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株主開催の9月11日付臨時株主総会での議決権行使のお礼について

株式会社ジーネクスト(東京証券取引所グロース上場企業、証券コード:4179)の創業者の横治 祐介です。現在も私は、同社の株式を148万9,600株(発行済株式総数498万0,916株に対して29.92%のシェア)保有する筆頭株主です。

9月11日に裁判所のご許可を得て、株主開催となるジーネクストの臨時株主総会を開催いたしました。

結果につきましては、私が上程しました第1号議案 取締役4名選任の件及び第2号議案 監査役3名選任の件は、ともに否決となりました。

ジーネクストの9月10日付臨時報告書でも発表がされましたが、非常に僅差の投票結果でした。候補者によっては、可決ラインとなる議決権行使数の過半数まで、わずか229個(つまりは株式数だと22,900株、発行済株式総数498万0,916株に対して0.45%のシェア)届かないといった状況でした。また、ご賛成いただきました株主様の数は207名(一部賛成者を含む。)、ご反対いただきました株主様の数は130名(棄権者を含む。)でして、議決権個数では僅差で反対の方が多かったわけですが、ご賛成いただいた株主様の人数のみで見れば、株主様の方が77名多く、私の議案にご賛成いただいた株主様も多数いらっしゃったのも事実です。

株主の皆様におかれましては、私の開催する臨時株主総会にご参加いただき、また、議決権の行使を通じてジーネクストの意思決定にご参加いただき誠にありがとうございました。

私は、今回の臨時株主総会にあたり、議事運営を含め、正々堂々と進めたつもりですし、否決という結果についても、一切の異論はありません。

私は、ジーネクストの創業者・筆頭株主・代表者としてだけではなく、自分の信念に則り、ジーネクストを応援してくれる様々な方々と協力をすることで、ジーネクストの企業価値向上ができると信じて進めて参りました。今回の株主の皆様の決定を真摯に受け止め、今後に活かしていきたいと思っております。

日経新聞の取材にもご回答をさせていただきましたが、私は「当面は同社の経営に関わらない方針」です。

今回の臨時株主総会の結果により、私は志半ばで離脱することになりましたので、現状のジーネクストの業績・株価については忸怩たる想い、また、株式上場時あたりから長く保有していただいている株主様にはご迷惑をおかけし申し訳なく思っております。

ジーネクストで、私は人生の大半の時間を費やしてまいりました。そのため、ジーネクストの会社経営に直接的に関与できなくなることについては、正直なところ、寂しさもございます。

私がジーネクストを創業して以来、20年以上が経過しました。お客様、協力会社の皆様、社員の皆様、現経営陣の皆様、そして、株主の皆様のおかげで、ジーネクストは株式上場をすることができ、このような社会の公器たる上場会社になることができました。

現経営陣の皆様とも、2024年5月以降はこのような経営権争いに発展してしまいましたが、ともに苦楽を共にし、株式上場という一つの目標に向かって努力し合ったことについては忘れることはありません。本当に感謝もしております。

今後はジーネクストの発展のために、より一層、コーポレート・ガバナンスとコンプライアンスには留意して、最善を尽くしていただきたいと、創業者、株主としては考えております。

経営方針の違いに端を発して、ジーネクストの株主の皆様をはじめ、全てのステークホルダーの皆様にはご心配をおかけいたしましたが、引き続きジーネクスト及び現経営陣・社員の皆様を何卒よろしくお願いします。


2024年9月13日

株式会社ジーネクスト
創業者・筆頭株主  横治 祐介

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