キャリアプランの注意点⑲

キャリアや人生には
いつも中長期的な視点が必要です。

さあキャリアプランを考えようといって
すぐにこうでああでとは行かないのが普通です。

むしろこのキャリアプランを考えるのにも
中長期的な思考が必要となるんです。

まずはキャリアドリフトが必要です。

多様な経験を積み上げていくなかで
自分なりの価値観や判断基準を磨いていくのですね。

これがキャリアアンカーとなります。

少なくとも
このキャリアドリフト、キャリアアンカーは
何度も行ったり来たりするのがいいですね。

だってそんなに簡単に確固たる価値観なんて
見えてきませんから。

こうかな、違うな、
これでどうか、少し良くなったけどまだまだ、
これでどうだ、あ、いい感じになってきたかも。

このようなプロセスを経て
自分らしい価値観、判断基準が手に入った段階で
ようやくキャリアプランが見い出せるのです。

しかしキャリアプランも
あくまでも大きな方向性です。

キャリアプランを実現するための具体策として
キャリアパスが必要になります。

キャリアパスを実行していくと
あれ？思っていたのと
ちょっと違うかもというケースもあります。

この場合はキャリアパスが違うのか？
そもそものキャリアプランが違っていたのかの
検証が必要ですね。

私はこれを「キャリアの４ステップ」と名付けてますが
キャリアドリフト→キャリアアンカー→キャリアプラン→キャリアパスを
何度も行ったりきたりすると
自分のキャリア観が研ぎ澄まされてきますよ。

勝負はそこからです。
キャリアってそんなに浅くありません。


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