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【レイラック滋賀 vs.横河武蔵野FC】試合後コメント

JFL第25節/レイラック滋賀 5-0 横河武蔵野FC(2024.10.20)
26分 奥田陽琉(滋賀)
37分 田部井悠(滋賀)
71分 森本ヒマン(滋賀)
81分 北條真汰(滋賀)
84分 菊島卓(滋賀)


池上寿之監督(武蔵野)

Q.今シーズンワーストの5失点で敗戦となってしまいました。まずは試合全体を振り返って総括をお願いいたします。

「立ち上がり20分くらいまではピンチも少なく、よくやれていたと思います。その後は全てのプレーで相手に上回られたと思います。特に中盤、サイドへのプレッシャーに関しては90分間落ちることがなかったので、我々はサイドの深い位置までほとんど行けませんでしたし、中盤でも自由にさせてもらえず、完全な力負けでした。

 失点に関しては根本的な部分は全て同じで、ボールの失い方であったり、集中力であったり、マークの甘さ、戻りの遅さ、切替のスピード、全て足りていなかったと思います。とは言っても、それを全て想定してやるのが私の仕事ですから、見通しの甘さ、選手起用、試合のマネジメント等の部分で練習から含め、うまく良い方向へ導けなかったのは全て私の責任です。遠くから足を運んでくださった方々に大変申し訳なく思います。」

Q.前節で主力選手の怪我人が複数出てしまったこともあり、センターバックなどは本職ではない選手がプレーしていたりもしますし、後半からは鈴木裕也選手が交代で入ってボランチでプレーしていました。鈴木選手のボランチ起用には、どのような意図があったのでしょうか。

「主力だとか主力でないとかは全く関係なく、出た選手が誰でもやれるように日々のトレーニングから取り組んでいます。今ベストだと思うメンバーを選んでいます。前半0-2というスコアで戻ってきました。裕也を攻撃的なポジションで出したかったのですが、守備が不安定でしたので、まずは失点をしないようにしなければいけない、尚且つ点も取らなければいけないということを考えて守備も攻撃も強度の高い裕也をボランチに入れました。裕也は守備もしっかりできますし、攻撃力もあるので、まずはこちらのペースにしたいとというのもありました。最後の10分~15分くらいで前に上げて勝負をしようと考えていました。結果的に裕也を前に上げたことで、守備のバランスが崩れてしまったかなと思っています。」

Q.試合後のピッチでのミーティングでは、かなり長い時間、選手たちに語りかけていらっしゃいましたが、どんなことを伝えましたか?

「特別なことは話してはいません。ただ、ピッチに立つ責任であったり、我慢強さであったり、欠けているものが沢山あることは伝えました。」

Q.次節はホームで大分戦です。ここのところホームでは連勝できていますし、そこはポジティブなイメージで臨めるのではないかと思いますので、意気込みをお願いいたします。

「危機感をもって入らないとまた同じことを繰り返すと思っています。25試合やって5試合しか勝てていないチームが急に強くなることはありません。アウェイで勝てていないとか連勝がないと言われていますが、今の実力なら当然だと思っています。1試合1試合、1分、1秒が勝負です。良い試合ができるように選手たちと頑張りたいと思います。」

谷本竜一選手(武蔵野)

Q.まずは試合全体を振り返っていかがでしたか。

「久しぶりにスタートから試合に出ることになったので、なんとか長い時間ゼロでいきたいなという気持ちで入ったんですが、なかなかうまくいきませんでした。立ち上がりは良かったと思うんですけど、途中、ちょっと微妙な形で1失点、2失点としてしまって、そこからちょっと後半立て直せなかったなというところがあります。個人的には3失点目のところは自分のところに、すごく反省があったので、もう一回見直して、反省して、これからに生かしていきたいなと思っています。」

Q.谷本選手個人としても、ここまでなかなか波に乗れないシーズンだったのではと思いますが、ここに来て、主力選手の怪我という形ではありましたけれど、せっかくチャンスが回ってきたわけですから。残り5試合、頑張りましょう。

「はい、前期は試合に出ることもけっこうあったんですが、途中からなかなか出られなくなって、今は最後に残留がかかっているという際どい状況で。なんて言うんですか、ここで力を発揮できるかというところが、本当にサッカー選手として真価が問われてくるところだったかなと思うので。もう一度、自分のチャンスが回ってきたときは、必ず貢献したいと思います。」

Q.次節はホームで大分戦です。抱負をお願いします。

「次は絶対に連敗は避けなければいけないですし、今日は5失点してしまって、得失点差を考えても今日の試合でまたもう一度厳しい状況になってしまったと思うので、来週は必ず勝って、もっと上の順位を狙えるように、頑張っていきたいと思います。」

後藤京介選手(武蔵野)

