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note感想🌟 英語教師歴20年以上の私が考える。英語はすぐにできるようにはならないけれど、努力を続けたら昨日よりはできるようになる。
今日は少しだけ皆さんに「英語には、これさえすれば大丈夫!という魔法のような方法はないと思う!」ということをお伝えしたいです。何となくなのですが、私のフォロワーさん達ならこの記事の意図を分かってくださるのではないかなというのと、「そんなの分かってるから、心配しなくたって大丈夫だって!」と思ってくださるかなと思います。
富田さんがnoteを通じて伝えたいこと。
ことわざにしたら…
🔷学問に王道なし
🔷継続は力なり
付け焼き刃ではない本物の英語力をつけて欲しいと願う富田さんのお気持ちがあらわれた記事だと思います。
①語学学習は、「コツコツ」努力を続けていくことが大切です!
「すぐにできるようになる!」だとか、「これだけすれば大丈夫!」というのは、信ぴょう性に欠けると思います。
英語力が伸びる生徒さんは
「きちんと英語学習を続ける生徒さん」
「試験対策であれば間違えたところをしっかり復習している生徒さん」
だと感じています。
逆に言えば…
🔷英語学習を続けられない生徒さん
🔷地道な復習をしない生徒さん
このようなやり方では伸びていかないケースが多いということですね。
また、私自身が英語を学び続けています。愚直に王道と呼ばれる英語学習法を淡々と続けていた大学生時代。やっぱり近道はなかったです。
才能や適正より、何よりも愚直な努力の積み重ね。
王道と呼ばれる英語学習法に近道はないのですね。
英語に興味のある方へのお勧めの学習法としては、自分の伸ばしたい能力(スピーキング、リスニング、ライティング、リーディング、文法、試験対策等)に合った本を1、2冊選んでやりきる→次の本に進むという方法が良いと思います。Youtubeなどを使うことも良いのですが、一旦その分野を網羅している本や参考書を仕上げて、全体像をつかむこと、基礎固めをすることをお勧めしたいです。
あれこれやるのではなく、自分が伸ばしたい能力に合った本を1、2冊、選び、それを仕上げる。
🔷基礎固め
🔷その分野を網羅する
つまみ食いや応用を混ぜるのではなく、まず、基礎を網羅することですね。
「すぐにできるようになる!」という謳い文句は、「すぐにちょっとできるようになった気持ちになれる」と置き換えても良いかもしれません。
上達実感を速攻で感じることよりも、基礎をしっかり身につけた上での臨機応変な対応ができる自然な会話。
近道の魔力にひっかかってはいけないんですね。
②To know is one thing and to teach is another.「知っていることと教えることは別である。」自分が英語ができるからと言って、誰かに教えられるとは限らないし、誰かの英語学習法があなたにぴったり合うとは限らない。
自分が英語が理解できていても、英語を人に教えるためには、思考の過程やどうしたらより良い英語になるのかを言語化して伝える、文法事項を説明するという、別のスキルが必要です。
感覚的に理解していることを説明するのは難しいです。
思考の過程や文法事項を客観的に理解し、説明する能力が求められます。
教えるためには、使えるだけでなく、システム(構造)を理解しないといけないんですね。
また、「TOEICを200点上げる方法」などもたくさん情報としてはありますが、あくまでもその人がどう対策をして点数を上げたかの一例であるという認識をもつと良いと思います。
「スタート地点の英語力」「得意、苦手な分野」「目指す英語力」「学習習慣、性格の違い」など、様々なことを考慮していかないと、真似をしても上手くいかない可能性があります。
ここに出てくるのは、近道の魔力です。
ついつい結果だけを見てしまう。
でも、誰でもそうなれるかというと、みんなそれぞれ条件が違うのだから、必ずしもそうなれるとは限らない。
誰にでも通用するのは、愚直に継続することが力を伸ばすという鉄則ですね。
また、テストの点数だけでは、英語力がはかれない部分もあります。TOEICの文法四択問題1問とっても、回答が見当外れの間違いだったのか、惜しい間違いだった(引っ掛けの選択肢に引っかかってしまった)のか、勘で合っていただけなのか、きちんと明確な理由説明ができて合っていたのか?文法一問を分析したとしても、「合っている」「間違っている」だけでは「本当に理解したのか?」を判断できないことがあります。
点数だけで評価をしてしまう。
でも、細かく見ると、真の理解とまぐれ当たりは違うんですね。
◯か☓だけで判断するのではなく、その答えに明確な説明ができるまで徹底させると、より効果的に学習できますね。
③大人になってから英語を学ぶ過程と、私達が母国語である日本語を習得した過程は別物です。
よく目にする情報として、「赤ちゃんは日本語を学ばないけれど、話せるようになったでしょ??あなたも英語を学ばなくても、大丈夫!」だとか、「英語圏では、赤ちゃんでも英語が話せるようになるでしょ?言葉のシャワーをあびたら大丈夫!」というのがあります。
赤ちゃんと大人では脳の構造が違っています。
赤ちゃんのように吸収することはできません。
🔷文法事項等を理論立てて学ぶ
🔷文の組み立てや発音の仕組みを理解
文法事項やルールを説明する能力が求められます。
結論ですが英語はすぐにはできるようにはならないと思います。でも、継続すれば昨日の自分より英語ができるようになります。一か月後、三か月後、半年後、1年後、10年後という長いスパンで見れば、今より絶対に英語ができるようになります!ただ、「これだけすれば一か月でペラペラ話せるようになる!」」という魔法のような方法は、残念ながらないかなというのが、私の考えです。
継続こそが、本物のそして、最高の魔法ということですね🌟
富田梨恵さん、ご協力ありがとうございました♫
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