【ご報告】地方のミカタを辞めました
突然ではありますが、
7月末付で地方のミカタを退職しました。
退職理由は、後日談で。
ただただ無念としか言いようがありません。
7月は体調を崩してしまい、7月後半多方面連絡滞ってしまったこと
深くお詫び申し上げます。
代表岩本さんと二人しかいなかった法人立ち上げから、
2019年7月末まで地方のミカタに丸々5年間、取り組んできました。
↑飲料メーカー時代に、社会人1年目のコミュニティーを運営してた僕と、学生団体の岩本さんと初めて一緒に企画したイベントです。これが私が地方のミカタにJOINするきっかけとなりました。
「地方就活生の格差をなくしたい」
「地方就活生の居場所を作りたい」
その気持ちがモチベーションの源泉でした。
〜2015年:就活シェアハウス時代(16卒)〜
シェアハウスに住み込みながら学生に寄り添ってました。しかし、自分のいびきがうるさいとまさかの就活生に退去を命じられ、アドレスポッパーの如く各就活シェアハウスを転々と。
最終的には「押入れ」で半年近く過ごすことになります。
この経験のおかげで、空間さえあればどこでも寝られる技術を得ることができました。
↑2015年当時の僕の寝床である押入れ
(上段が荷物置きだから、毎朝俺の足をみんな踏んづけるんだ!それが目覚ましアラーム)
就活生とシェアハウスで、寂しく年越しそばしてみたり、
ある日は学生の希望もあり、
田舎者10人くらいで六本木のクラブに行ってみたり!笑
みんな就活のストレス溜まってたのか、すごいハッチャけてたな!
ここでは言えない。
ただ、このイベントをきっかけに「神」と崇められる人が出現してたな〜
あと表参道シェアハウスの屋上で30人くらい集めて、焼肉やったり・・・
近年ではなかった学生目線で学生の東京ライフを一緒に築きました。
ある時期の表参道シェアハウスは、のちにグ●グル、リクル●ト大量、三●商事へ排出するなどカオスなギークなシェアハウスでした。
(やはりあれは人材に詳しい板前さんが住んでたからかな?w)
仲が良すぎる高円寺シェアハウスも、まったり系板橋シェアハウスも、男臭い大島シェアハウス、女子な渋谷、高田馬場シェアハウス。。。
皆さんがいたからこそ、今の地方のミカタがあります。
カオスな時期に、僕らを見つけて利用してくれたみんなは変人としか言えません。ただ、変人は世界を救うと思ってますんで!褒め言葉ですよ!
当時はイベントも多く、代々木公園で運動会やってみたり・・・
当時の就活シェアハウスの受付対応は、
シェアハウスの最寄駅で集合して、
キャリーバッグをガラガラと響かせ、
雑談しながらシェアハウスまで道案内/街案内してました。
僕はあの瞬間がとてもいつもワクワクしてました。
2016年〜2019年:就活カフェ時代(17卒〜20卒)
しっかり公表してませんでしたが、2015年12月に資本金を調達してました。その資金をきっかけに、新しいメンバーが増え、就活カフェやダイレクトリクルーティングサービスを始めました。
尋常ないくらい朝早くから米研いでました。
当時の就活カフェの営業時間は朝6時から夜23時。
ホカホカのあきたこまち(時々コシヒカリ)を提供してました!
就活カフェを作った理由も僕と代表自身の原体験でした。
就活生時に、朝夜行バスで到着する高層ビル群が無機質に感じて、
すごい孤独感を感じたからです。
また都内のフリースペースは基本的に都内学生中心。
学生団体やウェイウェイしている団体がMTGしている中で、地方学生一人で来るのは辛い。
だからこそ、地方就活生向けには朝6時〜朝9時に営業する必要性を感じておりました。
お米の大半は寄付で賄っておりました。
(寄付していただいた農家の皆さん、本当にありがとうございました。)
お米100キロ寄付の代わりに伊藤が100キロ走ります!企画も懐かしい。
また朝早起きが正直辛く10円ハゲも2回できたり、
ある大雪の朝、通勤中転んでしまい、右手中指が90度ありえない方向に曲がってしまっても、朝の就活カフェを開けたことが懐かしい。
朝6時から都会のど真ん中で、
地方学生の秘密基地を作れたことは何よりやりがいでした。
いろんな地方の大学に行って就活セミナー行いました。
僕は東日本中心時々沖縄だけ行ってました。
東京か地方に出張する人事は、学生行きつけの食堂や居酒屋、カフェに行くべし。人事はまず地方学生の胃袋から知ってほしい。
そして、実際に北海道、中四国、九州沖縄の学生採用するならLCC、
本州の北は弘前、西は一応中四国までの学生を採用したいなら夜行バスを利用するべし。山陰地方と、秋田・青森、福岡以外の九州は日によってはエグい。
地方学生の心理を理解することで採用に深みが出ます!w
5年間地方就活生の支援して、今思うこと
ここも後日談としてまとめます。
中々、まとまりません。
学生側、大学側、企業側、人材エージェント側、自治体側
各種に対して色々思うことまとめます。
今後は・・・
秋田に戻りまず体調をしっかり戻してから、秋田と東京で半農半Xという形で仕事していく予定です。
具体的には、
▷農業は以下の通り
・実家のブルーベリーと蕎麦(その他野菜)の農業見習い(狩猟も教えてもらう予定)
・知人コメ農家の農業見習い(大工も教えてもらう予定)
→来年には秋田でカフェ、ゲストハウスまがいのものを作れるように今から色々仕込んでいきます。
▷Xは以下の通り
秋田、新潟、東京で、キャリアや採用に関する仕事を業務委託という形でフリーランスで活動していきます。
今まで就活セミナーを全国津々浦々で行なってきましたが、今までにないくらい説得力のある話と社会の厳しさをしくじり先生風にキャリアTipsを学生には提供できると思います!笑
人事はなんだかんだ経験ないので、地方学生の採用という文脈での採用のサポートはできるかと。
エージェントに関しては、
リモート可能であればキャリアアドバイスのお仕事どんどん挑戦したいです。(第2新卒・中途は経験ありません)
しかし、特に何も決まっていない為収入面が本当に不安です。
その為、キャンペーンで「レンタルいとうさん」を1円〜サービス提供しておりますので、誰か僕に仕事ください!!!(切実です。営業、簡単なデザイン、雑務、力仕事なんでもやります。)
改めてこれから、甘くない現実と社会が待っています。
ただ、東京だけではなく、地方でも面白い働き方が出来ることを、
これからの地方学生や東京に出て来ている地方出身者の若者に対して、行動で示していこうと思ってます。
改めてビジネスは「誰と働くか」が肝だと感じております。
今、数え切れないくらいの感情と思い出が詰まっております。
少しずつ・・・noteで小出しに紹介して行きます。
とにかく今まで10000名以上の地方学生、1000名以上の採用関連従事者の皆様、過去インターン生、一緒に働いたメンバーにはお世話になりました。
本当にありがとうございました。
皆さんの今後の活躍を秋田から見守っております。
また私自身もこれからの地方の若者が、 大切な人に誇れる仕事ができる社会の実現を目指し、 またいつか旗揚げします。
以上、長文失礼致しました。
それでは今までありがとうございました。
p.s.また8/6までは東京にいるのでお声がけください。ご飯行きましょう
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※2020年2月24日更新※追記:結局現在は新潟で新潟ベースという生業を始めました。新潟ベースはこちら
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