東京都教員採用試験の合格ラインは何割?目安は7割だが・・・気にしても意味がない理由
東京都教員採用試験の合格ライン
教職教養+専門教養+小論文=6割〜7割
というのが、合格者から教えてもらい、わかっている限りの合格者平均値です。
もちろん、校種・教科によってこれ以上、以下ということもありますし、年度によっても上下があります。
合格ラインを知るのは難しい
東京都教育委員会が公式な合格ラインを公表していない以上、確かな合格ラインを知ることはできません。
また、小論文の点数を正確に出すことは無理なので、実際の合格ラインを知るのは相当難しいといえます。
合格ラインを気にしても意味がない理由
相対評価だからです。
たとえば英検や漢検のような資格試験であれば、基準点以上(6割とか)の点数を取れば全員合格できます。これを絶対評価の試験といいます。
一方で、教員採用試験は合格人数が決まっていて、成績順に合格者を決めるのです。
賢い人が多ければ合格ラインは上がりますし、その逆もあるというわけです。採用人数によっても変動しますね。
そんな変動する試験の点数を気にするのってかなり難しいと思いませんか?
例えば、5人の受験者がいて3人受かる場合。
2020年のボーダーは45点、2021年は55点、2022年は80点です。
これでボーダーを知るのって無理ゲーじゃないですか?仮に2021年までの受験者にボーダーは6割あれば余裕といっても、2022年のボーダーは80点ですから受かりません。
昨年の合格ラインが6割だと思って7割ぐらいの勉強をしていても、その年の合格ラインが8割だったら意味がないですよね。9割かもしれない。
なので、合格ラインを気にしても意味がないのです。
東京都教員採用試験の合格ラインは7割を目標に対策しよう
最低6割、できれば7〜8割。
これが過去の合格者データからわかる合格ラインです。
どれだけネットを探しても時間の無駄です。あなたが望むような正確なデータは転がっていません。
ぶっちゃけ、教採対策をしている大手予備校でも合格ラインは正確に把握できていません。実際に質問しても濁されます。
予備校でも把握できない(存在しない)ような情報を一個人のあなたが収集できると思いますか?僕は難しいと思いますよ。
そんなことに時間をかけずに、一問でも多くの問題を解く、小論文を書く、志望動機を考える、などに時間をかけてみてください。