
往訪の多いセカンドハウス
この度、三十年商店というところで書き手として参加することになりました。
三十年商店は、サイコノゾミさんと、しげやすさきさんが営む、(今のところ生活ブログの側面が強い)ウェブサイトの一つである。わたし含め13人の書き手が毎日、生活や思考の断片をここに書き残している。
(noteで毎日書けばいいのでは?)と、半年くらい前の自分だったら言ってると思う。それに対して今の自分としては「noteは自由度が高すぎる」と返答する。それこそがnoteの魅力ではあるし、享受できている部分でもあるけど。しかし7月からはじめたリアルな場所としての「週末喫茶店谷口」で思ったことを記録するには、なんか広すぎる感じがした。
そんな中、知人に三十年商店の存在をたまたま教えてもらい、その世界を垣間見ることとなる。そこにいる、いろいろなひとの投稿や暮らしをみていると、余白がちょうどいい気がした。映画『perfect days』を見ているときに近い感覚がある。
noteやインスタ、お店の新聞、フィジカルの日記、はたまたチラシの裏など、書き込む媒体は無数にある。そして媒体の持つ、広さや、混み具合、周辺環境なんかが、書く内容にも関与しているのではという仮説に至った。こう書いてみると物件みたいだなあと思う。
ちょうど書き手も募集しているとのことで、応募してオンライン面談をしておためしデビューを果たすこととなった。30年間毎日投稿という、ペットを飼いだすくらい覚悟が必要な気もしたが、今の「未来のおみせを思索している」自分にはぴったりの場所を見つけた気持ちが勝って、案外すんなりと応募に至った。
性質上、頻度としては新しい場所のほうに顔を出すことが多くなりそうなので、時間があればひと手間、飛んで遊びにきてください。
今のところ、週報みたいな投稿はここで続ける予定ではあります。雰囲気はかわるかもしれないです。それでも引き続きたのしんでくれると嬉しく思います。