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【2023シーズン終了】禹相皓(ウ サンホ)選手コメント(FC大阪)

Q.今日は残念ながら前節のイエローカードで累積による出場停止ということになってしまって。相手が愛媛FCで、サンホ選手は2018年と19年に1年半、当時J2だった愛媛に所属していましたから、本来なら古巣との対戦ということで、絶対に出場したい試合でしたよね。

「そうですね、愛媛FCのファン・サポーターの皆さんも、もちろん来てくださっているでしょうし、よく知っているスタッフの方も選手もたくさんいるので、試合したかったというのが本心ですけれども。悔しいですけどね、うーん、仕方がないですね(苦笑)。」

Q.試合の後にでも、愛媛サポの方々にも挨拶できるといいですね。まあそういうことで1試合早く今シーズン終了ということになってしまいましたが、ご自身の成績としては、33試合出場1得点という結果でした。これまでもJリーグのクラブにはいくつか所属していらっしゃいましたが、1シーズンの出場時間としてはこれまででいちばん長いシーズンになりましたし、手応えはあったんじゃないかと思います。

「選手としては試合に出ることがいちばんなので、そういう意味ではとても充実したシーズンだったと思います。ただ、最終的な順位としては、これから試合なのでまだ確定したわけではありませんが、2位以内の可能性はなくなってしまっていますから、責任も感じていますし、もっともっとやらなければいけなかったなというように思っています。」

Q.チームとしては当然、J2昇格というのを目標にやってきた中で、いま試合前なのでこれから1試合残っていますが、現段階で10位(最終順位は11位)という結果でした。6月ごろからチームも非常に調子が良くて、一時期は昇格が現実的になってきたというところまできていましたが、シーズン終盤の失速が少し残念でしたね。ただ、サンホ選手がスタメンに定着したのがまさに6月で、そこからチーム成績が上向いたということもありましたし、J3昇格初年度としては良いシーズンだったのではないでしょうか。

「そうですね、ポジティブに捉えると、一時期は順位も 2位まで上がっていましたし。ただ、大事なゲーム、勝たなければいけない試合を落としてしまって、結果的に順位を落としてしまったりということもありました。まあそれでも、選手たちもクラブも、自信はついたと思うので、これをリバウンドメンタリティじゃないですけど、次にいかせるようにと、ポジティブに捉えています。」

Q.なるほど。そう、今年1月にロングインタビューをお願いたとき、Jリーグでやり残していることとして、息子さんを抱っこして選手入場したいということをおっしゃっていましたね。それは今シーズン達成できましたか。

「それはまだ、残念ながら達成できていなくて(笑)。まだ子どもがちっちゃかったりとか、色々な事情でまだ入場はできていないんですけど、来年こそ入場できるように、まだまだ頑張りたいと思います。」

Q.そうでしたか。じゃあ楽しみはまた来年にとっておくということで(笑)。そういうわけで、来シーズンこそは、クラブの目標としてはもちろんJ2昇格ということになると思いますし、ご自身もこれでJリーグ75試合出場ですから、100試合達成がかなり見えてきましたよね。これも以前からおっしゃっていたことですが、100試合達成のセレモニーで家族と一緒に写真を撮りたいというお話でしたし、その辺りも目標になるかなと思います。

「そうですね。今年は達成できなかった子どもとの入場と、100試合出場も達成できたらいいなと。それから、選手としてプレーする以上、負けに行く人はいないですし、もちろん優勝はみんな目指してやっていることなので、強い想いを持って挑みたいと思います。」


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