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【沖縄SV vs.横河武蔵野FC】試合後コメント

JFL第28節/沖縄SV 4-0 横河武蔵野FC(2024.11.09)
21分 青戸翔(沖縄)
27分 青戸翔(沖縄)
44分 樋口堅(沖縄)
89分 儀保幸英(沖縄)


池上寿之監督(武蔵野)

Q.4-0での敗戦となってしまいました。選手たちは平日の仕事もある中、沖縄まで遠征してきて、気温差とこの湿度でコンディション調整も難しかっただろうと思います。まずは試合全体を振り返って総括をお願いいたします。

「ここ最近の試合で失点がずっと続いていましたので、とにかく失点をしないように守備の修正を行って、臨んだ試合でしたがうまくいきませんでした。前半の立ち上がりは良かったと思いますが、一番大事なゴール前で攻撃も守備も集中力がなく、決めれない、決められるという勝負弱さが出ました。失点においては守れない失点ではなかったと思いますが、簡単にゴールを許してしまうのは我々の力がまだまだ足りていないのかなと思います。」

このところはハーフタイムに複数人の選手交代があることが多くなっています。それは戦術的な部分も、選手のコンディションの部分もあってのことだと思いますが、監督としては、できればハーフタイムの交代はないまま後半に入れるほうがもちろん理想だと思います。交代はどういった判断で決断していらっしゃいますか?

「勝っていれば交代しません。ほとんどが負けている状態でハーフタイムに入っていますので、動かざるを得ないというところですね。そういう意味では私のスタートメンバーの選択や、試合運びに問題があるかもしれません。」

次節はホーム最終戦、ソニー仙台戦です。レジェンドマッチもありますので、武蔵野ファミリーの皆さんがたくさんきてくださると思います。意気込みをお願いいたします。

「選手が突然上手くなるわけではありませんので、できる限りのことをやって、少しでも勝利できる確率を上げていきたいと思います。また、どういう状況であれ、言い訳はできませんので、試合に出る自覚やプライドをしっかり持って戦いたいと思います。最後まで諦めず、やりたいと思います。」

後藤京介選手(武蔵野)

Q.試合後、しばらく立っていられないような様子でしたが…。まずは試合全体を振り返っていかがでしたか。

「これまでも言っていたように、やっぱりこのサッカーをやっている以上、先制点を獲られるとキツいですね。それがわかっている中での1失点目だったので、選手たちもダメージが大きかったなというのはやりながら感じていました。火曜日に選手だけでミーティングをして、この一戦が大事だというのはみんなわかっていたことで、それで結果が出なかったという事実に対して、やっぱりみんなストレスがかかっているだろうし。試合に出ていない選手たちは不満を持つだろうし。本当にそういう意味では痛い敗戦だったと思います。」

Q.さっき共同記者会見で監督が話していたのを聞いていましたが、どうしてもみんな身体が動かないというようなことをおっしゃっていました。実際、今日は予定よりもかなり暑かったと思いますし、見ていてもみんな身体が重くて、試合後も熱中症のような症状を何人もの選手が訴えていましたし、しんどい試合だったと思います。

「そうですね。でも身体が動く動かないとかじゃなくて、本質の部分で、今日に関して言えば、僕も含めてサッカーを本当に楽しんでやっていたのかなと。暑さとかはもう言い訳にはならない。身体が動く動かないじゃない、本質の部分で楽しめていないんじゃないかなというのは、やりながら思いましたね。」

Q.うーん。火曜日に選手のミーティングをしたというお話でしたね。武蔵野に移籍して3年、後藤選手にとっては、楽しんでサッカーをするということが、ずっとテーマの1つだったと思います。選手ミーティングの時も、楽しんでやろうというような話はしたんですか?

