Hasselblad X2D 100C レビュー
HASSELBLAD X2D 100Cを購入して一週間くらいたった。
この一週間が結構濃厚な一週間で、がっつりカメラを持って行動することができたので、レビューも兼ねて気付きなどを記録できればと思って記事を書いてる。
中盤は実際どうなのか
画質
HASSELBLAD X2D 100Cの特徴の一つに1億画素センサーを搭載していることがあるけど、実際に撮影して拡大してみると驚かされてばかり。
実際に下の写真を見てもらいたいけど、恐ろしく細かい部分までがしっかり映ってて、いろんなものを絞って撮りたい衝動に駆られる。
描写力
解像力に加えて、階調が滑らかな印象。ボケも美しい。
広いダイナミックレンジを持っているため、ハイライトとシャドウのディテールをより豊かに再現できる。立体感というか生々しさを感じる。
2枚目の写真はrawデータ時はハイライトが白飛びしていたけど、データとしてはしっかり記録されていた。
HASSELBLAD XCD 90mm F2.5 V
f2.5 ISO400 1/250
HASSELBLAD XCD 90mm F2.5 V
f2.5 ISO200 1/180
残念な点
ここに関しては想定内だけど、プロコンあってのレビューだと思うので、あえて残念と思った点も上げてみる。
価格とサイズ
本体からレンズまで全て高価であり、カメラ本体もレンズも大きく、持ち運びにストレスがある。
ただ、これは用途によってフルサイズ機と使い分ければいいと思ってるので、特に問題に感じていない。
撮影スピード
連写速度とオートフォーカスの速度が少し気になる。
ただこれも上記と同様でTPOによって使い分ければいいと思ってる。
さいごに
トータルで見て、買ったことに関しては大正解と思ってるし、上記で述べている通り、シーンによっての使い分けをしていけばいいと思ってるので、デメリットと感じる面もそれでカバーできる。
あと、何より、普段遣いとして重いと感じることがあっても、それを凌駕するアウトプットを生み出してくれるので、デメリットさえもうちけしてくれる印象。
自分の場合、写真展をするという目標があって、最終プリントでのアウトプットになるので、作品を撮影する際にはX2Dを使用し、その他の撮影にフルサイズという使い分けができればと現状では思ってる。
引き続き色んなところに連れ出して、色んなものを撮っていければと思う。
行動あるのみ。