戦争映画に見せかけたおねショタ
ジョジョラビットを観ました。
いや〜。やられましたわ。
戦時中の少年を主人公とした映画なので終始陰鬱な物語を見せられると思いきや……
実際は『おねショタ』だったとは。
主人公(10歳)はナチスの思想に染まりきって頭の中で変なおじさんと友達になってて、「ユダヤ人は悪いやつだ」と思いながらもユダヤ人の少女(17歳)と交流を重ねるうちに……、オイオイ!おねショタか!
少年に焦点を当てた物語なので、戦時中という舞台背景でありながら鬱屈とした場面はほぼなくて、悲惨な気分になるから戦争映画とかあまり趣味では無い僕でも最後まで嫌な気分にならずに鑑賞できました。
ただ、物語冒頭からナチス思想に染まった少年達や大人、後半に入れば死人が出るなど、やはり少なからず「戦争って嫌だねぇ」と感じる場面はありました。
とはいえね!僕は思うんですよ。
ああ、
身分の異なる恋。
年の離れた恋。
…………素敵やん……ってね。
そう、これはただのおねショタではなく、ドイツ人の少年と、ユダヤ人の少女、戦時下では決して交わることが許されぬ少年少女。……いいですね。こういうの。
僕は正直、恋愛モノとか興味は無いんですけど、身分違いの恋仲とか、年の離れた恋仲とか、いいよなぁ!ってなる人間です。
母が反ナチだったり、主人公に快く接してくれる大人がゲイだったりと、一緒に観た友人曰く「余分な要素が多い!」って苦言を呈してましたが、僕ぁ些細な問題かなって。
これがさ、もし、ユダヤ人の少女が男だったり、同世代だったりしたら、僕は多分そこまで響かなかったと思う。
あと、ユダヤ人の少女の彼氏が死んでる設定だったけど、もし生きてたら……それはそれでNTRになるからマイナス評価を下していたと思う。
この映画は丁度よく、おねショタ好きのストライクゾーンを撃ち抜いた。
ポスターにも書かれてるように、大まかなテーマとしては『ジョジョと彼を取り巻く人間との愛の物語』なんですよね。僕は言われてから気付きましたけど。
やっぱね、愛だよ愛。
友人曰く、ポリコレ的要素で軸がブレてる、との事で「あ〜言われてみれば確かになぁ」とも。僕はひたすら「これおねショタだ!おねショタだ!」っていう感想でしたが、なるほど、そういう見方もあるんですね。
今の時代、もうね、ポリコレ的な流行は留まることを知らず、我々の摂取する文化はポリコレの影響を受けている。強い女性、同性愛者、など。それを描くこと自体は別に悪いことでもないんだけど、全部の作品にそういう要素をねじ込まれると……なんだかなぁって思う。
気にしないようにしよう。もうそういう新時代なんだ。
そういえば、今作はナチスは登場するのに、ユダヤ迫害の場面とかはあまり無かった。ガス室とか強制収容所とかそういうの。きっとそこまで描くと『ジョジョと関係なくない!?』って軸がブレるからだと思う。
戦争映画だけどそういう悲惨さが描かれてないのが本作の良いところでもあるけど、同時に戦争を軽んじてるといった感想も出てきちゃうんだろうな。
ともあれ、ジョジョラビットはおねショタ。
いいね?
以下余談
VRCでスシローのファンワールド行きました。一緒に行ったフレンドが「くら寿司派!」「スシロー派!」「はま寿司派!」って見事にバラけてた。
僕はくら寿司>スシロー>>はま寿司です。
はま寿司で嫌な気分になったことがあるのではま寿司は嫌いな部類です。詳細は下記を参照ください。
あと7時間後には仕事だし、今月も残業40時間超えそうだし、色々辛いことが多い現実ですが、生きれるところまで生きます。