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黄色のおばさん

交通安全週間ということで、朝から黄色のジャンパーを羽織り、黄色の帽子を被り、黄色の旗を持ち、T字路に立つ。

一緒に当番だった方は、4歳のお子さんを連れてきていた。

小学生のお姉ちゃん、お兄ちゃんは、今日は運動会らしい。

あー、そういえば花火ドーン!ってなってたね。

忙しいのに。

朝からお疲れ様。

運動会の忙しさや、小さな子を、ちょっと懐かしく感じていたり。

まぁ、近所だというのに、4歳になるまでほとんど会うことがなかった。

その子が、土曜日だからか運動会だからか、時々しか通らない車の運転手に、手を振っていた。

笑顔で振り返す人。

まっすぐ前を見て、通り過ぎる人。

でも、なんとなく、子供の力みたいなものを感じた。

若い力を大切にしなくちゃな、なんて。

帰る時には、遠い所から大きな声で「バイバイ!」って言ってくれた。

私も嬉しくなって、負けずに大きな声で「バイバイ!」って言った。

その後は美容院へ行って、友達のお母さんにカットしてもらった。

子供達の話をしたり、老いることについて話したり、とても楽しかった。

息子も、最近行きつけになった床屋さんへ行き、髪型について相談にのってもらったようだ。

いろんな世代の人達、いろんな職業の人達と話すのが楽しいと感じるようになった。

それは、その人達の考え方が、私の中には無かったり、考えるきっかけを与えられるからだと思う。

私にとっての刺激なのだろう。

もう少し積極的に話しかけようかな。

そんなことを思った。

子供の時には、友達になりたいって、自分から積極的に話しかけていたことを思い出した。

ご近所さんと話すこと、あんまりしていないな。

秋の始まりに、近くの保育園主催の花火を見ながら、そんなことを思った。

地元が好きな私なりの行動をとっていきたいと、そんなことを考えているのです。



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