気になる「食」の情報をタイムリーにお届け!ぐるなびリサーチ部をご存知ですか?
ぐるなびリサーチ部のはじまり
株式会社ぐるなびに「リサーチ部」という名称の部署はありません。実は架空に存在する部署として、「リサーチ」をもとに様々な情報発信をしていきたいと名付けられた部署です。
ぐるなびリサーチ部が実施しているのは、世の中のトレンドに合わせ「食」を中心とした様々な調査です。外食はもちろん、内食や中食といった様々なジャンルをテーマに2024年5月現在、70回を超える調査を実施しています。
「ぐるなびリサーチ部」として情報発信を始めたのは2020年6月から。当時は新型コロナウイルス感染症の拡大により、社会に様々な変化が訪れていました。第1回は「緊急事態宣言解除後のオフィスランチ事情」を調査。これまで当たり前に出来ていたことが難しくなっている状況でテイクアウト・デリバリー需要や一人ランチが増加する傾向が見られました。
ぐるなびにはリサーチグループという調査を専門とする部署があり、「楽天ぐるなび」ユーザーや、情報を掲載されている飲食店の皆様の協力のもと、「外食」の環境を定点的に調査し、その結果から食トレンドなどを分析しています。
ここ数年は特にコロナ禍の影響が大きく、行動制限などから生活様式に大きな変化が訪れ、新たなトレンドやトピックが次々と生まれました。そんな「今」の状況をお伝えしようと始まったのが、「ぐるなびリサーチ部」の情報発信でした。
調査から見えること
ぐるなびリサーチ部ではユーザーの皆様が「今」感じていることをタイムリーに発信することに重点を置いています。そのため、質問数や調査人数を最小限に絞り、スピーディーに結果を分析し、情報を分かりやすく発信できるよう調査設計の段階から気を付けています。これまで、トピックをきめる会議から情報を発信するまで、1ヵ月以内に完結する形で進めてきました。
さらに、ぐるなびが実施する調査ならではの特徴として、調査にご協力いただく「ぐるなび会員」の皆様が食に対する感度が高く、情報量や経験値も豊富という点があります。そのため、食のトレンドをいち早く発掘するのに最適な条件が揃っていると言えるのです。
テレビや新聞、WEBで調査結果を取り上げていただく機会もありますが、世の中の関心事と、リサーチ部の調査テーマが合っていると実感できる瞬間です。
ぐるなびリサーチ部の調査から、今、皆様が「食べてみたい」、「行ってみたい」、「楽しみたい」と思う「食体験」の姿が形となって見えてくるのです。
外食にまつわる不思議
さて、リサーチ部としてこれまで70回以上情報を発信してきましたが、調査結果を見ていると、利用したい外食の業態に不動の人気ジャンルがあることに気が付きます。当たり前のことなのかもしれませんが、お聞きください。
不動の人気ジャンルとは「寿司」と「焼肉」です。調査で良くある質問として「どんな業態の飲食店に行きたいですか?」という質問をしていますが、どんなシチュエーションでお聞きしても、「寿司」と「焼肉」は上位に入ってきます。ほぼ、この2つのジャンルがトップ争いをしていると言っても過言ではありません。
強いて言えば、スタミナ系のご馳走は「焼肉」、家族でのお祝いごとやご褒美などの場面では「寿司」が1位の座を獲得しています。
外食で求められる条件である、自宅では味わえない「特別感」を感じられ、価格帯も幅広く選択がしやすい点が圧倒的に選ばれる理由でしょうか。いつかこの2大巨頭を打破するあらたなジャンルが生まれる、そんな日が来るのが楽しみでもありますが、恐らくこの人気は永遠に続くのではないかと思うのです。
リサーチャーだから分かる面白さ
ぐるなびリサーチ部は5年目を迎え、調査を通しより多くの皆様の生活を豊かにする食の情報を届けたいと、今後はこちらのnoteでの情報発信にも取り組んでいきます。
調査を実施するリサーチャーだからこそ気になった点や皆様から反響をいただいた調査など、さまざまな切り口でリサーチの裏側をお伝えしようと思っています。
リサーチャーはアンケート結果の集計から得られた数字から情報を得るのを得意としています。数字は嘘をつきません。だからこそ、調査から導き出す結果には価値があると思うのです。
リサーチ部では、今後はユーザー調査だけではなく、飲食店調査も新たに情報発信していこうと検討しています。リサーチ結果を通して、皆様の心の中の声を聴きながら、身の回りで起こっている身近な現象と掛け合わせ、今後もとっておきの情報をお伝えしていきたいと思いますので、ぜひご期待ください。