【2024年版】横浜市教員採用試験 一般教養・教職攻略マニュアル
ー はじめに ー
※本記事は、最後まで無料で読めます。
どうも、福永です!
このnoteは、横浜市教員採用試験を対象とした、
一般教養・教職専門の攻略マニュアルです。
「どの科目に力を入れて、どの科目は捨てていいのか」
「どの科目から勉強して、どの科目は直前期でもいいのか」
「どの分野(単元)が頻出なのか、出ない箇所はどこなのか」
などについて具体的に説明し、勉強が苦手なあなたにとって肝心な、
「何から手をつけたら、点になり、効率よく勉強できるのか」
について、詳しくまとめてあります。
このnoteの内容は以下になります。
横浜市の一般教養・教職専門
一口に教員採用試験といっても、自治体によって傾向は様々です。
まず横浜市の傾向を知らなければ勉強できません。
科目や問題数といった基本的なデータを紹介します。
出題は平均15科目
横浜市では、次の科目から15科目程度が出題されます。
科目数は多いですが、出題頻度は科目によって異なります。そのため、重要度の高い科目から対策することがポイント。
科目ごとの出題頻度は後ほど詳述するので確認してください。
得点目標は5割
得点目標としては、まず「5割」というのが第一目標です。合格者の多くがこの程度を取ってきます。
横浜市の合格ラインは専門教科と合わせて6割程度なので、一般教養・教職専門は偏差値50を少し上回る程度の勉強で良い。
目標は6割。実際は5割程度でOKです。
一般教養・教職専門の1問に深入りするより、専門教科を極めることが大切。
くれぐれも科目間の重要性と勉強時間の配分を間違えないように注意しましょう。
無駄な勉強をしないために必要なこと
さて、横浜市教員採用試験の科目や問題数などの概要がわかったら、次はいよいよ勉強を始めていくのですが…。
いったい何から始めるのがベストなのでしょうか?
最初に過去問を使う
結論から言うと、「横浜市の過去問から始める」です。
過去問は「こういう出題をするから、準備してきなさい」という出題者側のヒントなんですよね。
そもそも過去問をやらないと、どんな知識をどの程度の深さで知ればいいかが全然わかりません。
過去問分析を十分していれば、勉強範囲を大幅に減らせます。
勉強範囲の膨大さに圧倒され、勉強が全く進まないという人が非常に多いので注意してください。
過去問から逆算し、教材で頭に入れておくべき部分をひたすら読み込んで覚えていくのが受験勉強の極意です。
まず、このことをしっかり頭にインプットすることが大切。
全部を勉強しない
当たり前ですが、全科目・全範囲から出題されません。
過去問をきちんと分析すれば簡単に把握できる事実です。
しかし、過去問を集めて分析するのは手間がかかるため、多くの人は適当に勉強してしまっているんですよね。
たとえば、社会科学は、
日本史
地理
政治
経済
国際関係
からそれぞれ出題があるため、真面目に勉強していたら、とても間に合わない量です。
事実、僕の元には、こんな悲痛な相談が日々入ってきます。
ネットや予備校で情報を探すと、いくつかの勉強ノウハウが出てきます。
社会科目は大学受験の選択科目を勉強しよう!
社会科目はコスパが悪いので捨てよう!
直前期に過去問だけ勉強すればOK!
などなど。
しかし、あなたもわかると思いますが、このような抽象的なノウハウでは、効率的に勉強できないものです。
結局、試験に出る出ない関係なく、参考書を最初から最後までコツコツ勉強してしまっているんですよね…。
がむしゃらに全範囲を勉強していいのは、時間に余裕がある人だけです。
使える時間には限りがあるのに、試験に出ない科目や分野まで勉強するなんて損でしかありません。
一度やったことはその日に何回か繰り返す
1問答えをみて内容を覚えたら、次のページに行く前に必ずその場で「思い出す」ようにしなくてはいけません。
このような流れで記憶は定着していくので、短期記憶ができていない知識はもちろん長期記憶になることはありません。
つまり、何かを覚えようとするときは、その場でテキストを一旦閉じて、「思い出してみる」ことが重要。この訓練をしていない知識は長期記憶になりにくく忘れてしまいます。
完璧に覚えない
テキストの内容を一言一句を完全に覚えようとしたり、空で言えるぐらいまで読んだり、ノートに写したりすることは時間の無駄になるので注意しましょう。
問題文から思い出せればいいということを理解して、分野ごとに問われそうなキーワードだけを押さえてください。
復習に力をいれる
どれだけ勉強しても復習しなければいつまでたっても覚えることができません。それだけ復習が重要なのです。
実用的な復習のやり方は、総勉強時間の3分の1、あるいは2分の1を復習時間にあてるというものです。それでは多すぎるという人ほどまったく覚えられていません。
僕も経験ありですが、先に進もうとするあまり、過去にやった問題を片っ端から忘れることには鈍感になっています。
どれだけ同じことを繰り返しても忘れることはよくありますが、忘れることを恐れてはいけません。
一度も覚えていない知識
一度覚えたけど忘れてしまった知識
これは天と地の差があります。
せっかく勉強したものをもっと大切にしましょう。
★復習は何回するのが最適解?
