【クリアソン新宿 vs.横河武蔵野FC】試合後コメント
JFL第23節/クリアソン新宿 1-1 横河武蔵野FC(2024.10.05)
13分 山﨑舜介(武蔵野)
35分 米原祐(新宿)
池上寿之監督(武蔵野)
Q.試合の総括をお願いいたします。
「はい、今日はありがとうございました。ビデオでクリアソンさんの映像を見て、対策を1週間で立てた中で、早めに下がってブロックを作ってよく守れているということが映像を見てわかったので、ウチはできるだけ早く、自分たちのタイミングでラインが深くならないうちに相手の背後を狙うというところで、何回かクロスを上げて、それが上手く当たってゴールにつながったというのがまず1点目です。そのあと、やっぱりクリアソンさんが前に出てきて、そこで2点目を獲るチャンスもあったんですが、そこで獲れなかったのが全てかなと思っています。失点シーンも、ポジショニング的にも僕たちは人数は足りていたんですけどね、素晴らしいヘディングでした。クロス対応もいつも練習しているんですが、やっぱり一瞬、消えたんだと思うんですよね。みんな見失ってしまったんだと思います。
前半は、攻撃面では1本はまったというところでうまくいったんですが、守備のところはなかなか上手くはまらないまま終わりました。後半では、1対1だったので、少し前に圧力をかけたいなということで、スピードのある選手と、あとは左の杉山のところがイエローカードが出てしまったので西見に代えました。西見はボールが蹴れるので、そこから起点を作って攻撃しようということで、ちょっと落ち着いたと思います。後半はウチの方が少しピンチが少なくなったなという感覚がありましたが、その中でまた2点目が獲れなくて、それで少しズルズル下がってきてしまって。最後にビッグピンチが2回ぐらいありましたね。クリアソンさんはもう割り切ってボールを前に蹴ってきていたので、そこはケアはしていたものの、対応しきれずにビッグピンチを招いてしまいました。ただ、最後まで戻って諦めずに守ってくれたので、その点は選手たちが素晴らしかったなと思います。最後は我々にも少しチャンスがあったので、そこで決められれば良かったなというところですが、ギリギリ入らなかった。お互いにタフに戦って、クリアソンさんも素晴らしかったですし、我々の選手たちも素晴らしいパフォーマンスでがんばってくれたと思っています。」
Q.次節はホームで首位の高知戦です。意気込みをお願いいたします。
「先ほど選手たちにも伝えたんですが、今やっていることをしっかり練習通りできれば、首位の高知さんであろうが、順位は関係ないと思っています。試合の中でやれる能力がある選手で、今も実際に見てしっかりやれているので、良い試合はできると思うんですよね。ただ勝てるかどうかというところ、勝負にこだわるというところは普段からやっていかなきゃいけない。それをまた1週間、これはもう僕が監督になって1か月やり続けているんですが、やっぱり勝負にこだわる、得点にこだわるということ、その辺を踏まえて1週間しっかり準備して、勝ちに行きたいと思います。」
後藤京介選手(武蔵野)
Q.まずは試合全体を振り返っていかがでしたか。
「今日は大事な試合だというのはみんな分かっていたと思うし、こういう展開になるのは予想はついていたんですが、ウチがちょっと相手に付き合いすぎたというか。今のミーティングで監督も言ってましたけど、先に幸先良く先制して、そこからのゲーム展開について、2点目や3点目を獲れるチャンスがあったのに、そこで獲れなかった。全てそこに尽きると思います。前半のうちに失点してしまって、それも自分たちのミスから押し込まれてなので、ハーフタイムに話がありましたけど、そこはもっと徹底しないといけない。勝つためには徹底しないと。繋ぐなら繋ぐ、蹴るなら蹴る、そこはもうちょっと割り切ってやった方がいいのかなと思います。」
Q.今日は後藤選手、JFL100試合目でした。でも私が「もうすぐ100試合達成」という話をするといつも、「ふーんそうなんだ、数字は全然気にしていないから」というようなことをおっしゃってましたが笑。Jリーグでの91試合とその前のモンテネグロ1年半、それから天皇杯などもあって、さらに加えてJFL100試合出場というのは、長く続けてこられた証ですから、素晴らしい記録だと思います。JFL100試合の中で特に印象に残っている試合などはありますか?
「うーん、どうなんだろう?あんまりこの試合っていう試合はないですけどね…。ゴールを決めた試合とかは確かに記憶には残ってますけど…。100試合もあんまり意識してないので笑。」
Q.やっぱりそうなんですね笑。まあでもそうなると、今日はゴールを決められると良かったですね。何度もミドルシュートはありましたが。
「そうですね、ゴール狙ってたんですけど。そこまでのパスがあまり通らなくて。今日は全体的にですけど、タッチ数も非常に多くて、ボールも受けづらかったです。前半途中から相手も中盤の守備のやり方を変えてきて、僕のところのマークが厳しくなったのもありました。そうなったときに、僕のミスから流れが相手に行ってしまった場面もあったので、そこも反省しないといけないところです。」
Q.来週はホームで高知戦ですね。首位相手なのでもちろん難しい試合にはなると思いますが、がんばりましょう。
「今のうちのサッカーは、相手がボールを握ってくれる方がやりやすい部分もあると思うので。目の前の試合に勝つことを意識して、勝ち点3を取るためにみんなで努力して1週間がんばっていきたいなと思います。」
中川諒真選手(武蔵野)
Q.まずは今日の試合を振り返って、いかがでしたか。
「前節は良い形で逆転勝利できて、去年からずっと連勝していないので、今日は連勝を目指してがんばって臨んだのですが、なかなか思うようにゲームを進められなくて、勝ち切ることができず、非常に残念な試合だったかなと思います。」
Q.中川選手にとっては今日はJFL100試合目でした。この100試合で印象に残っている試合などあれば、お聞かせください。
「うーん、リーグ戦でということですよね。ちょっと何年前かは忘れちゃいましたけど、アウェイの大阪でセンターバックやってて、点を獲ったんですよ。」(2022年7月24日)
Q.あ、その試合、わたし現地で写真撮ってますね!
「そうでしたね。その試合で、自分がボールカットして、そのまま上がって点を獲れたのは、すごく印象に残ってます。あとは1年目にも1点獲ってるんですけど、PKで獲った試合も印象には残ってます。」
Q.そうなんですね。今年はご結婚なさって、お子様も生まれて、いろいろと変化があった1年だったと思います。100試合はもちろんご家族とお祝いしたいですね。
「そうですね、今までいろいろと支えてもらってきたので、奥さんと一緒に喜びたいと思います。」
Q.今シーズンに関しては、怪我の後ちょっとコンディションがなかなか戻らないような感じでしたね。5月に一度、試合には復帰しましたが、そのあともまた、ちょっと、という感じで。中断明けの復帰戦のときも、まだちょっと身体も重そうで、コンディションまだまだだなと思って見ていましたが、ここ最近、特に前節はとっても良かったですね。
「そうですね、監督が代わって、練習の強度が極端に変わったんですが、それは自分にとっては本当にプラスになったかなと思っていて。コンディションも徐々に上がってきて、90分走れる身体にはなったので、それは良かったかなと思います。」
Q.中川選手がいないとチームも苦しいのでね、がんばりましょう。来週はホームで首位の高知戦です。抱負をお願いいたします。
「やっぱりホームでは負けられないですし、いろいろな方が見に来て応援もしてくれるので、しっかり自分たちのプレーをして、相手は首位なので強いのはわかっていますが、しっかり食らいついて勝てるように臨みたいと思います。」