4周年を迎えた中国のにじさんじ VR,1.5周年を迎えたVTA〖VirtuaReal / バーチャル・タレント・アカデミー〗
祝!🎉VirtuaRealの4周年
4月下旬はほぼ毎日のように、4周年を記念した企画配信尽くしのVirtuaReal。昨年の3周年を祝う配信では、歌あり漫談ありの約3時間の配信でしたが、多くのライバーが2Dモデルでの参加でした。4周年の今年は、1月に恒例開催の延期されていたライブイベントが4月半ばに行われています。
公開されているセットリストを見ると、2曲目『流年如歌』は2020年の春節に公開された楽曲であったり、4曲目『星夜加冕』と9曲目『炽夏流光』は2021年を思い出すVirtuaReal初の夏の全編オンラインライブの楽曲ですし、5曲目『Zero 2 Hero』と8曲目『星辰可摘』は2022年のライブで歌われた曲、1曲目の『七色回响』にいたっては3周年記念で公開された楽曲(上記6曲ともリンク先はbilibili動画)など、この4年間を思い出させるライブだったようです。
昨日(2023/04/29)は、その締めくくりとして3Dの特別配信がありました。
パワーアップする3D配信
私自身久々の3D配信の視聴で、VirtuaRealの今日までの3D技術の向上に終始楽しむことのできる配信でした。
VirtuaRealの3Dモデルの特徴として「髪の毛束の繊細な動き」がこれまでもよく見られていました。髪の長い女性ライバーのダンスや振り向く際に、腕の前に垂れる様はリアリティを感じさせます。
今回の4周年特別配信では、「滴り落ちる水」と「大縄跳び」が見られました。(これらの技術をVirtuaRealの配信で見たのが、私にとっては初めてでした。)前者は、ライバーがクイズに間違えた際に頭上から大量の水が降り注ぐ演出で見られました。ただ液体が流れるだけでなく、水がライバーに当たり跳ね返っている表現も見られます。
にじさんじ の場合、「滴り落ちる水」を用いた配信企画の一例に『【#後悔の迷宮】謎解き脱出ゲーム!?放課後サボタージュ!!』、「大縄跳び」を用いた配信企画の一例に『【 #うごけないおれたち図鑑 】第3回:舞元さんと!足つぼ大縄跳び勝負!?【にじさんじ/緑仙・星川サラ・葉加瀬冬雪】』などがありました。にじさんじ でも見られた演出がVirtuaRealでも見られるようになり、今後の配信がますます楽しみになりました。
グッズ展開の方向性
日本のにじさんじ、中国のVirtuaReal。これまでの記事でも今回の記事でも、VirtuaRealの活動を一人の視聴者の視点から書いてきました。私の本音としては「両者の優劣をつけるのではなく、それぞれの特長を見つける」ことを目的として書いているつもりです。その例として、両国の今春のグッズにも違いがあり、面白いと思ったのでここで共有しておきます。
にじさんじ では「#にじぱぺっと」,VirtuaRealでは「毛绒」という名で、それぞれライバーのぬいぐるみがグッズ化しています。
祝!🎉VTAの1.5周年
話題を変えて、ここからは「バーチャル・タレント・アカデミー」に関する内容を少し。この春まででもVTA関連の嬉しいニュースが多くありました。VTA1期生であるVOLTACTION ヴォルタクションの3Dお披露目配信日が決定したり、VTA2期生の男子が相次いでライバーデビューしたりと、VTA時代から応援している視聴者の嬉しさは一入でしょう。ライバーデビューに伴い、VTAのYouTubeチャンネルでは該当するアカデミー生の動画が非公開化されましたが、Twitterでの投稿はまだ見ることができます。
下記の投稿では、VTA2期生の男子が「ただ自身が在籍する学校名を発声している」だけの動画ですが、個性が溢れすぎていて面白いです。