レトロゲーム遊び記録 2024年春
ここ最近はサガエメラルドビヨンドを100時間以上遊んでいたこともあり、レトロゲームを遊べたのは1本だけ・・
■天地を喰らうⅡ 諸葛孔明伝
最近youtubeでたまたま聞いた「攻城戦」というボス戦闘曲にあまりにも一目惚れしすぎて遊びたくなり、箱説あり8,000円で買ってきた。
後に知ったのは、作曲者がロックマン3と同じ人だということ。ロックマン3のBGMってクセが強すぎて大好きなんだけど、このゲームも同じ種のクセがある。スパークマンステージやスネークマンステージのような種のBGMが、他にもこの世にまだ存在していて、それを知れて聞けた喜びは大きかった。
このゲームの1のことは知らないし、天地を喰らうも三国志も全然知らない。このゲームが天地を喰らうや三国志に沿っているものなのかもわかっていない。けど、出てくる武将はそんな自分でも知っているような武将ばかりだった。天地を喰らうの漫画を読んでみたくなった。
中身は割とオーソドックスなRPG。終盤になって謎のおつかいイベントでいろんな城に行かされたりして間延びしてる感はあった。過去に行った城の名前を全然覚えてなかったから、どこに行くかわからなくてめちゃくちゃ苦労した。
難易度はずっと楽すぎて全く苦労しなかったけど、ラスボスだけは強かった。ラスボス戦のBGMもロックマン3的なノリが強くて良かった。
毎日30分くらいずつ進めて、クリアするまで1か月ほど掛かった。装備すると移動速度が速くなるアイテムがあって、それに気が付くのがもっと早ければ、もっと短かったと思う。
途中、劉備に話しかけたら、意味わからないことを喋り出して、その後急に知らない超強い奴が仲間になった。何も狙ってないのに、当たり前にように急にバグるって、ファミコンでもあまりないのではと思った。昔、ポケモンで、殿堂入り画面がバグり出したら、近いうちにデータが消えるみたいなことがよくあった。そんなのを思い出したりして、バグキャラ出てきたのは怖かったけど、強すぎてしばらく普通に使ってた。ぶっ壊れずにクリアまで行けてよかった。
遊べたゲームが少なかったので、あとがき的なやつ。
自分の中で、周期的にいろいろなブームが来る。レトロゲームブーム、オカルトブーム、読書ブーム、マジックブーム、服ブーム、トレカブーム、断捨離ブーム、・・等。あるブームに入った時は、他のものに全く目が行かなくなる。こういう周期をただただ繰り返して何年も生きてきた。
この春はレトロゲームブームが来て、個人的に盛り上がっていた。レトロゲームについてたくさん調べたり、レトロゲーム屋に行きまくったり。
最近強く思うのは、中古ゲーム屋の意味合いが変わっているということ。自分が子供の頃は、金が無いから安くゲームを買うために行く店だった。しかし、今は骨董品屋かのように、気合をいれて高価な中古ゲームを見に行く場所になってしまった。
高価なゲームが並んでいてそれを鑑賞できるならまだ良い方で、今となっては、そもそも並んですらいない。昔は、プレミア価格のゲームを見ると「高いから買えない。」と思って眺めていたけど、もはや金がいくらあっても手に入らないものになってしまった。
プレミアゲームは、店に並ぼうものなら、高かろうが何だろうが一瞬で売れてしまう。店側も、さすがにこれなら売れないだろう、っていうめちゃくちゃな金額で試しに並べてると思う。それでも売れるから、値段とか意味ないと思う。100万円だろうがなんだろうが、買う奴は買う。とくに、円安の今となっては、海外客がレトロゲームの棚を丸ごと買っていくような勢いになっているっぽい。東京のどの店に行っても、同じような雑魚ゲラインナップしか残っておらず、嵐で吹っ飛んだようなすかすかな小さな売り場になっている。
もうファミコンやゲームボーイを買うのはやめようと思う。ライバルが多すぎて良くない。youtubeで企業がごっそり買ってるのとか見て、自分の目にはもう魅力的に映らなくなった。
自分の思い入れのあるハードは、ドリキャスとか、ゲームボーイアドバンス、ワンダースワン、ネオジオポケットくらいの時代のものだったりする。それ以前は、親に買ってもらったゲームが多く、ワンダースワンとかの時代は、当時自分で買ったものが多かったので、思い入れが強い。そして、そのあたりのソフトは、まだファミコンほどは値上がりしていないと思うので、これからプレミア化していくのを見守る遊び方はありだと思う。10年くらい前に、1,000円で買ったワンダースワンソフトが、調べて見たら10,000円くらいに値上がりしていた。自分が育てたみたいな謎の親心がある。とか言って、高くなったからと言って売るつもりは全然無い。
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