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【対策】青森県教員採用試験の内容を一次試験と二次試験別に徹底解説!
本記事は、青森県教員採用試験の内容(一次試験、二次試験)を徹底解説します。
教員採用試験は自治体によって試験内容が異なります。
そのため、教員採用試験全般の内容を鵜呑みにして対策することはNGです。一般的には必要な試験種目でも、青森県教員採用試験では必要ないってことがあるんですよ。
効率よく対策するためにも、試験内容を理解しましょう。
参考:青森県教員採用試験の内容(科目)は?傾向と対策方法を徹底解説
青森県教員採用試験の内容(一次試験)
![青森県教員採用試験の内容(一次試験)](https://assets.st-note.com/img/1713434293862-oLqQepM72f.png?width=1200)
青森県教員採用試験の一次試験は、筆記試験がメインになっています。
「教員採用試験=人物重視」という傾向にありますが、対策の大半を勉強に充てなければなりません。試験科目を的確に捉え、出題傾向をつかんで対策しましょう。
一次試験の内容は以下のとおり。
一般・教職教養
教科専門
内容1:一般・教職教養
試験時間:60分
問題数 :54問
出題形式:空欄補充、正誤問題
解答方法:択一式(マークシート)
配点 :100点満点
一般・教職教養の内容は大きく2つに分類されます。
1つは教師として働く上で必要となる学習指導要領や法令などの教師力を測る「教職科目」、もう一つは、高校までに習った基礎学力を測る「一般教養科目」です。また、一般常識や教育時事(教育関連のニュースのこと)に関する問題もあります。
![青森県教員採用試験 一般・教職教養の出題科目一覧](https://assets.st-note.com/img/1713439227690-SMa8PImwiD.png?width=1200)
要は科目の多い大学入学共通テスト(旧センター試験)のようなもので、その多くが大学の教職課程や高校までに学んだ内容です。
一度は勉強したことがある科目ばかりなので馴染みはあると思います。しかし…出題範囲がとても広いので、どの分野が多くでるのか、どの分野は苦手なのか、出題傾向を理解したうえで勉強することがポイントです。
内容2:教科専門
試験時間:90〜110分
問題数 :教科・科目によって異なる
出題形式:択一式
配点 :100〜250点
志望する校種・教科の専門知識や学習指導要領の理解度を測る択一式の筆記試験です。
問題レベルは高校~共通テスト(旧センター試験)ぐらいなので、今まできちんと勉強してきた人からすれば難度は高くありません。
まずは志望する校種・教科の過去問を解いてみて、現在の実力を確認しましょう。そうしないと、何を対策すればいいか判断できません。
5割以下:基礎がないので中学受験レベルから勉強しなおす
7割以下:高校~大学受験レベルで力をつける
7割以上:全国の過去問を解いて知識の定着や弱点克服
こんな感じで考えるといいですよ。
教科専門の勉強方法は次の記事で詳しく解説しています。
青森県教員採用試験の内容(二次試験)
![青森県教員採用試験の内容(二次試験)](https://assets.st-note.com/img/1713439379944-CIiPqUWiWE.png?width=1200)
二次試験は人物試験です。
教採=面接重視なので、面接試験でどれだけ点数を稼ぐかが最終合否に大きく関わってきます。
努力に比例して成果が見える一次試験とは違い、面接試験は質の高い練習が必要です。適当にダラダラ練習しても効果は薄いので気をつけましょう。
二次試験の内容は以下のとおり。
集団討論
個人面接
実技試験
内容3:集団討論
試験時間:20分
受験人数:1グループ5人程度
配点 :150点満点
評価基準:「話し方、聞き方」「発言内容」「態度、印象」「教員としての適性」
集団討論とは、一つのテーマや問題について、複数の人が参加して議論をする人物試験です。
集団討論では、複数の人が自分の意見を述べたり、他の人の意見を受け止めたりすることで、議論が進んでいきます。また、議題を絞り込んだり、意見を整理したりする必要があったりとやることが多い試験なんですよね。
■集団討論の流れ
![青森県教員採用試験 集団討論の流れ](https://assets.st-note.com/img/1713439599021-DJc8c9tqPF.png?width=1200)
■集団討論の過去問
![青森県教員採用試験 集団討論の過去問(2024年度)](https://assets.st-note.com/img/1713439657285-b0ZIhejVaL.png?width=1200)
集団討論では、自分の意見を述べることが求められますが、そのためには様々なスキルが必要です。自分の意見を伝えることはもちろん、他の人の意見を受け止めることができるようにする必要があります。そのためには、繰り返し練習(慣れること)が必要です。
内容4:個人面接
試験時間:20分
面接官 :3人
配点 :150点満点
事前に提出する面接カード(調書)にそって、自己PRや志望動機などを問われる面接試験です。より人間性を評価する方針なので、時間をかけて対策する必要があります。
面接を苦手とする人は多いです。しかし、合格するには避けては通れません。面接は練習量に比例して徐々に上達するので、苦手意識が少しでもある人は早めに準備してください。
面接練習をすることで、
自分の長所や短所
なぜ教員になりたいのか
教員になって何がしたいのか
といった部分を改めて確認できます。自分と向き合う良い機会なので、時間をかけてじっくり取り組んでいきましょう。
個人面接の過去問や模範回答例を次の記事で解説しています。
内容5:実技試験
教科・科目に関する実践力を備えているのか評価する試験です。
以下の校種・教科を対象に実施されます。
小学校
音楽
美術
保健体育
家庭
英語
何ができて、できていないのかを早めに把握するようにしましょう。そのうえで出来るように少しずつ技能を磨いていくことが最適解です。
なお、課題に沿って完璧にできることにくわえて、熱意や意欲、態度なども評価対象。
そのため、実際の試験では面接と同じように楽しくできるように練習してください。
以上が青森県教員採用試験の内容です。
青森県教員採用試験の内容まとめ
今回は青森県教員採用試験の一次試験と二次試験の内容を紹介しました。
試験=ペーパーテストと思う人は多いですが、教員になるための就職試験です。なので、面接や実技試験などの幅広い試験が課されています。
再度、試験内容をまとめます。
■一次試験の内容
一般・教職教養
教科専門
■二次試験の内容
集団討論
個人面接
実技試験
この記事が少しでもお役に立てたら幸いです。
最後まで読んでいただき、ありがとうございました!
このとおり多いです。
やみくもに対策するのではなく、きちんと傾向を理解してから進めてください。
この記事が少しでもお役に立てたら幸いです。最後まで読んでいただき、ありがとうございました!