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note感想🌟 扇言葉(おうぎことば)をご存じですか
西洋絵画の貴族の肖像画をみると
女性は扇を持った姿が描かれています。
優雅ですね〜
うちわなら、日本の夏という感じです。
ボウルルームやホワイエでは、
扇子を使ってコミュニケーションを
されていたそうです。
それが、「扇言葉」です。
「ボールルーム」とは「舞踏室」という意味です。 “Ball"はラテン語由来の言葉で「踊る」という意味があり、それに“room"がついて出来たといわれています。 ですからボールルームダンスとは「舞踏室で踊るダンス」ということになります。
「ホワイエ」とは、劇場やホール等の入口から観客席までの広い通路のことである。 暖炉や団らんを意味するフランス語からきており、主に幕間の休憩や社交の場として使われる空間になっていて、通常はロビーと同じ意味で使われることが多い。
【扇言葉】
・額を横になぞる - あなたは変わった
・両目を横になぞる - ごめんなさい
・手をなぞる - あなたなんか大嫌い
・開いた扇で左耳を覆う - 私たちの秘密を漏らさないでね
津田紀代編著
暗号のやり取りみたい。
地域によって扇言葉の意味合いが異なることがわかります。
例えば、額を横になぞる動作は「あなたは変わった」という意味だったそうです。
しかし、地域によっては「私は喜んでいる」といった意味合いだったこともあったようです。
地域によっても違う!!
暗号を覚えるだけでも大変なのに、それぞれの地域の違いまであるとは難易度高い。
額を横になぞり…
「あなた変わったわね」
がっかり。
実は…
「私は喜んでいるのよ」
奥ゆかしすぎて、迷宮入りしそうです。
スマホがない時代は扇が
その役割を果たしていたようです。
コミュニケーションの達人でなければ、生き抜いていけない恐ろしい時代。
黒夢さん、素敵な記事をありがとうございました♫
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