陳情令マラソン完走
四日目ですべて観終わりました!YOUのところからメイキング映像までしっかりとチェックまで終えましたとも……!
面白かったと表現していいのかこの感情は、というような内容の深さでした。以下はまたしてもネタバレです。
その前に。観終わる前から薄々思ってたことがあるんですが、4大仙家ってもう跡取りがいないのでは? 跡継ぎは大丈夫かって余計なことを思いました。金家は少年の金陵が宗主になるしかない状況で、江家は江澄しかいないし、結婚してないよね? 藍家は藍湛が仙督になったということは宗主も藍湛に変わったのかな?と思うけど兄上も叔父上も独身ぽいけど……弟子に継がせるんだろうか果たして……そして聶家の懐桑も奥さんは出てないように見えるけど独身? 4大仙家、揃いも揃って跡継ぎはいないのでは。このお話って家柄を大事にしてるみたいだから血縁以外では家を継げなさそうなのにどうなるんだろうとか、婆心として思いました。けど原作も読んでないしドラマで描かれてる部分しか知らないので、もしかしたらそれぞれの家に後継はいるかもしれないけど……だが江澄は公式でも確かお見合いで失敗していたような……
それはさておき、最初から最後まですごく深かったです……!最後の最後で「え? 二人一緒に旅に出ないの??」って思ったけど、残り9分に希望はあるさと思いドキドキしながら視聴していたら、二人で雲深不知処で暮らすのかこれは??というフラグが立った……腐女子的目線で観るとそんな終わり方でしたが、深い話でした。
最後に江澄が過去を思い出しているシーンも切なかった。江澄は無鉄砲に宿を飛び出して捕まったんじゃなかったんですね……お互いがお互いを思って行動したのに、お互いに胸に秘めてることが大きい……あと江澄がツンツンツンデレで、もうちょっとデレがあったらここまで行き違わなかったのではとも思いました。だがそれを金光瑤が言うのは観てるこっちも腹が立つぜ……あと、光瑤の奥さんに手紙を送った「彼女」を発覚するまでずっと考えてたけど全然過去に出て来た人じゃなかった。温情姉さんが生きてるのではとか、宋嵐が実は協力してた?とか予想してたけど全然そんなことはなかった。宋嵐にそんな余力は確かにないですよね……
思追が過去を思い出すところ泣けたし、温寧と一緒にいる二人の組み合わせが天使二人って感じで可愛すぎて……ラジオドラマ版とアニメ版と原作でどうなるのかラストが楽しみです。そういえばどこかで、魏嬰と藍湛が小さい頃に会ってて幼馴染み属性もある、みたいなのを観た気がするけど、ドラマでそれは出ていなかった。それぞれの媒体でそれぞれの展開があるのかもしれないですね。
50話をすべて観たら、また最初から観たくなるって誰かが言ってたけど、まさにそんな話でした。じっくり観返したら気付かなかった伏線にまた気付けそうな気がします。
こういうブロマンスは人生のどこかで読んだような気がするけど、日本のBLだと長い話自体がそもそも少ないし、精神的な繋がりよりソレ重視みたいなところが大きいので、どこで読んだものに似ているのかが思い出せない……もしかしたら人生で読んだ小説や漫画のすべてのいいものがミックスされていて、どこか懐かしさを感じながらもすごく深くて面白いのかもしれないです。そして早く原作が読みたい。ほかの中華風ファンタジーも凄く読みたい(観たい)。執着攻最高。
天官賜福は日本でアニメやるから日本語訳の小説が出るのに希望はある気がするけど、人渣反派自救系は出るか?って感じなので、読みたくて読みたくてたまらなくなったら中国語を勉強するしかないのだろうか……原文が読みたいからその原文の言葉を覚えた、なんてのは都市伝説みたいなものだと思ってましたけど、ネット上に確認できるだけで沢山いますね……人渣反派自救系は中国のネットスラングが多いらしいので初めて読む異国の本にしては難易度がすごく高そう……日本語すらちゃんと出来ないというのに……