では、過去問を初めとして、自分がやると決めた問題は何回ぐらい復習するのがよいのでしょうか?
結論をいうと、「最低5回。実際には誤答がすぐわかるまで、何回でも」というのが正解です。
試験会場では、考えなくても出てくる知識しか使えません。そのためには、自分が想像するよりはるかに多く繰り返す必要があります。
そして、同じ問題集の中でもメリハリをつけることが非常に大切。
最初から最後まで機械的に何回も繰り返すのではなく、自分にとって常識となった問題はどんどん「✕印」をつけて抹消していき、覚えていないところやあいまいなところだけを何回も繰りかえすようにします。
効率的な勉強の手順
効率よく勉強する手順を解説します。
テキストを準備する
主要科目の攻略
点になる科目と捨て科目の選定
全国まるごと過去問題集で知識の定着
Hyper実践シリーズで総復習
STEP1:テキストを準備する
教員採用試験用のテキストは数種類あるので、自分に合うものをチョイスしましょう。
どのテキストを使ってもいいですが、僕は「オープンセサミノート」をオススメします。
*一般教養版もあります。
書き込み(穴埋め)式の参考書兼問題集なので、狙われやすい語句やポイントが把握しやすいです。
★テキストの使い方
いきなり解答を読んで、空欄に答えを書き込みましょう。
いちいち問題を自力で解いていたのでは、とても時間が足りないからです。しかも、そんなことをしてもあまり意味がないんですよね。
大切なのは、本番までに平均点以上が取れるようになること。
だから、いきなり解答を読んで書き込みまくってください。
問題と解答を次々に読んでいき、その中で必要な事項を実践的な形でインプットしていくのです。これなら一から解くのに比べて、ずっと時間がかかりません。
考えていいのは、ある程度実力がついて(3週目くらい)からでOK。何も知識がない状態で考える必要はありません。
★参考書も併用すると効果二倍!
「オープンセサミノート」には、対となる参考書があります。
一通り知識をインプットしたら、参考書を使って周辺知識も押さえられると効果的です。
もちろん、参考書を読みこむときは、全ページを通読するのではなく、必要な箇所だけ読むこと。
問題演習を通して覚えた知識が核となり、格段に理解のスピードや深さが違ってきます。
*一般教養版もあります。
STEP2:主要科目の攻略
まずは、次の主要科目から勉強しましょう。
教育原理
教育法規
数学
計算を含み、原理を理解するのに時間がかかる、または物理的に量が多いからです。
これらの科目にある程度メドが立たないと、合格は光の彼方なので、勉強当初は、これら主要科目に時間を使ってください。
特に試験まで1年以上あるなら、最初の2〜3ヶ月はそのスケジュールでOK。最初から社会科目などの勉強に精を出すと、差がつく「主要科目」に十分な時間がかけられないので注意。
まずこれらの科目の勉強にある程度メドをつけ、その後に他科目の勉強を本格化させるのが必勝パターンといえるでしょう。
STEP3:点になる科目と捨て科目の選定
試験科目は多いですが、全科目から均等に出るわけではありません。
なので、どの科目で点を取り、どの科目は手を抜くのかを考えることが大事です。
次の科目別問題数一覧を参考に、勉強計画を考えてみましょう。
【参考データ】
科目別の問題数一覧
「出題率」や「範囲の絞りやすさ」をもとに考えると、
あたりかなと、僕は考えます。
あなたの学力や得手不得手で、どの科目に時間を割き、どの科目は捨てるのか考えてください。
STEP4:"全国まるごと過去問題集"で知識の定着
ある程度勉強したら、「全国まるごと過去問題集」を使いながら知識定着を行いましょう。
この「全国まるごと過去問題集」は、分野別・項目別に過去問とポイントを収録した問題集です。
各分野から1題ずつ取り組むもよし,苦手な項目から取り組むもよし…、使い方は自分次第。
