SBFとFTXが引き起こした仮想通貨停滞と今後の仮想通貨業界について
さて、2022年11月の仮想通貨業界はいろいろあります。そもそも仮想通貨を勉強しだして数年経ちますがいろいろなことがありました。今、業界を賑わしているのはSBFですが、彼は刑務所に入ることなく、アメリカの昼番組に真相を語るPRを開始しています。また、FTXを復活させる気でしょうか?アメリカ人は、アメリカのメディアによって大きくなったFTXに騙されて、まだお金を返してもらっていませんが、またアメリカのメディアは彼を大々的に取り上げることを開始しました。彼はもしかしたら、復活するかもしれません。その反対もありますが。どちらにせよ、FTXに資産がある人はほぼ100%返ってこないのは間違いがないようです。日本人なら、そんなのは信じられないかもしれませんが、仕方がありません。未曽有の事件ですからね。
そんな感じで、仮想通貨業界はさらに冬の時代に突入してしまいました。加えてアメリカの景気後退。アメリカのテック業界はいち早くこの景気後退の波を受けています。今後は、一般の企業にも波及していくのでしょう。さて、仮想通貨業界ですが、今後はさらに分散化というキーワードが重要になってくるみたいです。レイヤー0たる、PolkaDotは開発を強く前進していますし、AptosやSolana,Fantom,NEARなどのレイヤー1も着々と開発を進めています。クラーケンのCEOは、クリプトはマラソンだと言っていましたが、まさにそうで、人々の関心があろうとなかろうと着々とコツコツ開発を続けるしかありません。加えて、最近はSNSなどでいかにアピールするかがクリプトの売り上げにも左右するので、そちらも力を入れているようです。
この業界の儲けは、結局クリプトの販売によってもたらされます。クリプトは、そのチェーンのコンセンサスやトランザクション、バリデーターなどあらゆるところで機能する、いわば心臓のような存在です。そして、利益もそのクリプトを販売することで今後の10年、20年をビジネスで生き延びようとしているのが仮想通貨業界です。開発する方はそんなマラソンのようなスタンスで開発しているので、我々投資する側は、今後10年20年に一度は”自分にとってのビッグチャンス”がやってくるのかもしれません。そのため、あまりSNSの流行に飛びついて投資しても儲からないことはもちろんです。まあ、焦らずに自分だけのチャンスを待とうということです。焦らない。それよりも、コツコツとクリプトを買い集めるのではなく、日本円を貯めておいたほうがいいと思いますけどね。
バイナンスが日本に上陸したおかげで、かつてのバイナンスが日本人使用不可になる可能性があると囁かれています。バイナンスは、数百種類もの仮想通貨をコンバートできる存在なだけに、日本人が使えなくなると困りますね。もしも、そうなったら各種ウォレットDappsでスワップするしかないのかもしれません。あと、仮想通貨の購入も各ウォレットアプリでクレジットカードで直接買うことができます。例えば、MyEthWalletならH-Financeとか。H-Financeってなんやねんって思うけれども、買う方にしてみたら別に目的のビットコインなりイーサリアムが手に入ればいいわけで、別にどこで購入してもいいんですよね。
最近では、ATMでビットコイン・イーサリアム・ライトコインが買えるみたいですし。これも、どこが販売しているか分からないようなものですよね。そもそも、そんな分散化された通貨が仮想通貨なわけですしね。マイニングしたイーサリアムクラシックなんかも分散化されすぎていて、ビットフライヤーに入金するときなど、かなりの長い期間のチェックが入ります。そんな日本に合わせた仮想通貨取引所というのも、どうなんでしょうね?そこまでして、本当に使う意味があるのかと思ってしまいます。日本はどこかでブームが起こるとみんなが使うから、今回のバイナンスもいいPRになって多くの人たちが使うのではと思っています。
何がいいたいのかというと、まだまだ仮想通貨はこれからですよ、というお話です。