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大阪市教員採用試験の倍率推移|倍率が高い低い=難易度ではない理由
大阪市教員採用試験の倍率推移(2013~2022年度)
ここでは、大阪市教員採用試験の倍率(実施結果)をまとめています。
平成25年度採用(2012年実施)
受験者数:2,692
合格者数:541
実質倍率:5.0
平成26年度採用(2013年実施)
受験者数:2,776
合格者数:590
実質倍率:4.7
平成27年度採用(2014年実施)
受験者数:2,885
合格者数:889
実質倍率:3.2
平成28年度採用(2015年実施)
受験者数:2,821
合格者数:666
実質倍率:4.2
平成29年度採用(2016年実施)
受験者数:2,507
合格者数:413
実質倍率:6.1
平成30年度採用(2017年実施)
受験者数:2,544
合格者数:553
実質倍率:4.6
平成31年度採用(2018年実施)
受験者数:2,774
合格者数:751
実質倍率:3.7
令和2年度採用(2019年実施)
受験者数:2,643
合格者数:774
実質倍率:3.4
令和3年度採用(2020年実施)
受験者数:2,962
合格者数:881
実質倍率:3.4
令和4年度採用(2021年実施)
受験者数:2,549
合格者数:655
実質倍率:3.9
なお、校種や教科(科目)ごとの倍率は以下の記事をご覧ください。
大阪市教員採用試験|倍率が高い、低いは難易度とは関係ない理由
結論からいうと、倍率の高低と難易度に相関性はありません。
なぜなら、受験者によって学力やコミュ力が異なるからです。
たとえば、東京大学に入学できる学力があり、初対面の人とでも円滑に話すことができるような人なら倍率が10倍、20倍でもあまり苦労せずに合格できると思います。
反対に偏差値40程度の大学にギリギリ合格するような人で、対人スキルがあまりない人ならどうでしょうか?
倍率が2倍でも、1.5倍でも難しいと感じるはずです。
ちなみに2022年東京大学(理科一類)の倍率は2.7倍ですが、簡単に感じますか?僕なら1.5倍でも難しいと思っちゃいますね…。
このように考えれば、倍率が高くても低くても合否を最も大きく左右する要因は「持っている学力やコミュ力の高さ」であるといえるでしょう。
倍率はあくまでも参考程度とし、必要以上に影響されないことが大切です。残った時間で「学力やコミュ力を高めるにはどうすればいいのか」を考えて行動することが、一番の近道になりますよ。
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》教職教養・一般教養
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~このnoteを書いている人~
はじめまして!「福永」と申します。
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Twitter(@kyosai365)を見てくださっている一部の方はご存知かもしれませんが、教員採用試験のカウンセリングや情報メディア「教採ギルド」の運営・編集を担当しており、データ分析 / 情報配信を得意としています。