物理に微積は必要?【正しい「微積不要論者」になろう!】
受験物理の超難問に「微積は必要か?」があります。
これは人によって価値観が異なるため、永遠に答えは出ないでしょう。
僕なりの答えは
受験物理にとっての微積は小学生にとっての筆算
つまり、簡単に言うと、、、
ないに越したことはないけど、分からないなら使った方がいい
物理の公式の多くは微積を使って定義されています。
運動方程式、等加速度運動の公式、エネルギー保存則、磁場と電流の関係、、、
つまり、公式を覚えても微積を知ってないと、本当の意味でその式を理解したことにはならないのです。
僕のおすすめは、
① 微積を使って公式を理解する
② 微積を使って過去問を解く
③ 過去問で合格点近く取れるようになったら、微積の部分を省略して時間を短縮する
の順番で勉強するといいです。
実際に僕も受験生時代この方法で物理の勉強をしてました。
これって、小学生の筆算に似てません?
① まず、筆算の使い方を覚える
② 実際に計算問題で練習する
③ 暗算しても計算ミスがなくなったら、筆算をせずに答えを出す
小学生のとき、かたくなに筆算しないって人がいましたが、そういう人に限って計算ミス多いですよね。
微積も同じだと思っています。
かたくなに微積を使わないぞと言ってる人は、物理が伸び悩んでるなって人が多いように感じます。
ただし、ここで重要になのは、「微積を使ってる人が物理ができる」というわけではないということです。
そもそも物理ができる人は、そんなことで悩みません。
数学ができる人が筆算を使うかどうかで悩まないのと一緒です。
数学できる人がやってるのは、演習量を増やしたり、難問にチャレンジしたり、計算ミスを減らす方法を考えたり。
物理の微積の考え方を今一度見直してみてはいかがでしょうか。
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