【2024年版】長野県教員採用試験の小論文テーマと評価観点・基準
どうも、福永です。
本記事は、長野県教員採用試験の小論文テーマと評価観点・基準をまとめています。
小論文はどんなテーマが出るんだろう?
小論文の文字数は何文字書けば減点されないの?
どういった観点に気をつければ落ちないの?
小論文に対して、こういった疑問を持っているのではないでしょうか?
原稿用紙を埋めても、観点がズレていれば点数はもらえません。反対に観点が適していても、ルールを守れていないと点数はもらえません。
何に気をつけて書けば評価が上がるのか(下がらないのか)気になりませんか?
そんな疑問を解消するための内容です。
ぜひ、参考にしてください。
長野県教員採用試験 小論文の傾向
小論文は、自分の考えや主張を論理的に説明する文章形式の試験です。
簡単に概要を紹介します。
試験時間:60分
文字数:800字
問題数:1題
テーマ:教師論
評価:5段階(A~E)
筆記試験(一般教養や専門教科)では判断できない、論理的思考力や読解力、人間性などを総合的に測ることを目的とした試験です。
長野県教員採用試験 小論文テーマ(過去問)
長野県(義務教育)の小論文テーマは「教師論(〇〇な教師)」について書かせる傾向があります。
これまでのテーマは次のとおり。
令和6年度~2年度
最新5年分のテーマは、「【対策】長野県教員採用試験の小論文とは?傾向と過去の出題テーマ」でまとめています。
平成31年度
「子どもと共に歩む教師」について、自分の体験を踏まえて考えを述べなさい。
平成30年度
「学校だからこそできる学びと教師の役割」について、自分の体験を踏まえて考えを述べなさい。
平成29年度
「どの子も伸ばす教師」とはどんな教師か、体験を踏まえて自分の考えを述べなさい。
平成28年度
「子どもの可能性を引き出す教師」について、体験を踏まえて考えを述べなさい。
平成27年度
「子どもから学び,自らを高めていく教師」について,自分の体験を踏まえて考えを述べなさい。
長野県教員採用試験 小論文の評価観点と基準
小論文には、評価観点と基準があります。
どれだけ素晴らしい文章が書けても、文字数を埋めれても、観点に沿っていなければ高評価はもらえません。
また、「何文字以上で〇点」や「原稿用紙の使い方が悪いから減点」といった基準もあります。
こういった情報を知っているのと、知っていないのとでは、対策方法も上達具合も大きくかわってくるので、必ず把握してから取り掛かりましょう。
長野県の評価観点や基準は次のとおり。
評価観点
課題把握の的確さ(1観点)
文章構成力の工夫(1観点)
論理的思考力(3観点)
表記(1観点)
これら(6つ)の観点ごとに、2人の試験官がそれぞれ0~3点で評価。2人の評価を合計した点数が最終評定(A~Eの5段階)となります。
評価基準
【課題把握の的確さ】
「テーマ」について、自分なりの考えを記述している。
「自分自身の体験」が書かれている。
「テーマで示されている教師」になるために、自分のすべきこと・教師としての決意が記述されている。
理想の教師像は簡単に考えられるかもしれませんが、その根拠(体験)も盛り込まないと評価はあがりません。
自己分析もしっかり行いましょう。
【文章構成力の工夫】
文字数が、
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