の映画で大ボスが1分程度で倒されてしまうわけにもいきません。
GV側の敵、ピエールのおかげで一命を取り留めたボリバルは今後も厄介なことをしてきます。
この後、TRのメンバーは過去に倒した怪人達と戦う事になるのですが、それがまたツッコミどころ満載なんですよね。
「ドゴールの双子の弟 レアル」「レイホウの姉 ルピア」「オーグの叔父 バーツ」「ゲーマルクの又従兄弟 ディナール」 「ブラスター・マドウの隣に住んでいたシリング」
一族でも似すぎているのは気になりますが、まだわかります。ですが隣に住んでいたシリングに関してはもう何も関係ないと思うんだよね。(ていうか怪人でも住居があるってかわいいね)
敵の策略によりTRとGVのメンバーは過去に飛ばされ、離れ離れになってしまいます。
江戸時代に運ばれたシオンくん(タイムグリーン)がとにかくかわいいのは一旦置いておいて、過去で奮闘するシーンにも見どころが詰まっています。
過去に飛ばされたそれぞれの戦士は色で分かれています。この2戦隊、色や男女比が全く一緒なんですよね。それ故にWピンクなどのシーンは人によって嬉しいと思います。私は初めてゴーピンクのマツリちゃんのお顔を拝見したんですけど、とても可愛らしくて良いと思います。
それに、タイムピンクのユウリも中々負けていません。
この映画ではガンマンに扮してアクションをしていました。今回もお可愛いこと...
アヤセ(タイムブルー)やドモン(タイムイエロー)についても語りたいですが、この2人は本編で魅力的なキャラなのでこの映画では少し味が薄いんですよね。
なので今回は割愛させていただきます。ファンの方はとても申し訳ありません。
[Wレッドのシーン]
時代背景は原始時代だと思います。猿顔ということで原住民に大人気のお兄ちゃんには思わず笑ってしまいました。このシーンの竜也も好きです。(翼竜が飛んでいたり町が見えるのは気にはなりますが...)
浅見竜也のこういう無邪気なところが本当に大好きなんですよね。どんなに辛い場面でも明るくしていく根っからの主人公気質で.....憧れの男です。
おっと、浅見竜也の怪文書はここに書く必要はありません。このWレッドの会話はなかなか心に刺さる言葉が出てきたり、熱い展開が待っています。
ところで皆さん、だれか忘れていませんか?
[タイムファイヤーを忘れていたか?]
そう、忘れもしない、忘れちゃいけないあの男。タイムファイヤー(滝沢直人)です。詳しいことはいずれ語ることになりますが、私はタイムファイヤーが大好きです。
実はこの映画、先ほど01年の3月9日公開と書きましたが、その頃タイムレンジャーの放送は終わって、次作の百獣戦隊ガオレンジャーが放送している頃です。それを踏まえたうえでこの映画を見た人はこう思ったかもしれません。
「滝沢直人、お前そんなキャラだったか?」
なんだか直人のキャラに違和感がありますが、多分こんな事があるかもしれません。
この映画は冒頭に記述した通り、2000年の10月25日に起きた出来事です。つまりこのお話はTR本編のCaseFile35「明日が来ない」の直後に起きている出来事となります。(この話はタイムファイヤーメインのお話です)
恐らく映画の撮影はこの話より前に撮影が行われている可能性があります。なので滝沢直人(タイムファイヤー)のキャラクターが定まる前に映画が撮影されていたのかな、と私は思います。
しかしこの滝沢直人、タック(TRや映画本編に登場するフクロウのロボット)の頼みを素直に聞いてくれたり、GVのメンバーのお父さんの言う事に素直に応じるという好青年になっているのです。本編の活躍もそりゃぁ好きですけど、お前良い奴が過ぎるぞ!?というのが私の率直な感想でした。
他のTR、GVのメンバーが過去に飛ばされ、現代に残された戦士はタイムファイヤーただ一人、かっこよくないわけじゃないじゃないですか。私はタイムファイヤーのかっこよさを伝えるならこの映画が一番良いと思っています。
とにかくタイムファイヤーがかっこいいんですよね。本編を見終わった後にこの映画を見たのもあって見え方が全然違います。
本編のタイムファイヤーももちろんかっこよかったのですが、この映画ではただのヒーローであり、伝説の戦士であるゴーゴーファイブを観測していて、かつテンションの上がっている滝沢直人にギャップを感じます。
これ以上滝沢直人について語っていると文字数がえらいことになるので、この辺で直人の件は閉じさせていただきます。
[巨大戦]
私は友人からしかGVのことを聞いていないのですが、本編でも語られた通りGVのメカは本編終盤でとんでもないことになったそうです。しかしそんなメカの一つであるビクトリーロボとタイムロボが同じ画面に収まったことに感動しました。
そしてとどめはクロスオーバーならではの決着でロボ戦を締めるという王道かつ熱い演出でこの映画のストーリーに終止符を打ちました。
同じような演出を何回もしていても2台戦隊のロボが一緒に戦う展開はやはり胸が躍ります。イケイケドンドンです。
さらに、ブイレックスにタイムロボが乗るという嬉しい合体(?)を披露する、という胸熱なことをして見せました。ロデオっていいよね。
その後のエピローグは両戦隊の良い所が垣間見えるシーンというVSらしい終わり方というEDで幕は閉じます。
[おわりに]
ざっくりと映画の内容を語りながら感想を述べましたがいかがだったでしょうか。直接的なワードを避けながら物語の感想を紡ぐのは結構大変ですね。今後は別の書き方も試してみようとおもいます。
次のノートでは、タイムレンジャーの1話ずつの感想を書けたらいいなと思っています。一応1週ずつの予定ですが、もしも「おい!お前今週やってねーぞ!」となったら言ってくださいね。
今後はタイムレンジャーの感想や、新しく見る戦隊などの率直な感想でやっていくと思います。つまり、ここまでの語彙力はありません。
最後になりますが、私はこの映画、かなり好きな方です。タイムレンジャーという贔屓を抜きにしても良いと思いますよ。
通常より少し短い時間ながらも両方の良さを出しつつ良い物語にまとまっているのが好印象です。
[余談]
そういえば皆さん、知っていましたか?現在放送中のスーパー戦隊45作目「機界戦隊ゼンカイジャー」の放送を記念して、スーパー戦隊のムービーシリーズ作品のBlu-rayが廉価版でお求めやすくなって6月に発売するようですよ。今回取り上げた「VSゴーゴーファイブ」が入ったディスクもあるので気になった方は是非ご購入を検討してはいかがでしょうか。
それはそれとしてゴーゴーファイブも見たくなっちゃったな....見てみようかしら....
というわけで今回はVシネマ 未来戦隊タイムレンジャーVSゴーゴーファイブのお話でした。
お相手はユウリでした。
スーパー戦隊以外でも色々な特撮やアニメなどを見ているので、リクエストがあればその作品に関する記事を書くかもしれません。気軽にコメントお待ちしております。
それでは、また。
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