2020.05.15
昨日の夜見た夢が7〜8本あったんだけど、どれもコンパクトなサイズで、キャッチーな場面や設定も巧みに使われていて、全く覚えていないけどいい短編集を読んだあとのような充実感があった。
朝起きてそれをなんとか記憶にとどめておこうとして残したメモがこちら。「人妻ゆり」の太字が強烈すぎる。「ペットボトリカーリング」もなかなか。このタイトルを見ても何一つ思い出せないって、やっぱ夢は夢だ。逆に、「犬」や「ひいじいちゃん」はあとから思い出させようという気がなさすぎるぞ。
そしてなんかもう蚊が飛んでいるみたいで、早速刺された。
今日一ヶ月ぶりくらいに会う会社の先輩に「髪伸び過ぎじゃない?」と言われ、時の経過を実感したと共に、散髪には出かけてもいいかな、という気持ちになった。
しかし、目に見えて電車に乗る人の数が増え、昼から営業するバーみたいな店がやっているのを見かけると、「本当に大丈夫か?」という自制心が唸りを上げる。
神保町の有名な居酒屋「酔の助」、有名クラブ「三宿Web」が今日閉店を発表していた。どちらも行ったことはないけど「行ってみたいな」と思っていた場所だった。「コロナ禍の重大さを改めて実感」なんて言っている間にも差し迫った状態に追い込まった人たちも数多くいるわけだけれど、やっぱり自分の目に見える範囲内で事が起こり始めると焦り始める。
ぼくが一番なくなってほしくないのは六本木のラーメン店「天鳳」です。調べた限り営業を再開したっぽいので一安心だけど、六本木なんていま人がめちゃくちゃ少ないだろうし、IT系の企業が多いあの辺にコロナ収束後足が戻ってくるのかも甚だ疑問である。ただ、あのとにかくしょっぺえラーメンが食いたくて仕方がねえんだ・・・。
今日会社で話題に挙がって改めて聴いて、テニスコーツの“さべつとキャベツ”、すごい曲だなと思った。
これほどまでに一行一行、まじりっ気のない純粋な怒りが綴られた曲をぼくは多く知らない。
一瞬たりとも疑問に思わず
ふっと立ち止まってみることもなく
自分ひとりでなにかできるのか
自分が知ってることがあるだろうか
ひとりじゃなんにもできない
ひとりでなんでもできる
もうすぐ終わりって教えてやるよ
デスノートに名前書いといたからな
だれにも好かれずみんなに嫌われ
なんにも知らないことも知らない
お前が終われば仲間の奴らは
途端に悪口言い出すだろう
あいつは嫌だった 実は嫌いだった
悲しむ人なんかひとりもいない
瞬くあいだに忘れられてく
あるいは悪行だけ残っていく
みんなに苦しみを残したまま 自称森羅万象