見出し画像

DDJ-FLX6を全力でおすすめする11の理由

ありがたいことに先日OTAIRECORDさんより頂いたPioneerDJさんのDDJ-FLX6。痒いところに手の届いた新機能満載の『初心者から上級者まで楽しめるDJコントローラー』であります。

先日、自分たちのDJユニットKICKOFFの配信番組(水曜日のキックオフ)にて各機能等ご紹介させていただいたのですが、2週間しか保存期間がないためnoteに簡単に残しておきたいと思います。

そして、この機材は例えば下記のような方に是非おすすめしたい。

①DDJ-400からバージョンUPしたい方
②これからDJを始める方で少し多めにお金出せる方
③レコボvs Seratoで今にも戦争が起きそうなDJチーム
④新機能の大好きDJ
⑤甘えん坊さん(←自分(すぐにDJしたい、重いものに弱い))

では、タイトルにあるとおり早速、おすすめ11個(KICK OFFだけに)紹介していきたいと思います。
(なお、僕の使用しているソフトウエアがrekordboxdjとなるため"レコボ目線"となります。また、かつてDDJ-400→DDJ-800→DDJ-1000と渡り歩いてきた中での個人的意見となりますので購入の検討等のあくまでも参考としてください。)

1、まず軽い

画像1

いきなりですが、、、僕は普段持ち運ぶ時、DDJ-1000を使用しております。
機能コスパ使いやすさは最高ですが、それなりの重量感はあるため、持ち運べるギリギリのライン。(DDJ-1000の本体は6kgあるみたいです。ちなみにDDJ-800は4.7kg)
DDJ-FLX6についてはDDJ-1000の約4割軽い3.8kg
僕のような腰痛持ちおじさんだけでなく、女の子や子供も持ち運べる重さだと思います。

2、PCに挿せばいきなり使える。

画像2

rekordboxのバージョンを最新にしておけば、買ってPCに挿した瞬間使えます。これも嬉しい点。(DDJ-1000の場合、DRIVERをPCにインストールしてからオーディオ設定等して使用します。)

3、電源いらず

画像3

PCの電源で供給されるため電源アダプタがありません。酔ってお店に忘れた等心配はする必要ございません。

4、JOG(クルクル回すところ)が大きい

CDJ-3000、CDJ2000シリーズと同等の大きさ、また、触った質感がCDJ-3000に近い気がする。いずれにせよスクラッチがやりやすいよう配慮されております。DDJ-400に比べ再生位置(針)が表示されるためスクラッチや2枚づかいもしやすい。

5、rekordbox、serato両方に対応

画像4

世界の3大どっち派論争として『お母さん派vsお父さん派』、『きのこの山派vsたけのこの里派』、そして『serato派 vs rekordbox派』というのがあります。(両方好きですが)
今までDJコントローラーについてはDDJ-400等rekordbox用、DDJ-SB3等serato用と機材が分かれていました。(DJイベントでDJコントローラーはあるがserato用で結局持参したという経験もありました。)
これ一台あれば両方に対応できます。
まさに世界平和をもたらした機材であります。

6、曲止めちゃった等対策

画像5

DDJ-FLX6は嬉しい4チャンネル。
細かいですが各チャンネルにLOADボタンがあるため間違ってボタン押して音止めちゃった等の対策をしてくれています。
なお、同じ曲を瞬時に流せるINST.DOUBLE(2枚づかいに使うことが多い)やサンプラーを4チャンネルに指定することもできます。色々と気が利きますね。

7、新時代のエフェクター MERGE FX(新機能1)

画像8

こちらのノブひとつで複数のエフェクトやサンプルをを使って、ビルドアップやブレイクダウン、DROPを好きなように作り出すため、曲にアクセントを加えたり、まったく違ったジャンル(HOUSE→HIP HOP等)の楽曲へ違和感なくミックスすることができます。

画像10

また、MERGE FXは好みのエフェクトにカスタマイズすることも可能でDROPについては自分のSAMPLE音源を使用できたりします。

8、入門から新技まで夢が広がるスクラッチ JOG CUTTER(新機能2)

画像6

こちらもヤバイ。JOGの回転方向(6箇所6パターンに分類)を切り替えるだけでスクラッチ音を出してくれる。
要するにフェーダーを使わず、自動的に音を切ってくれます。
今後これを使い倒す天才が現れるかもしれません。

9、スクラッチDJ待望の機能 SP.SCRATCH(新機能3)

画像9

一言で言えば『思いついたら速スクラッチ』できる機能。
今までスクラッチをする際はスクラッチ音をセットリストに組む等して呼び出して行っていました。これが呼び出すのに探したりして手間がかかる。さらに近年曲の時間や展開が早くなっているので、時間がないなんてことも。
また、それとは別にSAMPLER機能については音を鳴らすのみでした。
しかし、SHIFTを押しながら SAMPLERボタンを押し、PADを押せば即座にSAMPLERの音が擦れるようになります。
初心者だけでなく中級者、上級者にも嬉しい機能だと思います。

10、2曲を同時に操れるDUAL DECK MODE機能

画像7

もしかしたらレコボユーザーにはあまり馴染みのない機能な気がしたので紹介。DUAL DECK モードとは、2 つの異なるトラックを同時にコントロール できる機能です。
例えばDECK1、DECK3の曲をミックスして2曲同時にスクラッチできたりします。(DJM-S11やDDJ-SX2にある機能です。)

11、でもお高いんでしょ〜???

まさかの66,000円(税別)であります。


コスパ最強DDJ-1000でも140,000円。
CDJ-400を1台70,000円で買っていた時代が懐かしい。。

以上おすすめする点をご紹介させていただきました。
もし何か不明点があればわかる範囲でお答えいたしますのでお気軽にご連絡ください。

最後にすでに何件か質問を受けているものから抜粋したものをおまけで載せておきます。

<おまけ1>
逆にDDJ-400と一緒の部分は?
→個人的には音質、早送りボタン等( SEARCHボタン)ない点だと思います。

画像11


SHIFT押してJOGを回すと早送り等できますが、事前にCUEを細かく打っておくとさらに良いでしょう。

<おまけ2>
DDJ-1000とどちらを買うべきか?
→金額、新機能、軽さ重視ならDDJ-FLX6
→現場を想定した使いやすさ、音質、接続関係(他の機材を接続できたりPC2台でB2Bできたりします)重視ならDDJ-1000