短くも濃い活動をしているバーチャル・タレント・アカデミー
2021年末から活動を始めたバーチャル・タレント・アカデミー。視聴者の視点からVTAの半年を振り返りつつ、デビューしたVTA一期生の活動を思い出してみた。
記事を書き始めた最中の朗報
「VTAも春休みになったことだし、VTAに関する記事を書こう」と思い立ち、5割程書いて放置していた最中のニュースだった。
私は嬉しさと優越感を感じると同時に、すぐにでも記事を完成させようと思った。
活動の軌跡
まずは開始から順に主な活動を振り返ってみた。
2021年11月
公式SNSチャンネル稼動開始(YouTube Twitter)
毎週木曜日か金曜日に30分の配信&翌週月曜日に振り返りツイート(3週目以降画像付きツイート)
2021年12月
中旬から約1ヵ月の冬休み期間につき配信休止
2022年01月 冬休み期間中にショート動画を投稿
2022年02月 下旬に初のコラボ配信&1時間の配信
2022年03月
第2週の配信を最後に春休み突入
(次回の配信は翌月中旬を予定とのこと)
今年度最後の配信を前に10分未満の動画を投稿
第4週に3人がデビュー
➜VTA生のクラス
一期生(2021年度入学者)のクラス編成は、1組と2組の2クラス編成。前者は金曜日に配信、後者は木曜日に配信していた。VTA生の話を聞くに、歌唱練習やダンスレッスンや演技指導は合同で行われている。今回卒業した天ヶ瀬むゆ、先斗寧は1組、海妹四葉は2組に在籍していた。
➜養成課程で培ったことの実践する日々
ゼロから配信に関する知識を教えられた彼らの活動は、しっかりと形になっている。時間管理、蓋絵、画面転換など配信画面に関することから、自ら2種の動画を編集するなど配信者としてのノウハウが身についている。さらにダンスレッスン、演技指導なども行っていることからデビュー後のボイスなどを見据えたトレーニングなのかもしれない。
➜配信アーカイブを見ていた一人の視聴者として
リアルタイムで視聴していなかったが、時間があればアーカイブを見ていた。彼女たちを含めて、VTA一期生は養成課程で学んだことを配信などで反映していた。それがよくわかるのは、「配信の概要欄」だと思う。数少ない発信できる媒体の中で、字数に制限なく自身の言葉で表現できるのが概要欄であった。配信や企画の説明に加え自身の近況が書かれていて、(配信の前日には待機所がつくられていたので)配信のある前日に概要欄を読むのが私の楽しみであった。
彼女たちもまた特徴的な概要欄であった。(卒業するにあたりVTA生の時の配信はすべて非公開になっています。彼女たちがVTAでの配信を話題にしないなら、直接言及しようとは考えていません。この場限りの話題として、心のうちに留めておいてください。)先斗寧嬢は、概要欄の最初の行が必ず「(名乗り)口上」であった。VTAでの活動当初から口上を使っており、視聴者も難読の名前を分かりやすく覚えられたはずだ。天ヶ瀬むゆ嬢は、「感情の摂取」と題した作品レビューを書いていた。アニメや映画など話題になった作品に対して、彼女なりの感想を毎回書いていた。彼女の感想文が見られないことは残念でならない。海妹四葉嬢は、概要欄の一番下に「一行日記」を書いていた。何気ない生活の中で楽しかったこと嬉しかったことが短く書かれていて、概要欄を最後まで目を通した視聴者だけが見つけられる特別感があった。
この3人を取り上げたのも、卒業に際しての思い出を述べたに過ぎない。今後他の一期生がデビューした時にも、彼らの思い出を書きたいと思う。
さいごに
配信をリアルタイムで視聴していた人やアーカイブの動画を見ていた人は彼女らがデビューする喜びはひとしおだろう。初配信前から彼女らを知る視聴者がいるのはこれまでにないイレギュラーであるが、VTAで研鑽を積んできた3人のこれからの活動は、VTA卒業生の先駆者として見守っていきたい。
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