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【横河武蔵野FC vs.ブリオベッカ浦安】試合後コメント

JFL第22節/横河武蔵野FC 2-1 ブリオベッカ浦安(2024.09.29)
42分 藤森隆汰(浦安)
54分 鈴木裕也(武蔵野)
83分 鈴木裕也(武蔵野)


池上寿之監督(武蔵野)

Q.11試合ぶりの勝利ということになりました。とても嬉しいです。まずは試合全体を振り返って総括をお願いいたします。

「浦安さんのフィジカル能力がとても高く、前で収まらない、後ろもパワー負けしている状態で、全くうまくいきませんでした。前半0-0で帰ってきてほしかったのですが、うまく試合を運ぶことができず失点を許してしまいました。ハーフタイムにDFラインのポジショニングの修正をして、前に推進力を出すために3人交代で入れました。後半に入って、DFラインの修正がうまくいき、セカンドボールを拾えるようになり流れがきているところで、前線のプレッシャーから、鈴木裕也の素晴らしいシュートが決まりました。その後も守備においては良く守れていたので、あとはどこかで最後に仕掛けようと思っていました。結果的に交代で入ったメンバーが起点となり、良い時間帯に得点が取れたと思います。

 得点を取ってからの残りの10分くらいはとても苦しい時間でしたが、同じようなシチュエーションでのトレーニングもやっていますので、そこはトレーニング通りやれたと思います。とにかく良く頑張ってくれた選手に感謝したいと思います。」

 
Q.前節から控えの選手含めて何人かメンバーの入れ替えがあり、若手選手が抜擢されていました。また、ハーフタイムで3人交代の修正もあって、この交代カードの切り方が勝敗を分けたという印象を受けました。ゲームプランやハーフタイムの修正について、差し支えない範囲で構いませんのでお聞かせください。

「メンバー起用についてはコンディションがしっかり整っている選手というところと、日々のトレーニングでパフォーマンスが高い選手を選んでいます。あとは残り9試合というところで、チーム全体の底上げをしてチーム力を上げることがとても重要だと思っていますので、自分の目で見て、試合でやれると思った選手は実績に関係なく起用します。もちろん迷いもありますが、最後は選手を信じてピッチに送り出します。

 ハーフタイムではDFラインが低く、セカンドボールが拾えていなかったので、選手には強気にDFラインを高くしてチャレンジするようにということと、相手にサイドの深い位置までボールを運ばれたら絶対クロスを上げさせないように全力で止めにいくようにと指示を出しました。

 交代については、相手DFのフィジカルが強いと思いましたので、少しでも跳ね返させないように、こちらもフィジカルの強い今村を当てました。石原と鈴木裕也に関しては彼らの攻撃力に期待をして出しました。途中から出場した5人は難しい試合だったと思いますが、それぞれの役割をしっかり果たしてくれたと思います。」

Q.試合後のピッチでのミーティングで、試合の終わらせ方についても話していらっしゃいましたが、どういったところが課題だと感じていらっしゃいますか?

「サッカーは10秒で点が入ります。私自身が経験してきたこともそうですが、このチームも試合の中で10秒時間を使えていれば勝てた、そんな試合を山ほど見てきています。勝つということはそこまで拘らないといけないと私は思っています。後半45分あたりからはキープという指示を出していましたが、攻撃に行ってしまったシーンがありました。もしかしたら選手たちにうまく伝わっていなかったかもしれません。それは私の反省するところですが、そこまで拘ってやらないとJFLでは容易に勝ち点は取れません。ピッチの中で選手たちが今何をやるべきかということをもっと話をして意識統一できるとよいと思います。」

Q.次節は近い順位で戦っているクリアソン新宿戦です。意気込みをお願いいたします。

「とにかく、相手というよりはまずは自分たちがしっかりやれるかだと思っています。よいトレーニングをして、よい競争をして、しっかり戦えるように準備をしたいと思います。」

後藤京介選手(武蔵野)

Q.勝ちましたね!まずは試合全体を振り返っていかがでしたか。

「前半は内容も含めて相手のペースでやられてしまって。ハーフタイムで選手交代もあって少し修正したあとは、うちのペースになり、そこは非常に良かった点ですし、前半1失点で抑えられるかどうかというのは、こういった展開の中ではいちばん大きくて、最少失点で抑えられたことが後半にウチの時間になった要因だと思います。展開としては非常に難しかったですが、勝ちにつながって良かったなと思っています。」

Q.最後の試合の終わらせ方というのは、コーナーで時間を使ってというようなことが意識してできていて、そこは頼もしいなと思って見ていましたが、試合後のピッチでのミーティングで監督からのお話に、反省点として上がっていましたね。

「そうですね。コーナーを取るのか、最悪ゴールキックになるような終わらせ方はしないといけないですし、前に行っている分、そこでやりきらないで結局ショートカウンター食らったりとか、カウンターでそこから前で相手のパワーで押し込まれてコーナーになるシーンもあったので。そういうところはやりきらないといけない部分でもあるし、もっと選手が追求しないといけないのかなと思っています。」

Q.なるほど。今年はここまで勝ち試合が少なくて、今日は特に若い選手も多く入っていましたから、試合の終わらせ方の部分に関しては、まだここから積み上げていけるかなという感じですよね。はい、ということで来週はクリアソン新宿戦です。絶対に勝たなければならない試合だと思いますので、抱負をお願いいたします。

