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始めの一歩

■ 挨拶

初めまして。ゴーイングと申します。
この記事は、長い間机上論でポケモンに触れてきた一人のプレイヤーが
目標を持ってポケモンを始める第一歩目の記録です。

対戦形式はダブルバトルになります。

■ シーズン3(シリーズ2)の目標

2023年2月のレギュレーションはパラドックスポケモンが解禁され、
しかし四災やパルデア図鑑外のポケモンは使用不可の環境となっています。

私が「目標を決めてポケモンをしよう!」と思い立ったのが2月19日。
様々なyoutubeの動画やツイートである程度環境を追ってはいましたが
実際に対戦はしてこなかったので、経験0、知識そこそこの状態でした。

そのため、第一歩目の目標は「シーズン3はマスターボール級に乗る」と
割と軽めな設定としました。

■ 使用したPTと構築経緯

「今まで見てきた情報でずっと強かったポケモンを使おう」
第一の思考停止から考え出したPTが以下画像となります。
全体的に素早さは偏らせず、素の火力が不足しないように組んでいます。

イダイナキバ+ウルガモス

<イダイナキバ>

持ち物:ブーストエナジー
性格・配分:ようき H4 A252 S252
技:ぶちかまし/インファイト/じしん/まもる
テラスタル:鋼

『イダイナキバを通せたら勝てる。』
おそらくマスターへ上がる段階ならば、その思考で勝てると踏みました。
そして使用可能ポケモンとしても「じしん」の通りが非常に良いことから
技はすぐに4つ決まりました。
配分も最速としてサーフゴーを抜くことが必須条件と考えていたため
陽気ASで即決となりました。
持ち物とテラスタイプですが、イダイナキバは1.3倍以上の火力補助が
必要なポケモンだと考えています。
※命の珠W地震で無振りハバタクカミが確定1発(103%~)
一方で特防の低さから、耐久補助もあると動かしやすくなります。
以上の事から、持ち物で火力補強をしつつ、テラスタイプで耐久補助をする方針と決めました。
基本的に後ろから出てスイーパーとして使うため、ブーストエナジーは
最大限活用できる持ち物であると考えていましたし、実際に使っても
ほぼ引っ込めることなく勝ち試合まで持っていけました。
テラスタイプについては、後述しますがフェアリーへの耐性が欲しいため
汎用性の優れた鋼にしました。

色違いの見た目も良い!

<ウルガモス>

持ち物:たべのこし
性格・配分:おくびょう H252 B76 S180 最速コノヨザル(90族)抜き
技:ほのおのまい/むしのていこう/ちょうのまい/まもる
テラスタル:水

現環境では炎タイプが良い仕事をします。
流行っているポケモンとしては、ウインディ、ファイアローが一般的ですが
どうしても先発のハバタクカミやテツノツツミに有利になりたいと考え
蝶の舞持ちのウルガモスを採用しました。
また、ウルガモスはイッカコノヨに対して強いHB振り怒りの粉型、
草テラスタルで粉系の技を無効にしつつギガドレインを使う型など
有名な型が複数あるため、選出誘導にも貢献してくれます。

上記を踏まえたうえで、イエッサングレンアルマにも一番強い型を採用。
初見では型がわからず、脳死行動を通しやすいイエッサングレンアルマは
低ランク帯で多いと踏んでいました。※実際多かったです。
トリックルーム耐性が無いようにも見えるため、蝶の舞が非常に強く
その後虫の抵抗でダメージを与えつつ特攻を削ぐ動きでイージーウィンを
狙うことも可能でした。

<テツノカイナ>

持ち物:とつげきチョッキ
性格・配分:いじっぱり A252 D196 S60 4振りアラブルタケ(55族)+2
技:ドレインパンチ/ボルトチェンジ/ねこだまし/ワイルドボルト
テラスタル:草

単体性能では一番強いパラドックスポケモンだと思います。
直近で滅びパが大きな大会で優勝していたこともあり、
ボルトチェンジなどの択が欲しかったのも採用理由の一つですが
猫騙しが使えて雑に耐久、火力を押し付けられるポケモンは
低ランク帯で扱いやすいのではと考えての採用となります。

結果として後述する問題により出番は少なかったですが
出せそうと思った試合ではほぼ確実に活躍していたと思います。

<ハバタクカミ>

持ち物:こだわりメガネ
性格・配分:ひかえめ H244 B196 C4 D4 S60 最速ミミッキュ抜き
技:マジカルシャイン/シャドーボール/ムーンフォース/こごえるかぜ
テラスタル:フェアリー

現環境で一番重宝される打点を持っていると考えてます。
サーフゴーやイダイナキバ、トドロクツキに対し有利を取っており、
テツノカイナにも抜群で高打点を持てて素早さ操作も可能。
どんな型でも大体仕事ができる優秀なポケモンです。

