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長いよ、自分の夢を追っている道

お久しぶりです。

定期的に見てるけどなかなか自分で綴るってなると時間がない。書き留めなきゃ忘れちゃうのに…

最近考え直してること。それは

【どうしてアナウンサー/記者になりたいんだろう。】

ということです。

私はその原点は思い出せないけど、小学4年生からずっとアナウンサーになりたいって思いながら今に至る。

どうしてなのかわからないけど、小学4年生のチアダンスの発表会でエンディングで着るTシャツに自分の夢をかくことがあって、

そこには明確に「アナウンサーになりたい」とマイクの絵と一緒に大きくかいていた。

そこから、小学校5.6年生では前日にノートいっぱいの演説をママと考えて委員決めをして、晴れて放送委員としてラジオみたいなお昼の校内放送をしたり、

附属の中高が全国大会進出レベルの放送部だったので、迷わず放送部に入って6年を過ごした。

身長が高くて運動部に勧誘されたけど、話も聞かずに

「私放送部に入るのでごめんなさい!」

と誰も止める余地の無い程の意思の強さで断ったらしい。(笑)

放送部では念願のアナウンスに加え、朗読、ドキュメンタリーやドラマなど様々な経験をして

個人のアナウンスも、学年で作った番組も都大会、全国大会で賞をとる位には熱中して取り組んでました。

色々な経験のなかで、原稿をかくことやアイデア出しは苦手で苦しかった時もあったけど、

伝える!と意識しながら伝わったかなんて大会では審査されないし人の反応もわからなかったけど、

とにかく「アナウンスは楽しい!アナウンサーがいい!」と思った。

大学もアナウンサーになるために、社会学やマスメディアを学べる学部に入りたいと志望校選択。

大失敗の大学受験だったがそれでも受け入れてくれる大学から1つ選ぶときの基準はその夢で、ここが一番マスメディアに特化している!と進学を決めた。(勉強はあんまりちゃんとしてないけど…)

サークルは放送研究会に入る気だったのに、中高女子高で厳しいガチ部活だったのでその緩さに納得がいかず、

結局体育会のラクロス部という人生で一番衝撃的な選択をしたが

なんだかんだ大2の冬からアナウンススクールには通っていたし、周りの友達にも「アナウンサーになりたいんだ!」と何の躊躇いもなく夢を語っている。

そして就活を迎えた大学三年。

夏のインターンはことごとく敗北。

容姿に自信がない私はミスコンの子達が…って落ち込んだり。だけどその子達もとてつもない努力で勝ち取ってるわけで、自分も頑張らないと!って奮起して、

それでも説明会、セミナー、OB訪問、企業研究をすればするほどアナウンサーになりたいんだ!って気持ちが強くなっていった。

色々なことを取材をして新しい発見が出来る、そしてその発見を人に届けられるってなんて素敵な職業なんだろう!と記者職にも目移り。だけどアナウンスもができるならアナウンサーになりたい!と。

テレビ局は輝かしい世界に見えていた。

自分なりにも改善して、秋のインターンでは行きたいところのも縁もゆかりもない地方局のインターンもいくつか通って仕事体験をして。

取材って楽しい!原稿読むの楽しい!ともっともっとマスコミに行きたいと強く思うばかり。

そして本選考。

全然うまく行かず今のところ総合職もアナ職も全敗。

…文字にすると嫌だな(笑)

でも、全国場所を問わず、やっぱりテレビで働きたい!

終わったことにへこむ暇もなく、次に敗因をどう繋げようかとわりと前向きな気持ちだった。

だけどその中でもっとも大切な改善点が自分ではわかっているのに、志望動機ややりたいことのビジョンがいくら考えても明確にならなくて困っている。

テレビってすごい!って経験もあるしそれをきっかけに、大枠に「映像とか現場では見えない人の気持ちとか努力の過程を伝える仕事がしたい」と思っている。

だけど、それを受けて心を動かされて行動に移したのは一時的なもので、たかがその程度なのだ。

自分の原点であるテレビのすごさを知ったエピソードはバレーボールを通してスポーツの素晴らしさを感じた経験。

今もラクロス部にいながら色々思うことはあって、

スポーツの取材をしたい!とは強く思う。

だけど特段何かのスポーツがめちゃくちゃに好きなわけでもないのだ。ただ頑張っている人を取材したいという曖昧な実現したいことである。

一方でスポーツに限らず見えない背景を伝えることは大切だとも思っていて、報道記者とかドキュメンタリー制作もしたい!と思う。

だけど、特に災害報道について、地方創生についてを伝えたくて~

というものが全く私にはないのだ。

つまり、入ってやりたいことが無いのである。

放送部を振り返っても、【伝える】をとにかく心に刻んで大会に臨みながらも

大会で伝えたことの反響が来るわけでもなく伝わった感触は0。

どうして人に伝える仕事がしたいと思うのだろうか。
読みを修正して上達していく過程が楽しかっただけなのか。

母親に「本当はテレビ局にどうして入りたいの?芸能人に会いたいの?」と聞かれた。

でも私にそういう気持ちは全くないし沸き上がる他のものもない。

どうしてなりたいのか、わからないのだ。

そんなことを考えながら3/1を迎え、地方局の採用日が解禁されたいま、どうしてなりたいのか、本当はただ昔の夢にすがって後戻りできないだけなのではと、なんだかテレビをうけることもためらいが出てきてしまった。

本当は向いていないのかもしれない。

テレビで働いてるっていう名目がほしいだけなのかもしれない…

そんな中最近、一般企業をみてここもいいじゃん!ってなることに共通点が出てきた。業界は全部バラバラだけど、

誰かの課題解決をする仕事。
そして解決するための選択が無限にある企業。
そしてどこか人の感情や行動のきっかけに最後は繋がる仕事。

そして頭を抱えながらずっと逃げてきた、スタバで働くことにおいての自己分析。そこでみえてきたのは

とにかく人に興味があって話を聞くことが好き
人の力になりたい、心の拠り所でありたい

ということ。

それを踏まえて改めて考えてみると、

それとなく自分の感動体験を使ってテレビの志望動機作っていたけど、結局スポーツのよさを伝えたいもなにも、本当にやりたいことってもしかしたら

人の話を聞く仕事。
そして発信することによって誰かの糧になったり役に立つ仕事

なのかもしれない。
こじつけなのかもしれないけど(笑)

でもこっちのほうが自分は苦しくないなって思う。
全部の企業に共通する軸、みたいなのもみえてくるし、


好きを仕事にしたいから入りたい!

で納得だ。

私がとにかく取材に行きたい!って思うのも好奇心が掻き立てられるのもそうだけど、人の話をとにかく聞きたいからで、だからスタジオからでて現場にいける記者職とかめちゃくちゃ惹かれる。

知らない情報を自分で掴んで届けて、視聴者の視界を広げたり行動のきっかけとなるお手伝いをしたい。

それに私は人と関係を作ったり、想いを引き出すことが得意だ。
十分素質はあるのではないか。



人から話を聞くのが大好き。
思いをを引き出すのが得意。
人の役に立ちたい。


だから私はアナウンサー/記者になりたい。

しっくりくるかも。深掘りする気持ちも沸いてきた。

よし。頑張るぞ。