Q.今日はこういう試合でしたけれども、試合全体を振り返っていかがでしたか。

「今のこのサッカーをやっている以上、最初の1点目というのは大事だと思うんですが、そういう中で、監督も言ってましたけど20分過ぎまで良い入りもできました。でも、自分たちがちょっと形を崩してしまったというか、徹底できなかったことに全て尽きるかなと思います。」

Q.うーんただまあ、私は見ていて、スコアほど力の差があったとは思いませんし、なんでこんなに失点してしまったのかという気はしますけども…。最後は気持ちが切れてしまったという感じでしょうか。

「そうですね、そういう部分もありますね。今年は連続失点が多い中で、やっぱりメンタル的な部分はあると思います。相手の勢いを受け止めきれない僕たちの弱さが全てだと思うので。うーんまあ、何とも言えないところですけど。2-0まではともかく、3失点目は獲られちゃいけない試合だったと思います。それを相手が獲ったというところだけだと思いますね。流れ的にも3点目を獲られた方がキツかったと思うので、そこでゲームが終わってしまった感じは選手の中にもあったかなと。そこからまたもう一度巻き返すパワーがなかったというのが今日の試合でした。」

Q.負けたときに、すぐに切り替えればいい試合と良くない試合がありますけれども、今回に限っては、なんというかとにかく早く切り替えた方がいいですね。

「そうですね。監督がガミさんに代わってから良い感じできていて、選手たちの気持ちの中でも下と少しポイント差が離れたという部分もあって、緩みということでもないですが、多少気持ちのゆとりというのがあって、それが今日は出てしまったのかなと思います。そういう中で、試合に出る選手はそういうのも関係なくやらないといけない。そういう雰囲気に持っていかないといけないというのは、改めてこういう敗戦で身にしみて感じました。あと5試合しかないですから、終わったときに、逆に今日の敗戦はプラスになったねと言えるようにしていくしかないですし、そうできるかどうかは自分たち次第だと思うので。試合が終わった後、集まったときに(鈴木)裕也も言ってましたけど、今日はやっぱり少し緩さもあったのかなと。また気を引き締めて、みんなで力を合わせてやっていかないといけないですね。」

Q.次はホームで大分戦です。必ずムサリクの皆さんの前で勝てるように頑張りましょう。

「今日は本当に滋賀まで多くのファミリーの皆さんに来てもらったのに、本当に不甲斐ない試合でした。どうにかして1点獲りたかったですけど、なかなかチャンスらしいチャンスがなかったと思うので、見ている皆さんはすごくフラストレーションが溜まったと思います。来週はムサリクで試合ができますから、ホームで勝つ雰囲気をファミリーの皆さんと一緒に作り上げていきたいと思いますので、来週も勝ち点3が取れるように良い準備をして、みんなと頑張っていきたいと思います。」

山﨑舜介選手(武蔵野)

Q.スコア的にはショッキングな試合でしたが、振り返っていかがでしたか。

「相手に身長が高い選手や能力が高い選手が多い中で、前半はゼロで抑えるというプランでした。あわよくば先制点が獲れれば良いなと思っていたんですが、前半で失点してしまって、その後も2失点目があり、持ち味も何も出せずに前半は終わってしまったと思います。2-0のスコアでもまだ逆転できるチャンスはあったと思いますし、後半の立ち上がりで自分たちの時間帯もあったんですが、そこで点が獲れなくて。で、3失点目を獲られてしまって、そこからはもうチーム全体も士気が下がっちゃって。4点目、5点目とズルズルいってしまった。スコアほどそんなに差はなかったと思いますが、自分たちのやりたいサッカーができなかったというのがいちばんですね。」

Q.今日はこういう試合でしたけれども、山﨑選手ご自身は今シーズン、スタメンの入れ替わりが激しいチームの中で、かなりの出場率でここまで来ていますよね。先々週のクリアソン戦ではゴールもありましたし。私、コメントをお願いしようと思ってロッカールームに探しに行ったら、あっという間に帰ってしまった後だったようでしたが笑。新加入で臨んだ今シーズン、ここまで振り返っていかがですか。

「そうですね、監督も信頼して使ってくれている中で、自分はディフェンスの選手ではありますが、攻撃に持ち味があると思っているので、得点に絡めること、いちばん目に見える結果をというのを示したくて。クリアソン戦ではそれをゴールという形で結果として残すことができたんですが、勝たせきれない、勝ち切れなかったことは本当に悔しいですし、もっと自分自身も突き詰めていかないといけないなとは思っています。」

Q.次節はホームで試合ができますので。アウェイで勝てないのはこのチームがこの順位にいることの原因のひとつだとは思いますが、このところずっとホームでは調子よく来ていますのでね、意気込みをお願いいたします。

「今日もアウェイの地までサポーターの皆さんが駆けつけてくださったのに、本当に不甲斐ない結果を残してしまいました。ホームではこれ以上にたくさんのお客さんが来ると思うので、勝ち点3を取って、また勢いに乗って、まずは残留できるように頑張りたいと思います。」

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