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シャブと暴力の解禁
この国でもやっと大麻が解禁されたが、シャブと暴力の自由化がやってくる日が来ると、お前らはマジで信じているのか。
それもデモだ?
「ちゃんとぅ、合法化運動をやっれこなかったのがぁ、悪いんだよぅ〜」
シャブ中の政が呂律の回らない口でそう言った。
「だろ!誰かがいい加減、人が生まれながらに持つ自由暴力の権利を訴えるべきだ!」
聖也は捕まえたそこらの若者を踏みつけながら叫んだ。
「シャブや暴力が社会に認められる訳がないだろ」
一応、俺はそう返しておいた。
「クソむかつくぜ」
と、聖也。
「この世は強いもん勝ちだろ?で、俺は滅茶苦茶強い。ならそこらの奴らをシバけるだけシバきたいし、それが駄目だってんなら権利侵害だろ?」
「シャブゥーやって、女ァ抱くとメチャアきもちいい。みんなそれ知らないだけだよ」
聖也と政は、屑の中の屑だ。
だが俺達3人は腹は違えど兄弟だ。
ずっと共に生きていくと決めたのだ!
「マジでやるのか?そんなデモを!」
【つづく】