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【横河武蔵野FC vs.ヴェルスパ大分】試合後コメント

JFL第26節/横河武蔵野FC 1-2 ヴェルスパ大分(2024.10.27)
19分 小倉貫太(大分)
43分 今村優介(大分)
66分 大桃海斗(武蔵野)


池上寿之監督(武蔵野)

Q.5-0で敗戦だった前節からスタメンを大幅に入れ替えて臨んだ試合でしたが、まずは全体を振り返って総括をお願いいたします。

「まずは、負けてしまいましたが、90分間最後まで諦めず戦ってくれた選手たちに感謝します。前節の結果、内容、今週のトレーニングのパフォーマンス、コンディションを踏まえ、現状でベストと考えられるメンバーで臨みました。全体的に失点以外の部分ではピンチの数も少なかったと思いますし、ハードワークもよくできていたと思います。

 前半は入りもよく、相手のエリアで試合を進められていたと思います。1失点目に関してはプレッシャーが甘く、自由に蹴らせてしまったこと、ボールが自由に蹴れる状態でラインを上げてしまったこと、セルフジャッジで一瞬身体が止まったこと、この辺りが要因だと思います。2失点目も左サイドの守備の連係ミスで簡単にクロスをあげさせてしまい、逆サイドに流れたボールに寄せきれず、良いクロスを上げられ失点しました。この辺りは前半終了近くでしたので、集中力が切れたかなと思います。

 失点以外のところは悪くなかったので、ハーフタイムは特にテクニカルな指示はしませんでした。ただ、集中力の部分と、動きを止めないこと、この2点だけは伝えました。

 後半はプレーに集中ができていましたので、ボールへの反応や連続性という部分でとても良くなったと思います。チャンスもありましたが1点しか返すことができず、前半の2失点がとても重いものになりました。」

Q.スタメンだけではなく、ベンチ入りメンバーも前節からかなりの入れ替えがありました。以前にお話を伺った際にも、コンディションを見て選んでいるとのことでしたが、特にどういったところを重視して選んでいらっしゃるのか、選手たちに求めているのはどういったところか、ということをお聞かせいただければ幸いです。

「自分では大幅に入れ替えているという感覚はないのですが、その週のパフォーマンス、コンディション(怪我の状態)を見て、結果的にそうなっているのかもしれません。誰が出てもやれると思っていますし、選ぶときは選手を信じて選びます。

 私は練習でできていなかったら試合でもできないと思っています。練習でしっかりパフォーマンスを出している選手が試合に出場するべきだと思っていますし、チャンスを与える必要があると思っています。JFLはちょっと頑張ったくらいで勝てる簡単なリーグではありませんので、選手たちにはとにかく、泥臭く、タフに、アグレッシブにプレーしてほしいと思っています。」

Q.次節はヴィアティン三重戦、西が丘での試合になります。残り4試合、全ての試合に危機感を持って臨まなければなりません。抱負をお願いいたします。

「このチームであと4試合しかできませんので、1日1日を大切に、悔いの残らないように、選手を信じて、自分を信じて全てのパワーを残り4試合にもっていきたいと思います。引き続きご声援の程、よろしくお願いします。」

大桃海斗選手(武蔵野)

Q.後半66分のゴールでした。まずはゴールシーンを振り返ってください。

「セットプレーで自分で決められたらいちばん良かったんですけど、なかなか決められず、流れたところを拓馬さんがボールを持っていって、いやなんかスルーって声が聞こえたんで、拓馬さんからもらうときにスルーしようとしたんですが、ちょっと迷いながらもシュートしたら、たまたま入りました。」

Q.今シーズン初ゴール、というより、いつ以来のゴールなのかなと思って私さっき調べてたんですが、2020年に長野パルセイロでプロ入りして以来、ゴールは初めてですね。

「そうですね、大学時代も4年生の時の天皇杯予選ぐらいしか獲ってないと思います。」

Q.そうでしたか、それはある意味、良い記録になりましたね。試合全体としては2-1で敗戦となってしまいましたが、いかがでしたか。

「内容は悪くはなかったものの、結果としてはこう、前半で2失点してしまったというところで。やっぱり前半に失点するとどうしても厳しい展開になっちゃうので。細かいところの修正は必要かなと思います。はい。」

