「時間」を味方にせよ!
損得勘定というのは
「いま・ここ」についての勘定であって
長期的な課題に対しては
ほとんど意味も持たなければ
指南力を発揮することもできません。
損得勘定には
「時間」という概念が含まれていないのです。
これが「損得」でキャリアや人生を考えると
上手く行かない理由です。
中長期的視点のないキャリアや人生なんて
ただの偶然ですよね。
偶然を必然にしようとするのが
キャリアプランであり、
時間軸の発想は必要不可欠です。
「今だけカネだけ自分だけ」
何のために生きるのか?
何のために働くのか?
将来どうなりたいのか?
どんな暮らしをしたいのか?
すべては「今」の自分が何を考え、
どのような行動をするかによって
それに応じた「結果」が未来に出てきますね。
超リアルな現実として…。
ホント恐ろしい実存主義と言えるでしょうか。
可処分「労働」。
ふと頭に浮かんだのですが
可処分所得は個人所得から
税金や社会保険料などを差し引いた
残りの手取り収入の事ですね。
可処分「労働」とは、
個人に与えられた
仕事のミッションを差し引いた
残りの労働って感じですかね?
そんなことをつい考えてみたのですが
でも仕事の本質って
ここにあるのかもしれないなぁ。
たぶん可処分「労働」が多い人は
物凄い仕事ができるでしょう。
高い評価を受けて
どこでも通用するんじゃないですか。
自分の仕事はここまで。
あとは他の人の仕事。
これって欧米では当たり前ですけど
我が国では伝統的に
こういう仕事の割り振りはしてこなかったです。
チーム一丸。
忘れ去られてしまった慣例でしょうか。
だけど個人のキャリアとして考えても
自分の仕事以外に経験を積むのは
将来的に活きてくることも多いのではないでしょうか?
このロジックで考えると、
可処分時間とか、可処分思考とか、可処分行動とか、
いろいろ考えられるかもしれませんね。
大事なのは可処分の後だよなあ。
足ることを
知る心こそ
宝船
世をやすやすと
渡るなりけり。
謙虚で、足るを知るということ、
向上心を持ち続けること。
このバランスこそが
個性と人生を決めるのでしょうね。
欲との戦いは
自分の未来との戦いとも言えるかもしれない。
足るを知る者は富むんですよね…。
何もしないのにクレクレ言ってても
そりゃ通用しないですよ。
欲しければまず与えよ。
過去・現在・未来という時間軸。
いまは過去の結果であり、
未来はいまの結果です。
人生は時間との戦いとも言えるでしょうか?
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