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【ティアモ枚方 vs.ラインメール青森】試合後コメント

JFL第25節/ティアモ枚方 2-1 ラインメール青森(2024.10.19)
5分 山口和樹(青森)
21分 河合秀人(枚方)
54分 久保勇大(枚方)

柴田峡監督(青森)

Q.今日は非常にピッチコンディションが悪そうだなというように見ていて思いましたけれども、まずは試合全体を振り返っていかがでしたか。

「雨が降ったわりには、そんなにピッチコンディションも悪くなかったと思います。水たまりは少しありましたが、ピッチの状態が試合の進め方に何か影響を与えたというゲームではなかったんじゃないかなというようには感じています。アウェイで雨の中の試合でしたが、クラブとしてはしっかり準備をして、移動も飛行機ですぐに来られて、近くに泊まらせてもらっていますし、素晴らしいグラウンドを準備していただいているわけですから、そういうことを言い訳にはできません。まず何より、枚方さんの攻撃のクオリティがやはり高かったなという印象はあります。当然、選手たちとも共有して、スカウティングをして入っているわけですが、思ったよりも守備のところで手こずったなという感じはありました。ただ失点場面に関しては、やはり完全に1対1だったり、身体の向きだったり、ある意味デュエルの勝負に最後のところはなったと思うんですよね。そのデュエル勝負でボックス周りでのあのやられ方は、基本的にうちとしてはあってはならない失点だというように、我々は1年間共有していることなので。まだ振り返って確認してはいませんが、なんであの向きにさせてしまったのかとか、ボールが入る前にもうちょっとアプローチできなかったのかといったところは振り返らなければいけないと思っています。

 得点に関しては、1点目は良かったと思いますが、2点目を獲りに行くにあたって、相手を上回れなかったというのはやはりクオリティの問題だなというように思っています。なかなか個人のクオリティを上げていくというのは難しいところですが、クオリティの高さがないのだとしたら、チャンスの頻度を多く求めていかなくちゃいけないし、1対1で抜けないんだったら人数をかけて2対1を作らなきゃいけないし。そういうところをもう一度選手たちと共有しながらやっていかなくちゃいけないかなと思います。ただやっぱり、3試合勝ちなしということで迎えた試合なので、それなりに選手たちも奮起してやっていたと思うんですが、それがこういう残念ながらという結果になってしまう。昇格を目指してきたけれど、少し遠くなっちゃったかなというところでのゲームだったのかなというのはあります。試合が終わってから選手たちには、とにかくこれで下を向いてあと5試合を迎えることはできないから、しっかりとまた前を向いてやり直すしかないよという話はしました。また次に向けて、しっかりと準備していきたいなと思っています。」

Q.後半の63分に前線の村上弘有選手と平田海斗選手を代えて、ルイス・フェルナンド選手と岡健太選手を入れましたが、どういった意図がありましたか。

「海斗も弘有も、2人の関係性も悪くなかったんですが、フェルナンドは公式戦が久しぶりで少し長く使わないと馴染まないかなということと、岡のスピードをどうやって生かしていけるかなということを考えたら、15分だけではなくて少し長い時間使いたいなということで、2人代えました。」

Q.次節はむつでの試合ということになりますので、青森市内からは少し遠い場所ではありますが、見に来てくださるファン・サポーターの皆さまにメッセージをお願いいたします。

「とにかく戦う姿勢を前面に出して、見に来ていただいた皆さんと勝ち点3を共有できるように頑張らなければいけないと思っています。むつまで行く機会がなかなかない方にとっては、せっかくのチャンスだと思いますし、むつ市の皆さんにももちろん、ぜひ多くの方に応援に来ていただければと思います。」

山口和樹選手(青森)

Q.今シーズン初ゴールということになりました。まずはゴールシーンを振り返ってください。

「センターバックとキーパーの間というのは準備してきた形でもありましたし、(齋藤)来飛から(村上)弘有にボールが入って、良い感じで流れてきたので、あとは特に何も考えずシュートしました。」

Q.試合全体としては、せっかくの先制点が残念な結果になってしまいましたね。

「前半はそんなにネガティブな試合展開ではなかったし、準備してきたことで点も獲れて、良い形もたくさんあった中で、1失点目ではみんな全然下を向くことなくできてはいたんですが、後半ですよね。立ち上がりから相手にちょっと押し込まれる展開になって。最近、立ち上がりで失点することが多いので、残り5試合、しっかり修正してやっていかないと。このままでは終わりたくないので、ひとつひとつ良い準備をしてやっていくしかないと思っています。」

Q.山口選手個人としては、このところ非常にコンディション良さそうだなと思って私は見ています。というのもね、私は写真を撮るので、この夏以降、山口選手の写真はいつもボールを持って前に向かっている写真が撮れるんですよ。そういうところから私が思うに、最近はコンディション上がってきているんじゃないかなと。

「へえ、そういう視点は初めてです笑。でもそうですね、ずっとコンディションは悪くはなかったんですが、シーズン入ってからちょっとメンタル的に良くない時期もあって。キャプテンなんてやったことなかったので、このままでいいのかなという、なんというか迷いのようなものもあって、メンタル的に難しかった時期もあったんですが。でも中断明けぐらいからですかね、もうやるしかないし、泣いても笑っても、もう残りこのチームでできるのはあと少しだし、楽しんでやっていこうという、なんかちょっと吹っ切れた部分もありますね。」

Q.そうだったんですか。いや実はね、今年の春先の山口選手は、本当に表情が固くて。それこそ私は写真を撮るので、選手の表情には敏感な方だと思いますが、全く笑顔の写真が撮れないなと思っていたんです。

「うーんそうですね、キャプテンに任命されたキャンプの時もそうですし、シーズンが始まってからも悩みや不安は、やっぱり多少あったかなと。うんでも最近はね、なんというか、吹っ切れましたね。楽しめるようになってきました。」

Q.残り5試合、楽しんで頑張りましょう。次節はむつ市で滋賀戦です。抱負をお願いいたします。

「滋賀戦は、前期では悔しい思いをしたので、それを晴らしたいと思います。自信を持って堂々と良い試合をしたいですね。僕、むつで試合するのは初めてなので、是非むつの皆さんに良い試合を見ていただきたいなと思っています。」

試合画像(123枚)

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