国家試験まであと少し。K23も他の看護学生にも良い運気が巡ってきますように。ここまで来たら何事もなく普通に試験が受けられることを祈るのみ。
ウチの研究室は老年看護学が専門ではあるけど、多職種協働であることを基本としており、そのため、ボーダレスな考え方で研究も進めている。まあ、その中で老年看護学の専門性を突き詰めるということではあるが。
たまに外国でナースのキャリアを積みたいという人もいる。そういう時に、紹介できる諸先輩がいるのも阪大のリソースだと思う。今回、アメリカのペンシルベニア州のピッツバーグでNP(Nursing Practitioner: women's health family health)をしているYukiko Giho さんだ。Yukikoさんは素晴らしい専門性を持っているにもかかわらず、だからこそまだ足りないところがたくさんみえるのだろう、women's health だけでなく、family healthのNPの資格も取った。Yukikoさんの軌跡を知ると、その都度自分にできることを増やしている。時差13時間、こちらは土曜日の午前中、Yukikoさんは金曜日の仕事終了後。ものすごく疲れていると思われるが、とても丁寧に、そして等身大で日本に渡航した際、大学院、就職して、家族としばらく離れ離れで暮らしたことなども話していただき、学生の疑問に大いに乗ってもらった。
学生にはいろんな可能性がある。自分で限界を作らずに頑張ってほしい。
文責:アカデミックスタッフ やまかわ