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リバーブのかけ方の基本:スネアとリムショットで決める空間感
キシングでリバーブを適切にかけることは、
ボーカルをオケに馴染ませる重要なポイントです。
今回は、スネアやリムショットの広がりを基準にした
リバーブ設定について解説します。
@gclef.mc リバーブのかけ方のコツがあるらしいです!皆さん知ってましたか❓かとばさんありがとうございますー! #ファーストテイク #音楽教室 #ミキシング #メイキング動画 #レコーディング #解説動画 #dtmerと繋がりたい #dtm
♬ レインボーブリッジ ポジティブサウンドGMC - goto & ジークレフミュージッククリエーション
リバーブの空間感はスネアとリムショットで決まる
リバーブを設定するとき、
どのくらいの広がりを持たせるか迷うことがあると思います。
そんなときに役立つのが、
オケに含まれるスネアやリムショットの響きです。
スネアやリムショットの音は、
ドラムの中でも特に空間の広がりが分かりやすく、
ルームリバーブの基準として最適。
これらの響きを基にリバーブのサイズ感を決めると、
楽曲全体の統一感が出やすくなります。
リムショットの広がりを参考にする理由
リムショット(スネアのリム部分を叩いた音)は、
スネアよりも繊細で、
オケの中で自然な広がりを持つことが多いです。
このリムショットの広がり感に合わせて
ボーカルのリバーブをセットすると、
ボーカルがオケと馴染みやすくなり、
違和感のないミックスになります。
✅ 広がりすぎるリバーブはボーカルが遠くなりすぎる
✅ 狭すぎるとドライになりすぎてオケと分離してしまう
このバランスを取るために、
リムショットくらいの空間感を目安にしましょう。
リバーブ設定の具体的な手順
1.オケのスネアやリムショットの響きを確認
• どれくらいの広がりを持っているか耳でチェック
2.リバーブのルームサイズを決定
• リムショットの響きに近い空間感に調整
3.ボーカルにリバーブを適用
• リバーブの長さや密度を調整しながら、オケに馴染むようにセット
4.全体を通して違和感がないか確認
• ボーカルが埋もれすぎないか、離れすぎていないかをチェック
まとめ:リバーブを自然に馴染ませるコツ
✅ リバーブのサイズ感はスネアやリムショットの響きを基準にする
✅ リムショットの広がりに合わせると、ボーカルがオケと自然に馴染む
✅ 広がりすぎず、狭すぎない適切な空間感を意識する
リバーブは感覚で調整しがちですが、オケの要素を参考にすると的確に設定できるようになります。
ぜひ試してみてください!