その中でも今回は試験的な配分を使用しました。
本当はHではなくBへ振った方が硬くはなるのですが、D方面も欲しい場面が
絶対出てくると考え、一旦上記の配分としました。
ハッサムのバレットパンチは無理ですが、ルカリオのバレットパンチならば
A補正+テラスタル+命の珠以上の火力でないと確定2発圏内となります。
中でも詰めの際にイダイナキバの巻き込み地震を使える安心感があり
この配分とした恩恵は非常に大きかったと感じています。

こだわりメガネを持たせるだけで火力は十分高く、ゴーストやフェアリーは
等倍範囲も広いため技が固定されるデメリットもあまり感じませんでした。
一番使わなかった凍える風は、他の技へ変えても良かった程ですが
なんだかんだ強い技なので持たせておくことに損は無いのかなと考えます。

<ヤミラミ>

持ち物:ロゼルのみ
性格・配分:しんちょう H252 A4 B4 D196 S52 4振りアラブルタケ(55族)+1
技:かげうち/おにび/ひかりのかべ/アンコール
テラスタル:ゴースト ※草の方が良いかも

パラドックスポケモンのダメージを見ていると、割と壁込みならば
低い能力部分を補助して余りあるものになると感じました。
また、アンコールが非常に強いため、両方を強く使えるヤミラミは
2月中旬頃にかなり気になる存在となっていました。
ここまでの4匹とも役割として非常に相性が良いため採用しましたが
PTの半分がフェアリー弱点となる欠点が生じてしまいました。
そのため、両壁ではなくロゼルの実を持たせて鬼火を採用しました。
これにより補助の無いハバタクカミに対して堂々と光の壁を張れて
横のウルガモスが余裕を持って積むこともできました。
この動きはイエッサングレンアルマに対してもより強力なメタとなり
当たった場合の基本選出になりました。

また、現環境は初手に特殊アタッカー、スイーパーに物理アタッカーの
構成が非常に多いと感じていいたため、ヤミラミは慎重HDで採用してます。

<ボーマンダ>

持ち物:ぼうじんゴーグル ※おんみつマントから変更
性格・配分:おくびょう H244 B4 C4 D4 A252
技:エアスラッシュ/りゅうせいぐん/おいかぜ/まもる
テラスタル:飛行

今回、念のため警戒しておきたかったのがトドロクツキでした。
私自身、トドロクツキは全体的な能力が中途半端となっており
技も恵まれていないので、あまり評価は高くないのですが
Twitterやyoutubeのコメントで「トドロクツキがクッソ強い」と
称賛する声だけは絶えず見掛けていたので、一応警戒しました。

トドロクツキの弱点は単純に威嚇です。
そのため威嚇枠を探していたのですが、条件としてイダイナキバの
地震をなるべく使い易くなる組み合わせが理想でした。
まず最初にギャラドスを考えましたが、テツノカイナの電気技に弱いこと、
イダイナキバの上を取れないこと、テツノツツミのフリーズドライが
4倍弱点となってしまうことが非常に痛かったため、採用を断念しました。

そこで目に留まったのが、ボーマンダになります。
テツノツツミに対しては引き続き弱く、かつ4体目のフェアリー弱点と
なってしまいますが、追い風を使えるS100族の威嚇枠ということで
他の威嚇枠より今回のPTにマッチしていました。
イダイナキバへの打点を持ちたかったため、エアスラッシュを採用し
火力技として流星群を覚えさせましたが、流石に無振りだと
火力の低さは否めませんでした。

■ PTの使用感

Rank1からマスターボール級までは全てyoutubeのアーカイブにあります。

1日目(Rank1~Rank10)

2日目(Rank10~マスターボール)

戦績としては21戦18勝3敗と好成績。
全体を通しての感想としては、イダイナキバの地震とウルガモスは
思った通り非常に強かったです。
一方、テツノカイナは格闘の通りが悪いと出しづらく、想定していたより
選出率は低かったです。
イダイナキバと役割が被っていることもありますので、次のシーズンでは
別のポケモンを採用しようかと考えています。

また、今回の影のMVPはヤミラミです。
非常に選出率が高く、かつ毎試合仕事をしてくれました。
リフレクターが欲しい場面もありましたが、正直鬼火と一長一短ですので
ロゼルの実持ちのこの型で良かったと考えています。
イエッサングレンアルマに対して必ず先発となりますが、壁を張った後に
何もできなくなる問題がありました。
低ランク帯故に、相手が処理に困っただけで有利は変わりませんでしたが
少々立ち回りを考えておいた方が良い課題として残りました。

ボーマンダは使い易い場面もそこそこありましたが、やはり火力の低さと
フェアリー弱点に悩まされることも少なくなかったです。
ハバタクカミがいる限り、その悩みは尽きることが無さそう…

■ 最後に

来シーズン以降は早々にマスターボール級へ昇格させ、目標順位を設定して
頑張っていこうと考えています。
如何せん今回の戦績が良かったことから、最終3桁ぐらい行けそうでは?
などと考えてしまいそうですが、慢心せず継続させることを第一に
考えていこうと思っています。
あとnoteの書き方も改良できるよう努めます…

シリーズ3 最終成績

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