早朝4時35分。僕らのうどんに七味をかけてあげましょう。1ふり目
う・ぃ・・ろう
う充たろう・・充(じゅう)たろうー
なに寝てんの?はよ起きれ
目の前にいるのは幼なじみの女の子
ではなく、40過ぎのヤクザに見える
男の先輩、張流(はる)さんがいた。
これが現実である。
充太郎「はっ!はっはぁ、えっえ?」
状況がわからず俺はそう言った。
張流「お前、冨田さん待たせてるから
はよ来いよ。」
俺は急いでリュックと伝票を持って
フロントに向かった。
当たってはいないが
漫画の棚から漫画が落ちた。
そこには可愛い女の子のえが描いてあった。
ちゃんとなおすか迷ったが何もせず
急いで階段をおりた。
ふと目の前にリュックが宙に舞っている。
俺はというと
寝そべるかたちで天井をみていた。
綺麗に見えた。
そのあと変な音と同時に
視界が真っ暗になった。
遠くのほうで張流さんの声がきこえた。
充太郎「・っ・・あ・・ぇっ」
声が出ない。
9月1日午前4時34分
仲間充太郎は死んだ。