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【ミネベアミツミFC vs.横河武蔵野FC】試合後コメント

JFL第17節/ミネベアミツミFC 1-0 横河武蔵野FC(2024.07.20)
60分 髙木虎之介(ミネベア)

後藤京介選手(武蔵野)

Q.今日は出場はありませんでしたが、試合を見ていていかがでしたか。

「ここ数試合スリーバックでやっている中で、選手たちの中でちょっとチグハグしている部分があるというのは、今日の試合を見ていても感じました。自分たちの時間が作れないというのも、この暑さの中で足をつる選手も出てきたりとか、ボールを握っていない時間が多いぶん、そういうことは少なからず出てきてしまうことなので。もう少しチームとしてどうにかしていかないといけないというところで、そのまま試合が終わってしまったという感じです。」

Q.そうですね、あんまり良いところもないまま終わってしまったなというように私も見ていて思いました。この暑さの中で、土曜日のアウェイの試合ということもあって、仕事をしながらプレーしているウチの選手たちにとってはいろいろと難しい部分はあったかなとは思いますが、ここは勝ちたい試合でしたから。残念です。これで中断期間に入りますが、ここまで16試合終わって3勝9敗4引き分け、この成績については全く満足できませんけども、いかがでしょう。

「毎週の積み上げというようなものが全くないまま、ここまで終わってしまったところがあるので、チームとしてどうしていくべきなのかは考えないといけないと思います。いま出場しているウチの選手の特性を考えると、相手の土俵に立ってしまうとやっぱりキツいと思うので。今日の試合もそうですけど、相手の土俵でサッカーしているのでね。うーん、なんというか、今は最下位が近づいてきて、今日もまた下との差が縮まってしまいましたけど、それもまた人生なので。残り半年、あと14試合ですが、このままこのサッカーをずっとやっていたら勝てないと思うので、目先の勝ち点3じゃなく、継続して積み上げていかなければいけないと思います。」

Q.中断期間で1か月ありますから、もう一度なんとかしなければというところですね。

「ただもう、ここまで来ちゃってるので、僕たちがどうこうできる問題ではないと思いますからね…。選手は平日の仕事が終わってからも、ちゃんと来て練習しっかりやっていますし。毎回こう変わっちゃうような試合をやっていたら勝てないので、どこかでチームの指標を出さないといけないと思います。今は相手のミスを待っているようなサッカーですから。自分たちで主体となってボールを握りながらサッカーをしていたときが、見ている人たちも面白かったと思います。やっている選手たち自身も面白いなと思いながらやってました。今は選手も楽しくやってないのが現状だと思うし、それはやっぱり見ている人たちも楽しくないと思うので。先週のようにたまたま2点入ったり、本当にたまたまが重なって何試合か勝てるかもしれないですけど、継続しては勝てない。やれる選手がいるのにこういうサッカーになってしまっているのは、もったいない。そこはもう、僕たちが決めることじゃないので何とも言えないですけど。」

Q.遠くまでサポーターの皆さんも応援幕を持って来てくださって、この暑い中、応援してくださってましたから。中断明けは西が丘でナイターでできますから、カッコいいプレーを皆さんに見ていただけるよう、がんばりましょう。

「そうですね、わざわざ宮崎まで来ていただいて、いやほんとに、不甲斐ない、申し訳なさしかありませんけども。今日の内容が全てで、見ている皆さんも、暑い中でも選手たちは頑張っていた、ぐらいしか感じられなかったんじゃないかと思います。みんな一生懸命やっているのは確かで、今は本当にそれぐらいしかないんですよね…。人生こんなに負け続けることないんでね。うんでも、自分たちでも今は楽しくやってないと思いますから、仕事しながら、それでもサッカーやってるんだから、楽しくやらないと意味がないと思うので、そこは忘れないようにしたいですね。1週間休みがもらえるので、しっかりリフレッシュして、再開試合も1週間早くなりましたから、夏の暑い中ですがみんなでモチベーション高くやっていきたいなと思っています。」

金田拓海選手(武蔵野)

Q.今日は非常に暑い中でしたから、あまり飛ばしすぎないようにという試合だったかなとは思うんですが、それにしてもちょっと、あまり見所もなく終わってしまいましたね…。

「うーん、今はちょっと何も考えられないぐらい、情けない試合だったなと思ってます…。暑さは言い訳にならないですし…。やっぱり今の自分たちは、自分たちから試合を作れていないというか。前節の試合を見ても、相手がある程度つないでくるサッカーをしていたので、前から奪えて勢いに乗れたというようなところはあって。相手次第のゲームがちょっと多すぎると思っていて。やっぱり、自分たちがどういうサッカーをしていくのかというのを定めないと、今後も試合が終わったあとに何も残らないというか。前期を振り返って、ちょっとそういう試合が多すぎたなと思います。」

Q.中断明けは西が丘のナイターで、あそこはプレーも映えますから、サポーターの皆さんにカッコいいプレーを見ていただきたいですよね。中断期間中に、どんな準備をしていくか、お聞かせいただけますか。

「そうですね、まず今は、選手たちで話していても、自分たちがどういうサッカーをすればいいのか、ピッチで何をすればいいのかというのがちょっと明確になっていないので。練習の中で少しずつできている部分もあるのかもしれないですが、まだまだ相手ありきのサッカーが多すぎるので、自分たちがどうしていくのかというブレない軸のようなものを、この中断期間中にひとつでもいいので持てればいいなと。チームとして進化した姿で臨みたいと思うので、中断明けの試合では楽しみにしていただければと思っています。」

鈴木龍之介選手(武蔵野)

Q.暑かったということももちろんあるかとは思いますが、ちょっとみんな元気がないプレーでしたね…。

「うーん、これで前期シーズンが終わりましたが、今の順位にいるチームとしての状態を、まさに表すような今日のパフォーマンスだったかなと。チームとして変えていこうという意思はありながらも、本当に気持ちはあっても、やっぱりどう攻めてどうするのかという部分については、方向性も統一感もなくて、なかなか難しい状態ですね…。」

Q.うーんなるほど。ただ、今のお話を聞いて、私は逆に少しポジティブに思ったのは、この現状の問題点をみんな同じように捉えているということです。今日は後藤選手と金田選手にお話を伺いましたが、みなさん同じように、チームの方向性が定まらないから積み上がっていかない、というようなお話をしていて。問題点は共有できているのだから、中断期間はもう、やるだけですよね。

「本当に、良い中断期間にできるかどうかは、自分たち次第ですから。チーム内でも良い競争をして、いろんな選手が出て勝てるようにならないと、チームとしても強くならないですし。8月の暑い時期ですが、全員で必死に練習から一緒に取り組んで、いま現状としては残留争いをしているわけなので、どう残留するのか、全員で意思統一して、それに向けて1試合1試合、絶対に勝ち点を取っていくという気持ちでやるしかないです。まずはしっかりリフレッシュして、すぐに練習試合もあるので、中断明けの試合に向けてやっていきたいと思います。」

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