Q.ここ1か月ぐらい、少しベンチから外れている時期もあったりしましたが、今日は久しぶりに90分フル出場でしたね。

「(怪我をしていた中川)諒真が戻ってきたりとかして、センターバックもちょっとポジション争いのような感じもあったりして。今はまた諒真や鳥居が怪我しちゃったりしているので、今回は使われたという感じです。久々に出ましたけど、誰が出ても同じことができるようにというのは大事なことだと思うので、それを意識して今日は試合に臨みました。」

Q.なるほど。だからこそ今日は勝利という結果がほしかったですね。ホーム2連戦で、来週もホームでできますので頑張りましょう。西が丘での三重戦です。難しい相手ではありますが、抱負をお願いいたします。

「前期の三重のアウェイの試合には自分は行っていないので、相手の映像とかを見ながら、しっかりホームで勝てるようにと思っています。いつもアウェイも含めてすごくサポーターの皆さんが来てくださるので、そういう方々に気持ちよく帰ってもらうためにも頑張りたいなと思います。」

後藤京介選手(武蔵野)

Q.2-1という結果でしたが、前半で2失点、やはり先に失点してしまうという展開が良くなかったという感じでしょうか。

「そうですね。今のサッカーだと、先制点を獲られるのはやっぱり厳しいですね。2点目を獲られた時間帯も悪かったと思いますし。でもその辺りは改善することはできると思います。」

Q.前節5-0で負けたところからは、持ち直せているという手応えはあります?

「そうですね、先週のことは忘れてやろうとは監督も言ってました。先週があの試合で、今日も同じような試合をしていたらサッカー選手として終わりだと思うので、そういう部分では、絶対にやらないといけないという気持ちはみんな自然に出ていたと思います。そこは良かったと思う。メンバーも何人か替わってやっていて、出た選手は高い集中力とモチベーションを持ってやってくれていたのかなと思います。」

Q.相手どうこうではないですが、今日の他会場の結果でまた下との差が詰まってきている感じはありますので、残り4試合、なんとかしましょう。

「チームとして残留という目標がある中で、その目標に向けてどう戦うかというのがすごく大事で。監督も言ってましたけど、今日は本当にピンチらしいピンチはなかったと思います。でも、こっちが集中力を欠いたとき、オフサイドと思って止まった瞬間にやられてしまったので。そういう一瞬の油断というか、足が止まったときにやられちゃっているのいうのが、先週もそうでしたし、今日もそうでした。そういう部分に意識が働くかというのも含めてサッカー選手としての能力だと思いますから、僕自身も含めて、チーム全員の基礎のレベルが上がっていかないと、これからもずっと苦しいままになってしまうと思います。とにかく、残留という目標のために勝ち点3を取ること、そのためにチーム全員の熱量を合わせること。チーム一体となって、より危機感を持って戦わなければと思います。」

小野寺湧紀選手(武蔵野)

Q.90分フル出場は今シーズン初だったんじゃないかなと思います。試合全体を振り返っていかがでしたか。

「監督も言っていましたが、全体を通してあまりシュートも打たれていなかったですし、僕たちがやりたいことというのはできたんじゃないかなと思っています。ただ、失点のところは自分たちの気の緩みの部分で、その緩みというのが、勝てるチームなのか負けるチームなのかの分かれ目だと思っているので、そこはもっと突き詰めていかなきゃいけない部分だなと思います。」

Q.小野寺選手、夏の間は怪我で少しお休みでしたね?

「そうですね、西が丘の滋賀戦(8月24日)で、接触してしまって、それで1か月できなくて。3試合前のクリアソン戦ではスタメンで出たんですが、上手くチャンスをつかめずというところがあったので、次に出るときはしっかりチャンスをつかめるようにという準備はしていたという感じです。このところメンバーに入ったり入らなかったりという感じでしたが、前回はメンバーに入って、でも少ししか出られなくて。で、今回はチームメイトの怪我の状況とかもあって、チャンスが回ってきたというのがあったので、右サイドバックは今年たぶん初めてでしたが、なんとか自分の役割を果たしたい、どのポジションでも求められているところは自分で全うしようという気持ちで今日は臨みました。」

Q.そうでしたか。次節はまたホームの西が丘で三重戦です。抱負をお願いいたします。

「前節と今節で2連敗していて、チームの状況もあまり良くない部分はあるので、そこはなんとか次の試合に絶対に勝つという気持ちは大前提としてあります。今日みたいな気の緩みが、最終的に自分たちが勝てるか勝てないかというところに繋がると思うので、そこを今週、徹底的に詰めていって勝てるようにしていければと思います。引き続き応援よろしくお願いします。」

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