「そうですね、一人一言ずつ言ったので、そういう部分の話をする選手もいました。僕自身は、練習でできても試合でできなきゃ何も意味がないという話をしました。それが勝負の世界だと思います。そこは言ったつもりではいたんですが、結果、こういう試合になってしまった。うーん。残り2試合は、勝ち点を必ず拾っていかないといけない。でも、僕らならやれると思う。最後まで諦めないでやっていかなければと思います。」

Q.うん、そうですね。良かった。後藤選手がそういう気持ちでいてくれるなら。あと2試合、次はホーム最終戦ですね。引退選手のリリースも出ましたし、必ず勝ちたいですね。

「試合前も(石原)幸治と話していましたが、累積で次が出られなくなってしまって。幸治のぶんも、勝ち点3をしっかりとって、良いセレモニーができればと思います。自分たちが置かれている状況を楽しむこともそうですけど、やっぱりサッカーを楽しまないと意味がない。勝ったときの喜びのためにやっているわけですから。勝つためにやるしかない、それをどうやるかというのは、選手たちの間でももっと話さないといけない。責任を持って、最後まで戦いたいと思います。」

行武大希選手(武蔵野)

Q.今日は久しぶりにスタメンでの出場でした。試合全体を振り返っていかがでしたか。

「前半が終わった時点でもう0対3で。自分は最近ずっと怪我でメンバーを外れていて、5-0で負けたアウェイ滋賀戦の時は配信で見ていましたし、今年はアウェイで1回も勝てていないという状況も知っていたので、その状況を変えたかったんですけど。失点するまではそんなに悪くなかったとは思うんですが、それ以降やっぱり連続失点しちゃうところで、誰が出ても同じような負け方をしているというのはチームとしての問題だと思います。今週はみんなでまとまって良いトレーニングができていた中で、この結果なので、ちょっとくるところはありますけど。もう、切り替えてやるしかないと思いますし、ネガティブになってもしょうがないので、今日は完敗だったということ、自分たちの力を認めて、あとは前を向いてやっていくしかないですね。」

Q.このところはしばらく、怪我だったんですね。

「そうですね、青森戦のあとの練習で怪我をして、そこからずっとできていなくて。その間はあんまり負けていない時期もあったんですが、1回負けてからズルズルいっているので、そこを変えてやろうという気持ちで臨んだのですが。いちばん前で出ている以上は、守備よりもやっぱり点を獲ることを求められていると思うので、そこができなかったのは悔しいです。」

Q.まだ終わっていませんから。次がホーム最終戦、必ず勝たなければいけませんので、抱負をお願いいたします。

「残り2試合、次はホーム最終戦で、今日の試合でも話にありましたが、一戦一戦決勝戦のような気持ちで戦わなきゃいけないと思います。今シーズンはサポーターの皆さんにも悲しい思いをさせていると思うので、最後のホームで勝って、勝って兜の緒を締めることができればいいかなと思います。」

山田梨功選手(武蔵野)

Q.今日は後半からの出場でしたが、試合全体を振り返っていかがでしたか。

「前半で0-3で負けていて、自分が入るときにはもうやることは明確だったんですが、まずは点を獲る、これ以上失点しないということに関しては、失点してしまって自分の責任かなというのはすごく感じています。今日のように熱い中でこういう試合になったときに、やっぱり相手はこういう暑さに慣れていて、僕たちはあんまり慣れていない。後半途中で元気がなくなってきたときに自分がチームを引っ張るという、そういうことがなかなかできなかったというのは自分の責任かなと思っています。」

Q.後半からスリーバックの真ん中に入ったという形でしたよね。ハーフタイムの監督からの指示としてはどういった話がありましたか。

「まず、先週スリーバックの練習をやっていて、落ちた相手のところにしっかり3枚でアタックして守るというのは練習の中でも言われていたところではありました。何本かピンチも作られましたけど、自分中心に声をかけてしっかり3枚でアタックできていたところは良かったかなと思ったんですが、やっぱり最後は失点しちゃっているので。隙があったのかもしれません。90分通して、しっかり守らなきゃいけないと思います。」

Q.あと2試合、必ずなんとかしなければならない試合が続きますので。次はホーム最終戦、引退選手も発表もありましたから、そういうことも含めて、必ずホームの皆さんの前で勝ちたい試合だと思いますので、抱負をお願いいたします。

「今日は沖縄まで、いつも遠くまで来てくださっているサポーターのみなさん含めて、ホームではとても熱い応援をしてくださっているので、その方たちに向けてしっかり勝利を最終戦で届けられたらなというように思います。チーム一丸となって1週間しっかり準備したいと思います。」

試合画像(145枚)

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