リバーブを使う意味とは?ボーカルとオケを馴染ませるコツ
リバーブは、単なる「響き」ではなく、
楽曲の中で一体感を作るための重要なエフェクトです。
特にボーカルミックスでは、オケとの馴染みをよくするために
リバーブを適切に使うことが求められます。
今回は、リバーブの本質的な意味と、
オケとの一体感を生む設定のポイントについて解説します。
リバーブの本来の役割とは?
リバーブをかける目的は、
「同じ空間で演奏している」とリスナーに感じさせることです。
例えば、実際にバンド演奏をしていると、
ボーカルの声は楽器と同じ空間で響きますよね。
それと同じように、ボーカルだけが浮かないように、
オケと一体感を持たせるためにリバーブを使います。
リバーブなし → ボーカルが「別録り感」や「カラオケ感」が出る
適切なリバーブあり → ボーカルがオケと馴染み、自然な響きになる
この一体感を作ることで、
よりプロフェッショナルなサウンドに仕上げることができます。
スネアのリバーブに注目する理由
ボーカルにリバーブをかけるとき、
どの空間感を再現すればいいか迷うことがあります。
そのときの基準として最適なのが、
オケのスネアに使われているリバーブです。
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