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カルナイはあの日4人いた

こんばんはぐみんグミです。
2021年11月27日(土)プリライ7thに参戦してきました。
2019年9月にマジLOVEキングダムを観て以来、たくさんのプリンセスと出会い、多くのオタク文化を学びました。

「どんな対価を払ってでも次のプリライには行ってほしい」
これはうたプリにハマり始めて半年も経っていない時に知り合った男性黒崎担に言われた言葉です。
おかげさまでこの度私はこの方と一緒にプリライ7thの現地へいくことができました。

チケット当選が2020年1月24日。当落発表がある時間、職場の会議室に閉じこもって1人作業をしながら当落メールを見て声をあげて喜んだ。
この前日、推しの誕生日だからと愚民絵師様を初めてお誘いして港北NTに行った。あの日も推しはかっこよかった。
翌月、絵師様からの刺激とご縁があってプリコンに一般参加し、(2月)
さらに翌月には推しカプのオンリーにサークルで出ていた。(3月)

怒涛のようにオタク文化を吸収し、さらにアウトプットしながら生きていく中で、
他のプリンセスたちがプリライの延期に悲しみ、疲弊していく様子がとても痛々しいと思いながらどこか客観視している自分が居た。
なぜならその素晴らしさを私はDVD映像でしか知り得なかったから。

1年半の休眠期間を経、
そして推しのいるグループ、QUARTET NIGHTの4分の1を欠いての開催となった来る11月27日…
私はどれだけこのライブに意味があり、「この日のために生きている」と多くのプリンセスが言っていたのかをよくよく理解することができた。

ST☆RISHのファンタジックプレリュードのイントロが流れ始めて、
咄嗟に次の曲はどうなるのだろう、と思いながら出番を待った。
上手側のスクリーンが開いて、3人が出てきた。
下手側のスクリーンは、そのまま。
音声のみにて完結する四重奏に混乱しながらも、「3人のQUARTET NIGHT」は完璧なパフォーマンスをした。
ダンスも今まで映像で見てきたどのライブよりもQUARTET NIGHTらしかった。
気迫が違うと言えばそれまでだけど、彼らの「強さ」と「本気」と言葉にできないメッセージを、会場にいた多くの人が感じとったと思う。

歓声禁止の会場に、あの瞬間歓声が上がった。
真っ赤になったステージ。真っ赤になった客席。流れる4人目の声。スクリーンに映し出される歌い手のいないスタンドマイク。ステージ上を何も言わずに一曲を踊り切った3人のリーダーは言った。「100%の形じゃないけど」と。

「QUARTET NIGHTと僕たちは、無事に皆さんの前に帰ってきました」
1人を除いて、他は何事もなく先に進んでいく。
これが私の愛した、強く逞しく、何者をも寄せ付けない王者たる姿。

黒崎蘭丸は、確かに存在する。だからここに居場所はある。
でも止まってはいられないから、早く追いついて。

激重感情と共に。

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