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GMOユナイトエックスの歴史


こんにちは!GMOユナイトエックス株式会社note編集部です!

今、黄昏の東京ビックサイトにおります。熱い日々も小休止、幸いにも本日は穏やかな陽気となりました。この時間にもなると、心地よい風が東京湾へ向かって抜けていきます。ビルとビルの間に沈みゆく夕日を眺めながら、外出先での贅沢な夕涼みのひと時です。

なぜ私がビックサイトにいるかというと、とある企業展示会があったからです。300を超える出展企業は、これまでその存在を知らなかった企業が大半でした。お取組みを伺った数十社の企業をみても、それぞれが見据えるマーケットや時代に即したソリューションを提供されており、いろいろなお取組みがあるのだなと改めて感じます。

日本にある企業の数は全国で367万社であると言われています(2021年時点)。GMOグループだけでみても、2021年3月時点で105社あります。そのような中において、GMOユナイトエックスという会社がどのような背景で立ち上がりここまで歩んできたのか。せめてこの記事に目を留めていただいた方々にだけでも、知っていただきたいと思います。今回はGMOユナイトエックスの歴史について簡単にご紹介いたします。


■インターネット広告代理店の取り組み

GMOユナイトエックス株式会社は、ソーシャルメディアの活用に特化したマーケティング支援をしています。2018年にインターネット広告代理店であるGMO NIKKOの戦略子会社として誕生しました。その背景をご紹介するうえでは、ソーシャルメディアの成り立ちに目を向ける必要があります。

1995年にWindows95が発売されて以来、私たち生活者にとってインターネットは情報を得る手段でした。多数の人々に情報を発信する形式です。企業や一部の個人がホームページやブログを立ち上げ、その数が増えてくると、そのホームページをカテゴリーごとに整理するポータルサイトが登場しました。ユーザーは、ツリー構造になったカテゴリーから興味のあるテーマのカテゴリーを開くことで、関連の情報にアクセスできるようになりました。さらに、Googleなどの検索エンジンの登場によって、私たちはポータルサイトをたどるのではなく、ダイレクトに情報へアクセスできるようになりました。

このように、 インターネット上の情報を見に来る人々が増えていく中で、GMO NIKKOをはじめとするインターネット広告代理店はユーザーの興味・関心に基づくディスプレイやリスティングなど、閲覧者の目に留まるところに広告主の情報を出すお手伝いをしていました。

■SNSの普及で、インターネット上で誰もが発信する時代に

そのような、発信者対多数の閲覧者という使われ方が主流だったインターネットに、FacebookなどのSNSが登場します。リアルのネットワークと対応した個々人の情報発信が容易になり、多数の閲覧者だった一般ユーザー自身が発信者となる、多数対多数の時代になったのです。特に、Facebookはユーザーの個人情報の粒度が細かいところが画期的でした。ターゲティング精度の高い広告の発信ができるようになり、インターネットの広告ビジネスも新しい活用が可能になりました。

2007年のスマートフォン発売を受け、私たちは手元でSNSにアクセスすることが当たり前できるようになりました。2010年にFacebook社、2011年にTwitter社がそれぞれ日本法人を設立すると、日本における両社の利用者数も大きく増加し、自社のマーケティング活動への活用を推進する広告主の企業も増えてきました。

■GMOユナイトエックス株式会社設立

GMO NIKKOは生活者が集まるメディアのマーケティング活用に対して、いち早く取り組んでいましたので、ソーシャルメディアの利用者増加に合わせてSNS関連の取り組みも拡大し、2013年当時にはTwitterの売上代理店としてNo.1にもなりました。

そのころ、広告主であるクライアント様からの新しいご要望としてブランドの認知や理解を上げるためのSNS活用というテーマが生まれました。それまでのお取組みの主流は、厳密な効果計測ができるダイレクトレスポンスのアクションがメインでした。GMO NIKKOとしては、SNS広告に取り組んでいた素地があり、SNSを利用したブランド寄りの取り組みが成果を上げるようになっていたタイミングだったため、これからブランドの認知や理解の向上を目的としたSNS活用が主流になるのではないかと予想されました。

そこで、組織的にこの領域に注力したソリューションを提供するべく、SNSマーケティングに特化をした会社を作ることになりました。これが、GMOユナイトエックス株式会社の始まりです。

■GMOユナイトエックスがキャンペーンパッケージを続々とローンチしてきた背景



2018年5月の設立以降、GMOユナイトエックスではソーシャルメディアに特化したソリューションを続々とローンチします。LINEだけに目を向けても、インスタントウィン(※1)、レシート投稿型マストバイキャンペーン施策(※2)、OCR(※3)を用いたレシート投稿型のインスタントウィン施策を続々と提供しました。また、2019年にはTwitter・LINEを横断したキャンペーンパッケージも打ち出しています。
※1 応募したそのタイミングで当たり外れの結果が分かる懸賞システム
※2 特定の商品の購入を応募条件とするキャンペーンのなかでも、購入レシートの写真を応募することで参加者の商品購入を確認する形式のもの
※3 Optical Character Recognition/Reader 光学的文字認識。画像内や紙面の文字情報をスキャナやデジタルカメラなどで読み取って、テキストデータに変換する認識機能



 これらの取り組みは、「すべてクライアントのニーズから生まれてきたものだ」と代表の稲葉は言います。SNSの普及にともない、GMOユナイトエックスの競合となる企業も、続々と業界に参入してきました。そのような状況の中でも、数ある競合と勝負に勝つにはどうすればよいかという発想ではなく、お客様の「こんなことができないか?」という声にお応えするべく新しい価値や改善策を提供した結果が、新たなサービスローンチに繋がりました。
 GMOユナイトエックスの独自システムであるFanSpotの開発は、ブランドと生活者のコミュニケーション支援のスタンスが大きく影響しています。

■FanSpotはcookieレス化の時代に“顧客の顧客”の視点から生まれた

SNSを活用した階層型・マイレージ型のファンプログラム「FanSport」は、そんなクライアントの声とその先の生活者を大切にする視点から生まれました。

日本の人口が減少傾向にあるなかで、企業にとってはより一人一人の生活者にいかにファンになっていただけるか、お客様の生活シーンの中におけるサービスの質と量をいかに上げていけるかがより重要になっています。cookieレス化の流れがある今、ユーザー体験を考えたときにいかにユーザーにカスタムされた情報を提供できるかは重要です。これまで提供してきた様々なソリューションは、主に外部のパートナーとの連携した取り組みのため、制限が多く自由度が狭いという課題がありました。

こうして、GMOユナイトエックスの現在に至ります。FanSpotについてはこちらで詳しく紹介しているので、気になる方はぜひ見てくださいね!
https://www.fanspot.jp/

■GMOユナイトエックスはこれからどこへ向かっていくのか

GMOユナイトエックスの歴史は、ソーシャルメディアの普及とお客様の声とともに歩んできたことが分かりました。現在も写真投稿型サービスやショート動画のサービスが次々と登場し、SNSの在り方も日進月歩で変わっています。それに伴って私たち生活者も利用するサービスを移動していくわけです。

GMOユナイトエックスは「生活者の方々がいる場所で何をするべきか」という考えのもと、新しいチャレンジに取り組んで参ります。人々が集まる場所で企業が発信をする際に、ユーザーの体験がよりよいものになるように、サービスやクリエイティブを追求しつづけます。また、FanSpotのように自社開発のサービスやプロダクトづくりも大事にしていく方針です。

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