中国語の『Virtual to LIVE』も👍
キーワード➜にじさんじ VirtuaReal Virtual to LIVE 音楽 中国
2022年1月にVirtuaRealは『VirtuaReal 2nd MUSIC MIX UP !!』を開催した。(上の画像は、イベント開幕直前のアイネによる投稿から引用した。)昨年の第1回ではラストを飾る曲として、今年の第2回はライブの始まりにVirtual to LIVEが歌われた。TwitterのVirtuaReal公式アカウントからも中国語版のVirtual to LIVEの一部を紹介している。
Virtual to LIVE
『Virtual to LIVE』は、にじさんじのオリジナルソングで多くのライバーに歌われてきた代表的な曲だ。この歌はVirtuaRealのライバーにも歌われ、複数のバージョンが存在する。
日本のライバーと同様に同期で歌われたり、個人配信の歌枠でも歌われている。どちらの言語であっても、「声」「七色」など共通する言葉が登場する。せっかくなら上記の動画内のサビの歌詞を紹介すべきだろうが、ここでは歌詞の中でも印象深い一節である“ラスサビ前”を紹介したい。ラスサビ前(各動画内の再生時間03:00~)は、日本語版ではライバーからリスナーにもっと繋がりたいという内容だが、中国語版ではより具体的な情景が表現されている。
解釈(翻訳)の仕方は様々あると思うが私は以下のように解釈した。
『真夏の花火を見たときの達成感・幸福感、
雨降りの夜のような落ち込んだ内容の配信
どんな場面も君は私のそばで一緒に過ごしていたね
アルバムはスクショや写真で色鮮やかで、
卒業の時の言葉にできなかった状況も
どの瞬間も私の記憶の中でキラキラと輝いているよ』
(上記は、画像内の歌詞を翻訳して より分かりやすい内容にするべく、適宜言葉を付け加えたものです。)
中国語版は2020年6月に歌われているのに、ここ数年のにじさんじでの配信も当てはまるような内容である。真夏の花火で思い出すのはマイクラの夏祭りの花火やにじさんじ甲子園の号砲。多くのライバーが参加・登場したこともあり、多くのライバーを巻き込んで盛り上がった思い出である。それに対して、静かな雰囲気の雑談配信やバラード曲限定の歌枠のようにライバー一人きりでゆっくりとした時間を過ごす配信もあった。どんな配信もライバーと共に共有してきた時間である。
新衣装や3Dお披露目配信時のスクショ、イベントでの写真などアルバムは色とりどりで笑顔になれる思い出もあった。卒業時の最後の配信は彼らの言葉を聞き逃すまいと、ショックで落ち着けず言葉にできずに涙があふれる思い出もあった。リスナーのどんな思いも(きらきらの笑顔もキラキラと光る涙も)ライバーたちの記憶に強く残っている。
こんなにきれいな対立項が表現されている。
この後は最後のサビに向けて次のような言葉で続けている。
『前途多難でも 1日中一緒におしゃべりする時の喜びを…この瞬間を忘れないでほしい/だって君の思い出がすでに虹色に染められているのを知っているから(=だって君の思い出はもう虹色でしょう?)』
さいごに
誰にとっても印象深いこの楽曲が、その歌声が、今後も多くの人に届くことだろう。日本から世界へ架かる虹は、これからもたくさんの人を笑顔にする。その一端をnoteで少しずつ発信していきたい。
追記➜アレンジ・ミックスしたVirtual to LIVE
この記事を書くにあたり様々なVirtual to LIVEを聴くことができた。その中からアレンジ・ミックスしたVirtual to LIVEをいくつか紹介する。