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一ヶ月の間で冠婚葬祭に関わり、気持ちぼんやり


昨年12月に結婚式を挙げた。
今日、告別式に参加してきた。昨日はお通夜だった。

入籍は去年4月だったものの、まさか約一ヶ月の間に冠婚葬祭を経験するとは思っていなかった。それも夫側の親族としてである。急にいろんなことを経験してしまった。
亡くなったのは夫の祖父、家も近かった。籍を入れる前のお正月に初めて会って、そのあとは数える程しか会っていなかった。でも結婚式にも元気に参加してもらえたし、今年の元旦にも一緒にごはんを食べたので、良かった。良かったな。
夫の喪服姿を初めてみた、わたしのも初めてみせた。こういう初めてのことがまだまだこの先たくさんやってくるんだろうなと思う。

関わりは一番少ないのにわたしだけずっと鼻水垂れ流してて、参列していただいた方々はお前が?と思っていたと思うが、知っての通り(?)わたしはなんでもかんでもすぐ泣くタイプなのである。

こっちのお葬式に初めて参加したのだけど、宗派も恐らく違うだろうし住んでいる場所が全く違うので、なんだか見たことないものがたくさんあった。お経を読んでもらうときも、なんか知らない小道具が多かったりした。まあ最後に参加したのは五年くらい前のことなので、自分で覚えてないだけのこともあるかもしれないけど。
息子とその嫁です、とか夫に嫁です、とか紹介してもらうたびに、なんか気の利いた挨拶みたいなの考えとけばよかった〜〜とずっと思っていた。わたしもなんだか気づいたら歳だけは立派な大人になっているんだなと思った。


人間、焼いたあとは骨しか残らないということをあらためて思った。あっけないというか、なんだかそういう気持ちになった。あの肉体はもうこの世に存在していないんだなと考えるとまた泣けてくる。あの冷たい肌に触れたときも、みんなでお花をたくさん飾ったときも、マスクの下でずっと涙が止まらなかった。夫に先立たれたときのことを考えてしまう、どうしても。勝手にころすなと言われた。すまん。
いろんな人に挨拶をして、こうやってわたしはこっちの人間になっていくんだなと、なんかふんわりだけど思った。なんだか不思議な気持ちになった。

明日も休みてー。言えば休めると思うけど、あ〜休みてー。休暇が足りない。昨日は午前だけ仕事して今日は一日休みだったけど、別にフリーの休みじゃないので全然休まってない。もうすこしぼーっとする時間がほしい。
なんか、後悔のない人生を送っていけたら幸せだなあと思った。まだまだがんばりたいなぁ。漠然としすぎだけど。
帰りにコンビニで生ハムを買っちゃったのであとで食べよ。

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