【JAPANサッカーカレッジ vs.ブランデュー弘前】試合後コメント(2024.10.21)
全社準々決勝/JAPANサッカーカレッジ 4-1 ブランデュー弘前(2024.10.21)
8分 渡辺亮太(JSC)
15分 上元直樹(JSC)
20分 大野秀和(JSC)
42分 境千空(JSC)
58分 岩澤桐人(弘前)
多々良敦斗選手(弘前)
Q.全社準々決勝、4-1での敗戦という結果でした。まずは試合全体を振り返っていかがでしたか。
「しっかりと3連戦をやるといったことを、まずはクリアできたというところは良かったんですが、今日の試合は相手のやりたいことをやられてしまったし、先手を取られちゃいけないなと思っていたのに、すぐに取られてしまったというのが全てかなといったところではありますね。全国レベルの試合で、このレベルの相手にどれぐらいできるかという部分では、なかなかまだ自分たちの現在地としては、弱い方なのかなと思っています。」
Q.今回の全社は、東北リーグ優勝チームとして地域CLの権利持ちでの出場でしたから、大会の目的は「地域CL出場権を取る」ということではありませんでしたが、だからこそ、この大会で得たものも多かったのではないかと思います。
「そうですね。自分の身体がこの連戦でどうなるかという感覚はわかったということと、チームとしての今の弱点部分とできた部分というのはある程度整理できたかなと思うので、そこは良かったと思います。あと2週間ちょっとでどこまで持って行けるかというところ、正直、戦力的には関東などのチームの方が強いのかもしれませんが、そういったチームに対してどのようにやっていくのかというところも考えていかないといけないかなと思いますね。」
Q.ブランデュー弘前に加入した今シーズン、リーグでは17勝1分で優勝し、チームの絶対的な要としてご活躍でしたし、ピッチ外でもラインメール青森に所属していた頃からそうでしたが、クラブと地域のためにいろいろな活動をなさってましたね。この1年、もちろんまだ全然終わっていませんが、まずはここまでの段階でシーズンを振り返っていただけますか。
「うーんそうですね、東北リーグのレベルはかなり低いかなというのは正直な印象でしたね。今の自分たちの立ち位置を知るために、こういった全国の舞台でどれぐらいできるのかといったところでしたが。練習試合などでプロのチームともやっていますが、公式戦の真剣勝負の場で、(すでに地域CL出場の権利を持っている)自分たちの気持ちと、ここで結果を残さないといけない他のチームの気持ちの違いも、正直感じましたし。次の地決では、彼らと同じ気持ちの強さでやっていかなければいけないので、そういったところも含めて、実際に感じられたのは良かったかなというようには思いますね。この1年ここまでの感覚では、ブランデュー弘前というクラブは、まだまだ成長途中というか、いろいろなところをもっともっと考えていかなければいけないなというのは強く感じていて。それは戦力的な部分もそうだし、会社の規模であったりとか、やらなければいけないことはまだまだ多いと思います。スピード感を持って変えていかないと、このままでは苦しいままになってしまうと思っています。」
Q.なるほど。私もあちこち取材に行きますが、特に地方のサッカークラブはどこも、なかなか思うようにいかなくて、厳しい現実を抱えている状況だとは思います。ただ、チームとしてはもちろん、多々良選手ご本人も、JFLへという目標を掲げているシーズンだと思いますので、11月8日の地域CL初戦に向けて、意気込みをお願いいたします。
「これまでブランデュー弘前は、地域CLの予選リーグを突破できていないので、そこにひとつ、越えなければならない壁があるのかなというようには思います。僕自身も初めての経験なので、どうなるのかまだわかりませんが、予選リーグの初戦が全てかなとは思うので、そこでどういう入りができるかといったところにこれからはフォーカスを持っていって、チームがしっかり波に乗れるようにやっていきたいなと思っています。」