夢のゾンビ生活
俺は念願のゾンビになり、ムカつく奴らを噛みまくっている。
「うああああ!来んな来んな!あああ!!」
ビビりまくってるコイツは竹村。
前のバイト先で俺を散々コケにしていた奴だ。
竹村を壁際に追い詰めた俺は、勝ち誇って叫ぶ。
「うおおおまえ!まえは苦しんで死ね!」
生前とは比べ物にならないゾンビの怪力で竹村を掴むと、俺はそのままコイツの腕や肋骨を握り潰す。
「ああ!ぎゃあああ!!」
恐怖と激痛で絶叫を上げる竹村。ざまあみやがれ!
「俺を、舐ぁめるぅなぅ!わがっだか!んじゃ死で!」
喉元に食らいついて脈をズタズタに噛みちぎる!
鮮血が舞い、ゴボゴボと口から泡を吹き倒れる竹村。
——ざっとこんなもんか。
「ぅゔ……うお!」
先に噛んでやった飯野がゾンビになって起き上がった。
ゾンビといっても色々ある。
走るゾンビ、武器を持つゾンビ。
そして俺の様な知性を持つゾンビ。
で、コイツらはただの動く醜い死体だ。
よしよし、この調子で糞共を
【400文字】
【続く】