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アルバム内容まとめー①BORDER : DAY ONE
BORDER : DAY ONE(ボーダー︰デイワン)は、2020年11月30日に発売した ENHYPENの 1th(デビュー)ミニアルバムです。
以下は、ENHYPENのストーリーについて簡潔にまとめ覚書きしておくための、記事のクリッピング(切り抜き)寄せ集めです。
▶アルバムコンセプト2ver.
❏DUSK ver.
夕暮れ
![](https://assets.st-note.com/img/1705907470685-hyLBnyPLvh.jpg?width=1200)
❏DAWN ver.
夜明け
![](https://assets.st-note.com/img/1705907689999-1EFBLuv6tt.jpg?width=1200)
▶収録曲目(6曲)
![](https://assets.st-note.com/img/1705919926186-WuahjSoGTY.jpg?width=1200)
1.「Intro:Walk the Line」
![](https://assets.st-note.com/img/1705908641863-Jy6wYULawf.jpg?width=1200)
序奏(導入)。自分達を世界に刻むために、境界線を(超えるのではなく)歩いていく。始まりの日の太陽の下/一歩ずつ 苦痛は歓喜に変わる。
[深堀り解説]
✔シェイクスピアのソネットの要素を借用している。
2.「Given-Taken」〈タイトル曲〉
![](https://assets.st-note.com/img/1705912036606-FeoxZetenN.jpg?width=1200)
デビューという夢が叶えられたのは、僕たちに与えられたものなのか、それとも勝ち取ったものなのかについての悩みを込めている。
[深堀りメモ]
✔明るくキャッチーな楽曲で華々しくデビューするのが通常な中で、鼻血から始まるという衝撃的異質な伝説のMV。
✔シェイクスピアの戯曲『ハムレット』の有名なセリフ「To be, or not to be, that is the question(生きるべきか死すべきか、それが問題だ)」を借用している。
[ダンス]
✔まるで舞踊と演劇の中間にある独特なパフォーマンス
✔世界に向かって目を開く振り付け
✔7人が1つのエンジンになり、エンジンをかける姿をスローモーションで表現
✔世界に向かって大きく矢を放ち足を蹴る振り付け
3.「Let Me In(20 CUBE)」〈後続曲〉
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愛する相手の空間の中に“入らせてほしい(Let Me In)”という訴え。20平方センチメートル立方体の水槽に例えた 憧れの新しい世界に入りたい少年たちの物語。
[深堀りメモ]
✔同名のヴァンパイア映画がある。(邦題「モールス」。更にその元となる「ぼくのエリ 200歳の少女」)そこに、ヴァンパイアは初めての家に入る時、中の人間に入っていいと許可を得られなければ全身から血を吹き出し入れない…という描写がある。
✔一見ファンの世界に僕たちをボーイフレンドとして入れてと言うポップなアイドル初期王道曲の雰囲気を持ちながら、ヴァンパイア設定で見ると切実さが増しています。
✔(尊敬する考察ENGENEのお陰で分かったことですが)この映像は、大変複雑に多くの意味を含み、3年間の活動コンセプトを示唆する内容となっており、重要な鍵🔑となるMVです。
→→→詳しくは、EN-GAWAさんの
「ENHYPENの“よげんの書” ── Let Me In[白]」をご覧ください!興奮しますっ!
(リンク🔗許可頂いております♡)
4.「10Month」〈カップリング曲〉
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成犬になった10ヶ月の子犬に例えて、背丈くらい心も成長して君を守るから子供扱いせずにもっと頼って!というかわいい純愛。
5.「Flicker」
![](https://assets.st-note.com/img/1705913562105-7igwrq50a6.jpg?width=1200)
ちらつき。君と僕だけがわかる点滅信号を送りながら約束の言語(後にこの“言語”が何かわかる)で気づいてくれる君を待つ。運命のような繋がり・結びつきについての歌。I-LAND(オーディション番組)の課題曲の1つでもある。
6.「Outro︰Cross the Line」
![](https://assets.st-note.com/img/1705913864745-0jgaB18nPL.jpg?width=1200)
終奏。新たな世界にどんな日々が待っているのか、次のCARNIVALへの布石。
▶全体のメッセージ
準備生とアーティストの境界に立った心境。境界線の上で生き残った少年たちが悩みながらも、君と僕を歌詞に登場させ愛の始まり(繋がり、出合い)を語る。(君と僕とは、アイドルとファン、自分とほんとうの自分…など様々な解釈を含んでいると考える。)
仮想ファンタジーと現実を同時に抱いて行くというENHYPENの野望。忘れられずにいたいアイドルとしての永続と生存の欲求。
▶参考引用文献
🗒Wevers Magazine ENHYPENのデビューアルバムはもう聴きましたか?『BORDER:DAY ONE』を楽しむ三つの方法
🗒Wevers Magazine ENHYPENの物語がシェイクスピアと出合う時 ENHYPENのアルバムの中のシェイクスピア
🗒タワーレコード記事 ENHYPEN、デビュー・アルバム『BORDER : DAY ONE』収録曲“Let Me In (20 CUBE)”MV公開