「残りは8試合、今日勝ったことは確かにチームもすごく盛り上がりましたけど、僕の中ではあまり嬉しいという感情が今日は出なくて。どっちかというと、勝ち点3が拾えたぐらいの感覚でいますし、ウチのペースで試合ができなかったことは確かなので。監督がガミさんに代わってから今日はたぶんいちばん内容的にはキツかったと思いますし、前半は特にウチの時間が全然なくて悪かったので、そういう意味では全く満足してないです。結果が全てではありますが、もっと向上できる試合内容だなとプレーしながらも感じていましたし、どっちかというと嬉しさより悔しさの方が大きいですね。久しぶりに勝ちましたが、勝って嬉しいという感じにはあまりならなかったというのが正直な感想です。

 来週の相手も、勝ち点3を取りに来ると思います。直接対決という意味では、僕たちはチャレンジャーの気持ちで勝ち点3を取る覚悟でやらないといけないですし、硬い試合になるだろうという想像はつくので、どちらかが一瞬でも油断したり隙を見せたらやられてしまうと思います。ただ、先週も言いましたが、こういう状況を楽しまなければいけないと思います。今日は前半みんな硬かったかなと思いますから、楽しむことも必要で、そういうところは僕も発信しながらやっていければと。久しぶりの勝ち点3でしたが、連勝しないと順位は上がっていかないので、来週が本当に大事になってくると思う。選手たちもそれは分かっていると思いますから、引き締めるところは引き締めて、しっかりみんなで喜べるようにまた来週もがんばりたいと思います。」

鈴木裕也選手(武蔵野)

Q.3月に決めて以来、今シーズン2点目と3点目でした。素晴らしかったです。まずは同点になった得点からゴールシーンを振り返ってください。

「良い感じで、相手からボールを上手く取れたというところで、完全に相手と入れ替わることができて、キーパーを見たらものすごい高い位置をとってたので、蹴ったら入るかなと思って。上手く蹴れて良かったです。」

Q.私も写真を撮りながらつい声を上げてしまいました。嬉しかったですね。2点目は?

「2点目もそうですね、いつもなら、わりと外に張って待ってることが多いんですが、もう絶対に2点目を獲りに行かないといけないという状況だったので、川戸選手を信じてゴール前に入ったら上手く良いボールが来て、頭を突っ込んだら良いところに入って良かったです。」

Q.試合全体としては、先ほど後藤選手にもお話を聞きましたが、前半は本当に全然良くはなかったところに、後半で少しメンバーを入れ替えて、鈴木選手も入ってという形でした。振り返っていかがですか。

「そうですね、僕自身も役割として、後半にやっぱり1点もしくは2点を獲りに行くというのが明確にあって、正直1失点ぐらいであれば獲りにいける自信はあったので、それが早い時間帯に獲れたということがいちばん大きかったかなと思って。」

Q.なるほど。前節もそうでしたが、失点した後にすぐ取り返すというのができるようになったというのは、ここのところの良い傾向かなと思いますし、今日は逆転までいけて本当に良かったなと思います。来週はクリアソン新宿戦です。一応アウェイではありますが、場所的にはホームのようなものですしね。意気込みをお願いいたします。

「残留に向けて本当に重要な試合であることは間違いないとは思うんですが、僕たちのチーム、あんまり力が入りすぎると、たぶん良い結果にもつながらないかなというところはあるので、あまり緊張せずにというか、みんなが今まで積み重ねてきた試合って内容はどんどん良くなってきてるかなと思うので、本当に楽しむということがまずいちばん大事かなと思います。楽しむことができればたぶん勝てるかなと思うんですよね。うん、みんなで勝てるように、がんばります。」

寺本剛瑠選手(武蔵野)

Q.久しぶりの出場になりましたけれども、まずは試合全体を振り返っていかがでしたか。

「そうですね、相手もけっこう前から来ていて、全然つなげない感じだったんですが、最後に逆転できてほっとしているところがいちばんです。」

Q.寺本選手個人的には、試合出場は去年の7月以来ということになりますね。

「はい、去年のアウェイのブリオベッカ戦以来です。」

Q.1年以上ぶりということになりますが、この1年は寺本選手にとってどういう時間でしたか。

「自分は腐らず一生懸命、上手くなるために、いつでも試合に出られるようにと準備していたので、苦しい1年でしたがそれが報われたかなと、ちょっとほっとしています。」

Q.私おそらく寺本選手のプレーをきちんと見るのは初めてですが、写真を撮るので、選手の身体が仕上がっているかどうか、というようなことにはうるさいんですよ笑。寺本選手、ここ最近はずいぶん身体が締まってしっかりしてきたなという印象を受けますが、身体作りもがんばっているんじゃないですか?

「そうですね、もともと筋トレはしていたんですが、今ちょっと体幹の方にも力を入れてて。自分ちょっと太りやすい体質なので、食事もちょっと考えて、意識してやっていました。そういうこともあって、今日はこういうチャンスをもらって、ゴール決めたかったです。」

Q.何度も良いシュートがありましたね。

「途中までは自分がいちばんシュート撃ってたらしいです。遠くから狙っていこうという意識はあった中で全然決められなかったので、次は決められるようにがんばります。」

Q.今日は後半途中で負傷退場でしたが、足の怪我はいかがですか。

「大丈夫です。そんなに長くはならないと思います。」

Q.それなら良かったです。来週は新宿戦で、残留争いの直接対決でもあります。抱負をお願いいたします。

「はい、次負けたら絶対に意味がないので、2連勝、3連勝としていけるようにチーム全体で良い雰囲気でやっていきたいと思います。」

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