現場を知らないからこその価値観の大切さ

いつも学生にはハッとさせられる。実習で多職種連携についてのカンファレンスをしていた時だ。
学生「多職種連携が大事だとはわかるんですけど、結構現場でほかの職種からの問い合わせがあったとき、忙しいから対応が雑になるって聞いたんですけど、本当ですか?」
教員「それよりも、みんなはそういう対応についてどう思うんですか?」

学生の質問に答えていないダメ教員ではあるが、本当かどうかを知ったところであまり生産的ではないと考えたので、ちょっとイジワルな質問をしてしまった。いつもイジワルなわけではない(笑)。学生との真剣なカンファレンスの時は、常に彼らが考えていることをもっと引き出したくて、いろんな視点から聞いてしまう。

学生「忙しいからといって雑に対応は良くない、、、」「でも聞く方もポイント絞って話してないのでは?」                   教員「応対するほうも、きちんと焦点絞って相手が何が言いたいのかきけてないかもね、忙しくてイライラしてるし」               学生「じゃあ、とりあえず、今忙しいので、申し訳ないけど〇分後に電話してもよいかとか言えばいいのかも」・・・・・

というやり取りで、一歩踏み込んだディスカッションにつながる。学生にはいつもハッとさせられる。そこをどう深堀りしていけるか、教員の腕の見せ所である。精進しよう、、、【文責:アカデミックスタッフ 山川】

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