必要ない科目や分野は見なくてOKです。点を取るために重要な部分に絞って覚えてください。
STEP5:Hyper実践シリーズで総復習
最後は、「Hyper実践シリーズ」を使って総復習と初見問題への練習をしましょう。
全国まるごと過去問題集が分野別・項目別に集約されていたのに対し、この「Hyper実践シリーズ」は自治体別に掲載された問題集です。
1日1~2自治体をピックアップして、本番と同じように時間を計り解いてください。
なお、間違った問題は必要な知識をインプットしたら、必ずその場でもう一度解いてください。
その場で解けない問題は、いつまでたっても解けませんよ。
まとめ
横浜市教員採用試験の一般教養・教職専門には、以下の特徴があります。
試験科目が多く、出題科目が多い=出題範囲が広い
得点目標は6割
過去に出題されている問題と類似問題が多い
この特徴をもとに考えれば、
というのが、効率よく勉強するポイントになります。
再度、本noteで解説してあることを確認し、合格に向けた準備を始めてください。きっと、短い時間・期間でも点が取れるヒントがたくさん見つかるでしょう。
このnoteが、少しでもあなたの夢に貢献できたら僕は嬉しいです。
それでは、引き続き頑張っていきましょう!
以上で本編は終了です。
★過去の出題傾向表(科目別・分野別)★
無駄な時間や労力を消費しないためには、科目ごとの出題傾向が超重要です。
科目ごとに出題傾向を理解すると、勉強が嫌い・苦手という初心者でもどこから手をつければ点になるのか一目で判断できるので、簡単に勉強を始めることができますよ。
とはいえ、過去問を集めて分析するのは、中々骨が折れる作業です。
そこで今回、過去10年分の出題内容を科目別・分野別に集約した"オリジナルの出題傾向表"を公開します。
この出題傾向表を活用すれば、横浜市教員採用試験の出題傾向を具体的に理解できるため、効率よく勉強を進めることができますよ。
ー 特徴 ー
本記事で紹介する出題傾向表は、多くの合格者に定評のある書籍「オープンセサミシリーズ」に合わせて作成しています。
オープンセサミの目次とリンクしているため、参考書や問題集の該当ページから読み込んでいけば簡単に勉強できます。
ー 収録内容 ー
過去10年間で出題のあった、教職教養と一般教養の全科目をまとめています。
全容はお見せできませんが、一部サンプルをお見せしますね。
こんな感じに、全科目の出題分野が一目で把握できるようになっています。
あなたがやることは、この出題傾向表に沿って、出題率の高い分野を覚えるだけです。
ー オススメの人 ー
「オープンセサミシリーズ」を使う(使っている)人
初めて一般教養・教職専門を勉強する人
効率よく勉強したい人
一方で、「オープンセサミを使わない人」や「出題傾向なんて関係ないって人」には必要ありません。
教員採用試験の問題は自治体ごとに作られています。つまり、出題傾向も自治体によって違うってことです。
予備校や各種ネット記事で言われる"一般的な傾向(全国の平均値)"を元に勉強しても意味がありません。
効率よく勉強するには、横浜市の出題傾向を理解することが重要です。
ー 読者のみなさまの反応 ー
実際に出題傾向表を活用した方々の感想(レビュー)を抜粋して紹介します。
■まーやさん
■めぐみさん
■しゅんさん
■シンキューさん
■善村さん
※その他のレビューはこちらでまとめています。
同じような悩みを抱えている方には役立つ内容です。ぜひ、活用してくださいね。
「何から」勉強すればいいかという無駄な作業をできる限り省いて、効率よく勉強を進めてください。
ー 費用・支払い方法 ー
○費用:1,980円(一度購読すれば、その後のアップデート情報等は無料で読めます)。
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