【備忘録】2023年に読んだ本
なんとなく暇だったので今年読んでよかった本を思い返してみた。毎年思うことだが、いろんな種類の本を読みたい、たとえば小説とか、ビジネス書とか。なかなか難しいのだが。
ジャンルとしては、今年もやはり専門書が多かったが、下半期は特許・知財関連の本が多かった。未来への布石である。
トポロジカル物質とは何か / 長谷川修二
初めて読んだのは、大学院に入る前の3月だった気がする。今読んでも新たな発見があるし、何度読んでも楽しさを覚える。この本は一般書(入門書)に位置付けられているはずだが、物性物理が専門の修士の学生にとってもなかなか勉強になる。深層学習の原理に迫る:数学の挑戦 / 今泉允聡
流行りの深層学習について、理論的な側面から学べた。かなり面白かった。数学による主張がメインで実務にすぐに役立つわけではないが、「本質を理解したい」という人間の根源的な欲求にアプローチするもの。計測・センサ工学 / 田所嘉昭
センサについて系統だてて勉強した経験がないので読んだ。いずれ老いていく僕たちを100年活躍させるための先端VRガイド / 廣瀬通孝
AR「拡張現実」入門 / 丸子さおり
今後、XR関連技術は細く長く続いていく!イノベーション・オブ・ライフ / クレイトン・クリステンセン
今年読んだ中ではベスト。人生、キャリア、周囲との関係、誠実さについて。理系にもわかる知的財産法講義 / 大塚康英, 廣田浩一
教科書的な本。できる技術者·研究者のための特許入門: 元特許庁審査官の実践講座 / 渕真悟
実務に即して読んだ方がいいかなという気がした。新しい物性物理 : 物質の起源からナノ・極限物性まで / 伊達宗行
ちょっと古いけど説明が分かりやすい特許が世界を塗り変える : 技術覇権250年の攻防 / 井上岳史
特許が世界を変えた例がたくさん挙げられていた。知財戦争 / 三宅伸吾著
日本の知財が進むべき道はここにある!
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